ドラゴンランス 夏の炎の竜 上
パリン、スティール、ウーシャ。
第2世代の3人が出会って、物語が動いていきます。
「ドラゴンランス セカンドジェネレーション」は、短中編の集まりということで、やっぱり、外伝的な感じが強かったのですが、「夏の炎の竜」は、バリバリに本編です。
ということで、以下、ネタバレありです。
パリン、スティール、ウーシャ。
第2世代の3人が出会って、物語が動いていきます。
「ドラゴンランス セカンドジェネレーション」は、短中編の集まりということで、やっぱり、外伝的な感じが強かったのですが、「夏の炎の竜」は、バリバリに本編です。
ということで、以下、ネタバレありです。
ナルニアの第2章、見てきました。
原作は、まだ読んでいません。
映画としては、1作目よりも面白かったかな。
1作目は、アクションがけっこうなさけなくて、そこがリアルだったのですが、第2部は、子どもたちもナルニアで凄く経験を積んだ大人なので、なかなか渋いアクションを見せてくれています。
ただ、ストーリー展開は、けっこう唐突というか、後から考えると、???なところもあります。多分、原作を読めばなっとくいくところもあるのだと思うので、原作を早く読んでみたいと思います。
そう思わせる映画は、いい映画だと思います。
以下、ネタバレありです。
わたしは、よく考えると「ナルニア」も「ゲド」も、映画になるまで読んでないんですね。
自分が、ファンタジー読みだと思っていたのですが、実は、古典的なものにあんまりふれていないことに最近気がついてきました。
いろいろ周辺の解説なんかを読んで、知識はあるんですけどね。
まあ、今から読めばいいか(爆)
ということで、ゲド戦記の1巻目です。
第一印象。
「あぁ、地味だ(爆)」
自分の中で、ものすごく期待が膨らみすぎていたのかもしれません。
昔から、「名作」と聞いていた、あのゲド戦記です。名高いル・グウィンです。
でも、ちょっと待て。わたしは、ル・グインを昔読んだことがある。
サンリオSF文庫の「辺境の惑星」です。確か、竹宮 恵子の表紙にひかれて購入した。
でも、その本は、今はない。
そして、ル・グウィンを読み続けてはいない。
なんでだ???
もしかすると、そのときの印象も、「地味」だったのでは……。
以下、ネタバレありです。
知り合いにものすごく本好きな小学生の子がいて、ハリー・ポッターとかも、話題になる少し前ぐらいに、その子から教えてもらいました。
で、ハリー・ポッターの1作目が映画になったあたりのころ、
「ハリー・ポッター、大人気やなぁ。最近、面白い本は?」
と聞いたら、
「ダレン・シャン。ハリーより面白い」
と答えてくれました。
「どんな内容?」
「悪いハリー・ポッター」
と一言。
あんまり、話すのが得意な子ではなかった。
「へー、また読んでみるわ」
その「悪いハリー・ポッター」という言葉は、ものすごく印象に残っていました。
そして、わたしは、彼の見立てをけっこう信用しています。
ということで、あれから5年以上たってしまいましたが、約束通りダレン・シャンを読んでいます。
読んだ感想は、えーと、
「悪いハリー・ポッター(爆)」
です。
あぁ、彼は正しかったと。
最初は学園物なのですが、優等生がいない感じです。いかにもワル餓鬼という感じの子どもたちが主人公です。
このあたりの子どもの書き方は、あんまり夢がない感じです。
吸血鬼物で、1巻目はまだプロローグという感じです。だから、ものすごくはまる感じはない。
でも、題材的にひかれている部分はあります。
突然、誰かが自分のことを「特別」といってくれて、退屈な世界から連れ出してくれる。
どこか、そんな感じもする物語です。
最近は、わたしは1巻目でおもしろさをつかめなくなってきているみたいですので、これからにちょっと期待しておこう。
あれ、もうあんまり映画版のことは記憶から遠いのですが、こんなラストでしたっけ?
わたしの印象(記憶でないのでお間違えなく)では、映画は、もっと突き放した感じで終わっていたと思ったのですが。
なんとなくこの原作では、その突き放した感じがなくなっています。
「ソフィー、これからどうするねん!!」
みたいな感想で、映画は終わっていたのですが、こっちは、家族を見いだして救いのある感じです。
そして、信仰についても、ラングトンや読者に対して、ある一定の結論というか、考え方を示しています。
ということで、こっちの方が、映画版よりも、結論的にも好きです。
まあ、ある意味、原作の方が、キリスト教にある程度配慮しているともいえるのかもしれませんが。
しかし、ダン・ブラウンおもしろいです。
わたしは、「天使と悪魔」よりも、こっちの方が好きかもしれない。