謎の部分は、原作で?
ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛
ナルニアの第2章、見てきました。
原作は、まだ読んでいません。
映画としては、1作目よりも面白かったかな。
1作目は、アクションがけっこうなさけなくて、そこがリアルだったのですが、第2部は、子どもたちもナルニアで凄く経験を積んだ大人なので、なかなか渋いアクションを見せてくれています。
ただ、ストーリー展開は、けっこう唐突というか、後から考えると、???なところもあります。多分、原作を読めばなっとくいくところもあるのだと思うので、原作を早く読んでみたいと思います。
そう思わせる映画は、いい映画だと思います。
以下、ネタバレありです。
まずは、4人の兄弟たちが、ナルニア国への再び行くシーンから。
わたしは、てっきりタンスが、ナルニアとの扉になると思っていたのですが、地下鉄でいきなりナルニアに拉致られます。
この展開には、ビックリ。
まあ、これは、ナルニア国の方で、彼らを召喚しようとした人たちがいたからで、その意味では、なっとく出来ないことはないのですが。
で、ナルニアの方で、彼らを召喚したのが、今回のタイトルでもある「カスピアン王子」なのです。角笛を吹いて召喚したから、「カスピアン王子の角笛」なわけですね。わかりやすい。素晴らしい(笑)
この王子さま、父王亡き後、叔父さんに王位を狙われています。そして、その叔父さんについに子どもが生まれたので、暗殺されそうになって、城から脱出。1そのときに、ナルニアの伝説の王たちを召喚する角笛をわたされるわけです。
「本当に、ピンチになったときにだけ、この角笛を吹いて下さい」
みたいなことを言われて。
そして、逃げる王子。追う叔父の部下たち。逃亡中の王子は、もう何年も前に滅びたと思われていたナルニア国の住人と出会う。
そして、叔父の部下に追い詰められる王子。
吹かれる角笛。
ピンチ、早!
しかし、なんでここまでピンチにならないと、吹いちゃいけなかったのかは謎です。
そして、その角笛の音で4人兄弟たちは召喚されるのですが、カスピアン王子とは、全然、別のところに召喚されています。
オイ、役に立ってへんで!
その他に、今までアスランはなにしていたんだとか2、ナルニア人、何喰って生きてるんだとか、いろいろな疑問はあるのですが。
たのしい映画なんだけれど、ところどころ雑なところを感じてしまうのでした。それは、「ロード・オブ・ザ・リング」とどうしても、比べてしまうからかもしれません。
セントールの動き1つ、ものすごく細かいところに、どうしても違和感を感じてしまったりするのです。
多分、監督が原作に惚れ込んで作った映画と、ディズニーが監督を選んで作った映画との違いなのかなぁと思いました。
でも、子ども特有のイライラをかいたりするのは、本当に上手にかけています。
さて、第3章までに、原作を読まねば。