ブライアン・ラムレイ,夏来健次,読書クトゥルー,タイタス・クロウ・サーガ,ディズニー,ドラえもん,ブライアン・ラムレイ,ホラー,ランドルフ,創元推理文庫,宇宙戦艦ヤマト,幻夢の時計

幻夢の時計 タイタス・クロウ・サーガ

そういえば、栗本 薫と同じく、この人のクトゥルーもしゃべるねぇ。
まあ、ナイアーラトテップが喋るのには違和感がないのだが、クトゥルーやヨグ・ソトースが喋るのはどうかと思うぞ。
多分、コズミック・ホラーが、わかってない(笑)

でも多分、コズミック・ホラーではなくて、エンターテイメントとしては(というか、ディズニーランド的なラヴクラフトランドとしては)、これで正しいという気もします。

今回は、夢の国の大冒険。
タイタス・クロウは、もはや探偵でも、ケイオス・シーカーでもない(いや、ケイオス・シーカーだったことは今までもなかったか)。
ただの凄いドラえもんです。
ランドルフ・カーターとか、夢の国の王たちも、宇宙戦艦ヤマトに乗って戦う感じで、そんなキャラだったかぁ~。

でも、おもしろい。そんなん、おもしろいにきまってるやんという感じのごった煮になってます。
いや、純粋にホラーが読みたい人には、向かないですけどね。
そして、やっぱりあらすじを読まされている感じは、ちょっとするんですけどね。

でも、あらすじとか、設定だけでおもしろいっていうのあるからなぁ。

しかし、これとか、「邪空の王」とかの題名を見ていると、漢字……というか、日本語って便利と思います。「邪」とか「幻」とか、どっから来たと思うし、そんな言葉あるかと思うけれど、違和感がないという。