大きなひとつのうねりになって
ドラゴンランス 夏の炎の竜 上
パリン、スティール、ウーシャ。
第2世代の3人が出会って、物語が動いていきます。
「ドラゴンランス セカンドジェネレーション」は、短中編の集まりということで、やっぱり、外伝的な感じが強かったのですが、「夏の炎の竜」は、バリバリに本編です。
ということで、以下、ネタバレありです。
アスキー,エンターブレイン
発売日:2003-09-24
いきなり、パリン以外のマジェーレ家の3兄弟が死んでしまったのには、ビックリです。
パリンとスティームが彼らの遺体を故郷に届けること、ウーシャがイルダ族から追放されること、そして、マジェーレ家でのタニスとキャラモンの様子が上巻のメインストーリーです。
タニスの息子はどうなっているの?
とか、まだまだ、糸が絡まらない部分もあるのですが、ものすごく大きな動きが感じられて、楽しいのです。
これ、映画にしたら絶対いいのに!!
と、最近、「ナルニア国物語」を見てきたわたしは思うわけです。