ミステリと言う勿れ4
遺産相続編が、完結。
まあ、無理のある話……1番の無理は整がそこにいるというところですしねぇ……を、それなりにしっかりと読める話にしているなぁと。
しかし、ミステリと言いながら(いや、いってないのか)、すぐにホラーの方にいきそうな危うさもあるなぁ。
実写だと、この整のおもしろさって、やっぱり表現できないですよねぇ。
整う自身の闇もそれなりに深いし。
リブートして、そして途中で止まってしまった「新・魔界水滸伝」です。
うーん、今回、全集に収録という事で、4巻続けて聞いていた(アレクサに読んでもらっていた)のですが、ちょっと苦しかったです。
まあ、前の「魔界水滸伝」は、なんというか特に知ってる妖怪たちのワチャワチャしていたところが大好きだったのですが、今回は、いきなりそれから切り離された感じでした。
なんか、今まで知り合いと楽しく遊んでいたのに、突然、知らない人たちのとろこに連れてこられた感じ。
とにかく雄介たちが出てくるまでは、まったくといってほど面白くないという。そして、やっと面白くなってきた感じがしてきたら、終わりになってしまいます。
というか、「魔界」もはや、関係なくないですかみたいになっているのが悲しい。空間的にも、時間的にも、壮大になっていっているはずなのに、「魔界」がないために縮んだように見える気がします。
もしかすると、ここから広がっていくのかもしれなかったのですが。