ボードゲーム,ボードゲーム日記,更新雑記ブラフ

ブラフは、おもしろいですね。

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ブラフ

ビンゴも終わって、やってきたのは、今日のお客さんとしてはめずらしい中学生から、高校生ぐらいの子たちです。

これは、「ブラフ」をせねばなるまいて。
もちろんこれは、わたしがそれなりの年齢の人たちと「ブラフ」がしたいという、それだけの理由によります。

いやー、このスプリング・フェスティバルの後、プロコアのゲーム会でも、大人と「ブラフ」をしたのですが、これがまた、幸せなひとときでした。

中高生の男の子2人と小学生っぽい男の子1人。普段なら、まず話しかけることもなく、話しかけたいとも思わない相手ですな。
でも、今日は、キミ達を待っていた(爆)

「サイコロ使って遊ぶ、すごい簡単なゲームです。やりましょう」

おっちゃんの勢いにビビったのか、はじめっからいい人たちだったのか、とりあえず遊ぶことに。

ちょっと、ビットのルールが小学生の子には難しかったのか、自分の番になると、何回か下げようとしていました。

「上げるか、『ブラフ』って言うかしかないねん」

中高生の子たちは、しっかりとルールを把握したようです。
と、その割には、思いっきり高い目をビットしてきます。

「『4』が15」

4人でやっていますからね。サイコロは、最大で20個です。目の出る確率は、1/3ですから、7つぐらいが妥当なところ。
自分の目がすべて『4』だったところで、あと15個のサイコロのうち10個が『4』でなくてはならないこのビットは、あまりにも無謀でしょう。

「いきなり、そんなにあげんでもいいねんで。確率的に、やばいで」

というアドバイスはいちようしましたが、これでいくとのこと。当然、次の手番の子は、

「ブラフ!」

です。

サイコロをあけると、『4』は、8つ!サイコロ7つ分も違うじゃないか!!
一気にサイコロが7つ減って、その子は終わってしまいました。

ここで、考える。
うーむ。小学生ぐらいの子を相手にしていたら、まあこれは練習ということにして、もう1回はじめからやるのだが……。゜

「すぐ終わるし、終わったら2回戦するから待っててね」

この調子だと、後の2人もすぐに終わっちゃうかと思ったんですね。
でも、あと2人、この子が跳んじゃったのを目の当たりにして、どうもコツを掴んじゃったみたいなんですねぇ。

ここからのサイコロの減り方が、けっこうローペースでした。

小学生の子が跳んだときには、わたしのサイコロ2個、中高生の残りの1人のサイコロが3個の合計5個でした。

「ちょっと、むこう見に行ってくるわ」

さすがに、最初に跳んじゃった子はちょっと待ちくたびれた感じでした。小学生の子を連れて、「カラバンデ」の方に。

わたしと残った1人は、もう、真剣勝負です。
サイコロの数が少なくなると、「★」の勝負が多くなってきます。

「『★』2つ」

とか言った場合、けっこう相手のサイコロ本当に『★』2つあることもあります。
だからといって、数字で上げるのは苦しい。自然、次も『★』で、ビットがどんどんあがっていく感じです。

最終的には、わたしが勝ちました。

さぁ、もう1回戦。
と思ったら、連れがいませんねぇ。
というか、「カラバンデ」が始まっております。

「もう1回したかったけどなー」

とこれは、未練たらたらのわたしです。

「なかなか、サクサク進んで、でも、けっこうドキドキしますね」

なかなか、キミ、いいこと言うね。
わたしは、それを伝えたかったのだよ。

少なくとも、1人には伝わったようで。

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プロコアゲーム会に行ってきました。

5人ほどで、3時間ほど遊んできました。

「遺産相続」
「アウスライセル」
「フィルシーリッチ」
「ヒット!」
「モレール」
「ミスターダイヤモンド」
「ブラフ」

ぐらいいだったかな。

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東では、ゲームマーケット2003が開催されていた2003年3月23日、同日同時刻(?)大阪の西区民センターでは、スプリング・フェスティバルが開催されていたのでした。

「世界のボードゲームを広める会ゆうもあ」も、昨年11月の西区民祭り「文化のつどい」に引き続き、テーブルゲームのコーナーを出すことに。
わたしも、スタッフとして子どものゲームのお手伝いに行って参りました。

じつは、去年の11月の時点では、わたしはまだ「ゆうもあ」のスタッフではなく、「文化のつどい」には参加しておりません。
先輩スタッフのお話しされているのを聞くと、野外のテントでのゲームだったので、風が吹くとカードとかが飛びそうで、けっこう大変だったそうです。

今回は、西区民センターの室内ということで、かなり落ち着いて遊べるはず。
できたら、子どもだけでなくって、一緒に来ておられる大人も巻き込んで遊べると楽しいなぁという野望もあります。

やっぱり、子どもだけで遊ぶと、大人にとっては「子どもの時間」つぶしぐらいにしか感じてもらえません。でも、一緒に遊んでもらって良さが伝われば、

「ちょっと、子どもと一緒にプレーしてみようかな」

という人も増えてくるかもしれません。

ちょっと、遠いところからの参加ということで、10時スタートの会場にわたしが入ったのが、10時15分すぎ。
西区民センターの前には、すごい人だかりが。入り口のあたりには、いろいろ出店が出ていて、おいしそうなにおいが。

ボードゲームのブースは……3階!
階段をぐるぐるのぼって3階へ。
階段からすぐの最初のお部屋は、「てっちゃんのお部屋」でした。
かなり、大きなお部屋には、机がならべてあって、その上に線路が引かれ、多分Nゲージとかいうあの電車が走っておりました。
楽しそうだ!!

で、ボードゲームのブースは、お隣でした。
「てっちゃんのお部屋」に比べるとちょっと小さいお部屋です。

うーむ。3階のかなり奥の部屋ですか。ここまで、小さなお客さんたちは来てくれるのだろうか……。

もう、机の用意などはしっかりと先に来てくれていたスタッフたちの手でしてあります。
入り口の入ってすぐのテーブルには、「みつけてピカチュウしっぽでバンバン」が。
主にドイツゲームを中心に広めている「ゆうもあ」としては、日本のアニメのキャラクターを使ったゲームということで、とってもめずらしいゲームです。
でも、小さな子にもできる優れた認識ゲームです。

これは、まずは入り口では、ちょっと敷居を低くして、子どもたちが安心してボードゲームを始められるようにという大変高度な考えの上でのレイアウトとみた。

その奥のテーブルには、前回、すごく人気があったという「カラバンデ」がセットされています。
この前わたしも経験した、おはじきレースゲームです。
幼稚園の子がプレイするには、テーブルの背がちょっと高すぎるので、こっちは、小学生ぐらいの子対象という感じです。

他のテーブルには、ゲームはセットされていず、入り口の右側のテーブルにゲームがつまれております。

「ソロ」、「こぶたのレース」、「ガイスター」、「ミッドナイトパーティ」、「ようせいさがし」、「動物さがし」、「ブラフ」……。

うつぼゲーム会でもおなじみのゲームたちのなかでも、特に小さな子でも楽しめるものを中心に選りすぐられたゲームです。

それから、「チェス」、「入門用の将棋」、「中将棋(?)」。
ディスプレイという感じで、しっかりとコマがならんでおいてあります。
「チェス」は、クリスタルというか透明のコマで、けっこうきれいです。
スタッフの人にお話を聞いたところ、この中将棋は、普通の将棋と違って、取ったコマを打つことはできないそうです。また、やっぱり王将を取られると負けなのですが、成ると「太子」になるコマがあって、「太子」が盤上にあると、王将をとられてもOKなそうです。す、すげえルールだ。
「仲人」とか、なんか戦いにはそぐわないような名前のコマも。

「『なこうど』ではないよ」

そうですか。

お客様は、わたしが着いた時点では、小学校高学年ぐらいの女の子が1人。1人の女の子って、ゲームに誘いにくいんだよなー。
やっぱり、こっちはいかつい顔したおっちゃんじゃないですか。声をかけても、なかなか、警戒されてしまうわけです。まぁ、そういう警戒は、自分のみを守るためにけっこう大事なのだと思います。これが、3人ぐらいのグループになると本人たちもかなり強気になって、ノリもよくなるわけです。
あと、ゲーム自体も2人ですると考えると、けっこう限られてくるものがあります。
将棋、チェスなどのすぐれた2人用ゲームというのはあるのですが、コマの動かし方をしらないとなぁ。うーむ。

ということを考えながらも、まぁ、声をかけなきゃ始まらないということで、

「なんかゲームしましょうか?」

と出来るだけ優しく、優しく声をかけてみるわけですね。優しくといっても森のくまさんみたいな感じです。森のくまさんこわくないですが?わたしは、森でくまにあったらこわいです。しかも、後からついてきたら泣きそうになると思います……。

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ババンク

今回のゲーム会で、りんが大負けに負けて、どうあがいても上がってこれなかったのがこのゲーム。「ババンク」です。

「メビウス ゲームズ」のゲーム紹介では、こんなふうに書かれています。

http://www.mobius-games.co.jp/WinnigMoves/Vabanque.htm" title="ババンク">
恐ろしいギャンブルゲームです。

まったく、その通りです。

プレーヤーは、ギャンブラーです。
プレーヤーは、最初、チップをもらいます。チップには、「5」、「10」、「20」、「50」の4種類があります。これ重要。

人数によって決まった数のカジノテーブルがあります。
まずプレーヤーは、そのテーブルの上に自分の分身であるコマを順番においていきます。
どのテーブルにおいても、OKです。
この時点での作戦は、まぁ、人口密度の高そうなところに行くか、低そうなところを選ぶかぐらいです。それも、後の方の手番の人じゃないと選べませんが。

ゲームは、4ラウンドにわけられます。
4ラウンド終了後、1番お金を稼いだ人が勝ちです。チップの額面×1000が、もらえる金額になりますので、できるだけ高いチップをかせぎたいわけです。
しかし、各ラウンドで、プレーヤーが利用するチップの種類は固定されています。

1ラウンド目は、「 5」のチップ。
2ラウンド目は、「10」のチップ。
3ラウンド目は、「20」のチップ。
4ラウンド目は、「50」のチップ。

というようになります。

だーかーらー、1ラウンド目にめちゃくちゃ勝ったとしても、4ラウンド目にちょっと勝った人に一発逆転される可能性があるということです。
さぁ、きみは最後にチャンスを掴むことがてぎるのか?
というか、大事なのは最後の方だけ?いいのかそれで!!
というようなゲームです。

さて、それでは各ラウンド、どうやってチップを得ていくのかです。

まず、各カジノテーブルに、1人1枚ずつチップをおいていきます。

基本的には、自分のコマが止まったところにあるチップがもらえます。
そして、自分のコマは、0から4つ分時計回りに移動できます。
だから、次自分が移動したいと思っているところにチップをおいていけばいいわけです。

そのラウンド指定のチップがすべてなくなったら、次は、キャラクタカードの配置です。やっぱり順番に1枚ずつカードをカジノテーブルにおいていきます。

キャラクターカードは、1プレーヤーに3種類各1枚ずつ計3枚渡されています。
「収益増大」カード、「ブラフ」カード、「いかさま師」カードの3種類です。

さっき、「基本的には、自分のコマが止まったところにあるチップがもらえます。」と書きましたが、当然、これだけではおもしろくもなんともありません。多いところに行けばいいだけになります。
で、このカードで、その仕組みを変えちゃうわけです。

「収益増大」カードは、このカードのおかれたカジノテーブルのチップによる収益を増加させます。チップの価値が、おかれたカード+1倍になります。
つまり、1枚おかれたら2倍、2枚おかれたら3倍……と増えていきます。
このカードのたくさんのったところに移動すれば、入ってくる金額はでかくなります。

「いかさま師」カードは、このカードのおかれたカジノテーブルの他のプレーヤーの収益を横取りします。
つまり、この「いかさま師」のカードののったカジノテーブルにコマを止めているプレーヤーは、お金を得ることが出来ません。
そして、カードをおいていたプレーヤーは、だましたコマの分だけ収益を得ることが出来るのです。
つまり、カジノテーブルに赤と青のコマがおかれていて、黄色の「いかさま」カードがおかれていたら、赤が得るはずの収益と青が得るはずの収益、両方とももらえるわけです。当然、赤と青にはなんにも収益を得ることが出来ません。
だから、このカードのところには、移動してはいけない。

最後の1枚「ブラフ」カードは、何の効果もありません。相手に、「何のカードがおいてあるんだ」と迷わせるためのカードです。

もちろんカードは裏向き、おいた人以外は何のカードがおかれているのかわかりません。

カードがすべてカジノテーブルにおかれたら、次はコマの移動です。

すごいお金がたくさんのところにカードがいっぱいのっていれば、そこにコマを動かせば一括千金のチャンスかもしれません。
でも、そのなかに誰かの「いかさま師」のカードが混ざっていたら、コマを動かすと他のプレーヤーに利することになってしまいます。

一番安全なのは、何にもカードがのっていないところ。そこなら、必ずおかれたチップ分だけの収益を得ることが出来ます。
でも、それでは、一夜にして大金持ちの夢は見られないかもしれません(笑)

全員、コマを動かしたら、カードを裏返して収益の計算をします。
これで、1ラウンドが終了です。

次のラウンドは、所持金のたくさんある人順にプレーしていくことになります。

あと、新しいラウンドに入ったとき、今までカジノテーブルにおかれていたチップは、クリアされません。
だから、2ラウンド目は、「5」のチップがいっぱいおかれたカジノテーブルの上に「10」のチップをさらに上乗せしていきます。
だから、4ラウンド目「50」のチップをおくときは、もうカジノテーブルはチップでてんこ盛り状態になっています。

で、じっさいのゲームなのですが、わたし、1ラウンド目も、2ラウンド目も、収益まるでなしでした。

これはもう、見事なほど人の「いかさま師」にだまされておりました。
行動、読まれまくり。
いちよう、自分の「いかさま師」カードも同じところにおいたりして、

「ほら、ぼく『収益増収』カードおいたよ。自分のカードだから安全だよ。みんなおいで」

という感じで、フェイクかけて誘ってまでいるのですが、だーれも罠にかかってもくれない。

なぜか、お金が入る人は、「収益増大」カードと自分のコマで稼いで、「いかさま師」でも稼いでいます。

堅実にカードがないところで稼ぐ人もいて、性格が出ます。

3ラウンド目。はじめての収益。ちょっと、ホッとしました。
3ラウンド目だと、もらえるお金もけっこうな量です。
もちろん、他の人とは、単位がいくつも違っているのですが……。

そして、最後の4ラウンド目。
もう、逆転するには、あのチップが一番たくさんあるカジノテーブルで勝負するしかないでしょう。
幸い、みんなも、そのテーブルには、山のようにカードをおいています。

あれが全部、「収益増大」のカードなら……フフフ。

夢が見られるのなら、夢を見なければならんでしょう。
わたしの「収益増大」も、おいておこう。

でも、そのカジノテーブルには、誰もコマを移動させません。
移動の最後は、わたしです。

うーむ。どうしよう。
まぁ、俺は夢にかけるぜぃ

キャラがかわっています。

ギャンブルなんかに、夢をかけちゃダメです。
みなさんがおいてくださったカードは、みごとなぐらい「いかさま師」ばかりでした。

ま、負けたって悔しくないもん。
こ、このゲームで勝つってことは、悪い人ってことだもん。
わ、わたしはいい人だから、こ、こんなギャンブルゲームは、むかないんだ。
む、むくのはきっと、もっと、ダーク・サイドに足を突っ込んでる人だ~~。

これも、けっこう頭を使いますので、元気なときにすべきゲームだと思いました。
子どもとやってももりあがりそうなんですが、題材がバクチなので難しいなぁ。
むむ。いまだに悩み中です。