スプリング・フェスティバル その13 ちょっと大人っぽく

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ブラフ

ビンゴも終わって、やってきたのは、今日のお客さんとしてはめずらしい中学生から、高校生ぐらいの子たちです。

これは、「ブラフ」をせねばなるまいて。
もちろんこれは、わたしがそれなりの年齢の人たちと「ブラフ」がしたいという、それだけの理由によります。

いやー、このスプリング・フェスティバルの後、プロコアのゲーム会でも、大人と「ブラフ」をしたのですが、これがまた、幸せなひとときでした。

中高生の男の子2人と小学生っぽい男の子1人。普段なら、まず話しかけることもなく、話しかけたいとも思わない相手ですな。
でも、今日は、キミ達を待っていた(爆)

「サイコロ使って遊ぶ、すごい簡単なゲームです。やりましょう」

おっちゃんの勢いにビビったのか、はじめっからいい人たちだったのか、とりあえず遊ぶことに。

ちょっと、ビットのルールが小学生の子には難しかったのか、自分の番になると、何回か下げようとしていました。

「上げるか、『ブラフ』って言うかしかないねん」

中高生の子たちは、しっかりとルールを把握したようです。
と、その割には、思いっきり高い目をビットしてきます。

「『4』が15」

4人でやっていますからね。サイコロは、最大で20個です。目の出る確率は、1/3ですから、7つぐらいが妥当なところ。
自分の目がすべて『4』だったところで、あと15個のサイコロのうち10個が『4』でなくてはならないこのビットは、あまりにも無謀でしょう。

「いきなり、そんなにあげんでもいいねんで。確率的に、やばいで」

というアドバイスはいちようしましたが、これでいくとのこと。当然、次の手番の子は、

「ブラフ!」

です。

サイコロをあけると、『4』は、8つ!サイコロ7つ分も違うじゃないか!!
一気にサイコロが7つ減って、その子は終わってしまいました。

ここで、考える。
うーむ。小学生ぐらいの子を相手にしていたら、まあこれは練習ということにして、もう1回はじめからやるのだが……。゜

「すぐ終わるし、終わったら2回戦するから待っててね」

この調子だと、後の2人もすぐに終わっちゃうかと思ったんですね。
でも、あと2人、この子が跳んじゃったのを目の当たりにして、どうもコツを掴んじゃったみたいなんですねぇ。

ここからのサイコロの減り方が、けっこうローペースでした。

小学生の子が跳んだときには、わたしのサイコロ2個、中高生の残りの1人のサイコロが3個の合計5個でした。

「ちょっと、むこう見に行ってくるわ」

さすがに、最初に跳んじゃった子はちょっと待ちくたびれた感じでした。小学生の子を連れて、「カラバンデ」の方に。

わたしと残った1人は、もう、真剣勝負です。
サイコロの数が少なくなると、「★」の勝負が多くなってきます。

「『★』2つ」

とか言った場合、けっこう相手のサイコロ本当に『★』2つあることもあります。
だからといって、数字で上げるのは苦しい。自然、次も『★』で、ビットがどんどんあがっていく感じです。

最終的には、わたしが勝ちました。

さぁ、もう1回戦。
と思ったら、連れがいませんねぇ。
というか、「カラバンデ」が始まっております。

「もう1回したかったけどなー」

とこれは、未練たらたらのわたしです。

「なかなか、サクサク進んで、でも、けっこうドキドキしますね」

なかなか、キミ、いいこと言うね。
わたしは、それを伝えたかったのだよ。

少なくとも、1人には伝わったようで。