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太陽の黙示録14

舷一郎は、人の正の部分を信じます。
それは、負の部分の感情を甘く見ているということではないかと思ったりもする。

いつか、二択を迫られたとき、彼は選べるのだろうか?

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PLUTO4

「本当に優秀なロボットは、間違えることすらする」

強い自制力を持ちながら、それを越えて殺人すら犯すことが出来る。それこそが、ロボットを越えるロボット。

本当につくりたいのは、ロボットではなく、人間なのか?

でも、完璧な人間は、殺人を犯さないのでは?

浦沢直樹は、そういう問いに正面から答えを出さない気がする。そこだけが、ちょっと不安だ。

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覇-LORD-7

董卓が昔は義賊だったというのは、なんか聞いたことがあるような……。

さて、どんな話が飛び出してくるのか。やっぱり、三国志はおもしろいです。

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太陽の黙示録13

絃一郎は、ちょっと自分が正面に立ちすぎな気がします。
それが、彼の魅力でもあるし、武器でもあるのですが。

もちろん、政治家として立ったときに、それまでの露出というのは、かなり大きな力ではあるのですが、諸刃の剣やからねぇ。

さて、正面切って、巨悪に宣戦布告。
これからが、正念場ですね。

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太陽の黙示録12

真実を見極めるというのは、難しいことです。

自分自身が、それを外側からながめられるといいのですが、たいがいは、そのまっただ中にいるのですから。

なによりも邪魔になるのは、「そこにある事実」よりも、「信じた自分のプライド」の方が、より重要になってしまったりするから。

1発の銃声。それは、それなりの信念によって放たれます。ただ、それが本当に正しいかどうかは……。