究極のロボット

手塚治虫,浦沢直樹,読書

PLUTO4

「本当に優秀なロボットは、間違えることすらする」

強い自制力を持ちながら、それを越えて殺人すら犯すことが出来る。それこそが、ロボットを越えるロボット。

本当につくりたいのは、ロボットではなく、人間なのか?

でも、完璧な人間は、殺人を犯さないのでは?

浦沢直樹は、そういう問いに正面から答えを出さない気がする。そこだけが、ちょっと不安だ。