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完 子どもへのまなざし

わたしのバイブルである「子どもへのまなざし」完結編です。

今回は、自閉症スペクトラムについてが中心でした。
もしかすると、私たちは、「わがまま」という言葉の意味そのものを考え直さなければならないのかもしれません。

なんか、当たり前のように言われて、常識として流布されている素人の教育が、実はわたしたちの子どもたちを生きにくくしているのかもしれない。

最近、わたしがよく思っていることは、「他人はかわらない。変えることができるのは自分だけ。」ということ。
他人を変えるのに、汲々となるのではなく、変わるべきは自分かも。
もしくは、どうしてもうまくいかないならば、その人からはなれるというのが正解のような気がします。

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「わらべうた」で子育て 入門編

「金がかからないから」

という理由で、なんの手も打たずに子育て指南だけしようとしていた政界の人たち。

どう考えても悪くしかなりようがない、今の「教育改革」。

暗い話の多い中で、こういう本を読むと多少元気になります。

阿部 ヤヱ,平野 恵理子, 福音館書店母の友編集部
福音館書店
発売日 : 2002-10-25

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続 子どもへのまなざし

自分の使命は、尊くて、しかも困難なものであることを認識させてくれる1冊。
そして、これから、どんどん、もっと困難なものになっていくことすら予想させてくれる。
それでも、その道を志すのなら、やっぱり目をそむけてはいけないのだと思います。
そして、誇りをもって。

最近、「幸せ」についてよく考えています。
物質的な幸せと、精神的な幸せについて。

若い頃だったら、けっこう気にしてなかったというか、避けてきた考え方なのに、なんか最近は、そういう考え方に頷く自分がいます。

物質的な幸せは、精神的な幸せとつながっていないなぁ。つながっていないというよりも、反比例しているのかも。

でも、今の物質的な豊かさを手放せるかと聞かれると、それは無理だという……。

この本は、あきらかにわたしの子どもへの接し方を変化させるだけの力をもった本でした。
それは、表面的なところでは、見えない変化なのかもしれませんが。

わたしたちの前にあるのは、希望でしょうか?絶望でしょうか?
それでも、何があっても、1歩1歩、子どもたちと歩いていかなければなりません。

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子どもへのまなざし

こういうのを読むと、子どもに優しくしないといけないと思います。
まあ、長続きはしないのですが……。

まあでも、短い間だけでも、そういう気持ちにさせてくれる、心をホッとさせてくれるというえのは、大切なことだと思います。

しあわせな子どもを育てるためには、自分がしあわせでなければならない。

実は、わたしはけっこう子どもに厳しい人です。
人間的に余裕がないのかもしれません。
好きなので、すぐにくっつきに行ったりはするんですけどね。

子どもと接する機会のある人は、読んでほしい本です。