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ダ・ヴィンチ・コード 下

あれ、もうあんまり映画版のことは記憶から遠いのですが、こんなラストでしたっけ?

わたしの印象(記憶でないのでお間違えなく)では、映画は、もっと突き放した感じで終わっていたと思ったのですが。

なんとなくこの原作では、その突き放した感じがなくなっています。

「ソフィー、これからどうするねん!!」

みたいな感想で、映画は終わっていたのですが、こっちは、家族を見いだして救いのある感じです。

そして、信仰についても、ラングトンや読者に対して、ある一定の結論というか、考え方を示しています。

ということで、こっちの方が、映画版よりも、結論的にも好きです。

まあ、ある意味、原作の方が、キリスト教にある程度配慮しているともいえるのかもしれませんが。

しかし、ダン・ブラウンおもしろいです。
わたしは、「天使と悪魔」よりも、こっちの方が好きかもしれない。

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ダ・ヴィンチ・コード 中

キーパーソン、ティービングの登場です。

映画でも思ったのだけど、やっぱり、この人かっこいいわ。

この解説は、映画の方が画像がすぐに出てきてわかりやすいのですが、こうやって、言葉で説明される方がドキドキする感じがします。

日本人的にはやっぱり、

「それって、そこまで衝撃的なのか?」

ということはありますけどね。

しかし、それが人を「天国」に導くというのなら、義務ではなくて、気持ちよさも感じなきゃいけないと思ったりするのですが。
というか、もともと、性に関することというのは、もっとおおらかなものだったんでしょうねぇ。

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ダ・ヴィンチ・コード 上

まわりの話を聞いていると、前作の「天使と悪魔」の方がおもしろかったという感想が聞かれたのですが、こっちも、なかなかおもしろいです。

派手さは確かに、「天使と悪魔」の方で、「ダ・ヴィンチ・コード」の方は、移動距離も少ないです。だから、物理的なジェットコースターに乗ってる感じはないんですけども、それでも、知識(ウンチク)のジェットコースターって感じで、楽しい。

「えー、ダ・ヴィンチ、ホモだったの~」

とか(笑)

映画では、変!とかおもっていたシーンも、登場人物たちが、一緒に、

「そんなことありえない」

とか思ってくれると、安心します(笑)
だから、映画よりもよいと思います。

もちろん、画像の謎解きとかは、どうしても、映画や映像にはかなわないんですけどね。

2巻目も、楽しみです。

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天使と悪魔 下

3巻目は、真犯人謎解き編です。

東京の行き帰りの電車の中で、一気に読みました。ジェットコースター健在です。
↑ こんな風に、1冊の本を集中して読むということは、ほとんどありません。

まあ、推理小説の最終巻ということなので、ネタばれありということで、続きを隠します。

ダン・ブラウン,Dan Brown,
越前 敏弥
角川書店
発売日:2006-06-08