頭脳絶好調

ダン・ブラウン,読書,越前敏弥

天使と悪魔 下

3巻目は、真犯人謎解き編です。

東京の行き帰りの電車の中で、一気に読みました。ジェットコースター健在です。
↑ こんな風に、1冊の本を集中して読むということは、ほとんどありません。

まあ、推理小説の最終巻ということなので、ネタばれありということで、続きを隠します。

ダン・ブラウン,Dan Brown,
越前 敏弥
角川書店
発売日:2006-06-08
 

しかし、中巻でしたわたしの推理が、バッチリだったのは、ちょっとビックリしました。

うーん、わたし頭脳絶好調ですなぁ。
というか、推理小説としては、メチャクチャ簡単な、ひねりのないものだったのかもしれません。

でも、それでも、読ませるところが、けっこういいところです。

しかし、わたしは、いくつか言いたいことがあるぞ!!

 1つ目。ラングトン、あんま、役に立ってないぞ(爆)

えーと、この小説の主眼に、連続殺人が起こるので、次に殺人が起こる場所を推理して、殺人をどこかで止めるという物語のながれが1つあります。
それから、全体的なながれとしては、危険な爆弾になっている「反物質」を見つけて、安全にそれを処理するというのもあります。

これ、両方とも、全部失敗してます(笑)

まあ、「反物質」の方は、危なくない上空で、爆発させることができて、被害はあんまりでなかったのですが……。でも、これも犯人の策略だったので、ラングトンが絡まなくても、別にそうなっていたという……。

2つ目。死ぬって。

特に、最後のあの落下(笑)
いや、たしかに、上巻で伏線はって、その上での落下なんですけどね。
でも、死ぬって。
わたしは、あそこの場面で、本気でラングトン・シリーズは、これで終わりだと思いました。

ところで、最後、ラングトン、カップルになったみたいなのですが、「ダ・ヴィンチ・コード」では、あの人、でてこないんですか??