世紀末が終わって、終わらない世界に生きている
世紀末 神々の終末文書 Truth in Fantasy 27
世紀末、いつの間にやら終わってしまいましたねぇ。
ただ、だからといって、明るい方にぬけた様子ではありません。
こういう終末的な感じというのは、周期的なものがあるのかもしれません。
このシリーズ、「Truth」というぐらいですから、題名からイメージするよりも、けっこう真面目です。
わたしの今までものの見方が、けっこう迷信にかぶれていたのがよくわかります。
いや、なんか、やっぱり黙示録とかには、謎の予言があってほしいじゃないですか。
でも、時代背景の中から、そういったものが成立していったこと、時代背景によって、そういったものがまた見直されていったことというのは、なるほどなぁと思います。
グノーシス派の考え方というのが、けっこう面白いです。