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STRONG WORLD ONE PIECE FILM

「ONE PIECE」の映画、見てきました。

基本的には、アニメというかテレビ見ない人なので、「ONE PIECE」のアニメの出来がどれぐらいかはしらなかったのですが、「デットエンドの冒険」は、旅行のバスかなんかで見たこありました。ちょっとだけ。あんまりおもしろくなくて、寝てた。

でも、今回は、原作の尾田 栄一郎が、総指揮としてかかわって、シナリオもかいてる…みたいな情報を聞きつけて、期待できるかも……ということで、行ってきました。

期待しすぎでした。

面白くないことはないのだが……。おもいっきり、子ども向けですね……。

いや、「ONE PIECE」は、少年マンガなんだから、子ども向けで正しいんですけどね。うーん、わたしが、「ONE PIECE」に求めているのは、どっちかというと、感動なんだろうなぁ。
そのあたりは、ものすごく少年向けを意識して作ってあるので、自分のなかのおもしろさにずれがありました。

ずーーっと、無駄な戦闘シーンばっかりの映画でした。全編クライマックス。それって、クライマックスないのと一緒だと。

だから、最後のナミのセリフの演出で、ちょっと見られる映画になったなぁと。
後で、インタビュー読んだら、そこは、尾田 栄一郎、全然、こだわってなかったみたいですが。

多分、尾田 栄一郎を映画に引っ張り出すにあたって、けっこう、監督はひいちゃったのではないかと。そんな感じがします。
本当のところは、わからないですが。

あと、マンガとアニメって、やっぱりリズムが違う気がしました。
きっと、このシーン、マンガで読んだら楽しいのになぁというシーンも、特にキャラクターのシーンでは、いっぱいあって、惜しかったです。
動物のシーンは、まあ、映画の方が迫力あったと思うのですが。

まあ、マンガの「 ONE PIECE」という作品が、とれだけおもしろいもので、たとえそれを原作にしていても、越えていくのは難しいものかということが良くわかった今回の映画でした。

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私の中のあなた

映画「私の中のあなた」、見てきました。

もともと、ジョディ・ピコーの原作を本屋で見つけて気になって購入。

ねぇさんが読んで、「面白かったよ」。

「映画やっているから見に行こう」

という流れで、見に行きました。
わたしは、まだ、原作読んでいません。

で、映画の感想なのですが、えーと、映画上演中、ずーーっと、だだ泣きでした。もともと、すごいすぐ泣く人ですけどね。
今、ちよっと、感想かこうとして思い出したら、また、ちょっと泣けてきた。

最初の展開が、けっこう、過去と現在をいったりきたりして、??となったところもあったのですが、そこをこえると、没頭してしまいました。

まあ、泣く映画が、いい映画かどうかといわれると、微妙なところはあるのですが、ものすごく心に残る映画でした。
でも、どこかで、見たことが、聞いたことが、あるような話でもある。そんな映画でした。

原作とは、だいぶん内容が違うようで、それを聞いて原作も読まねばと思っていますが、わたしは、この映画の結論というか、もっていきたかったところが、とっても好きです。

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カムイ外伝

ねぇさんが、

「松山 ケンイチ、キャー!」

ということで、カムイ外伝、見てきました。

松山 ケンイチは、「DEATH NOTE」のL役がはまってて、けっこう期待していたのですが、出来は、期待はずれでした。

動きですが、マンガ通りを実写に。でも、それは多分、実写映画としては間違いだと思います。特撮(ワイヤーアクション?)でなんでも出来るからといって、忍者は人間なので、人間の動きの範囲内(もしくは、それよりもちょっと出ただけの動き)に、止めておくべきだったのじゃないかと思います。

昔、「スト2」のテレビアニメがあって、それの技の動きが、ものすごくリアルに感じたんです。竜巻旋風脚とか、スピニングバードキックとか、ゲームのなかの技をするときに、ゲームの動きではなくて、連続回し蹴りみたいな動きでみせていました。
あぁいう動きを、見せて欲しかったなぁ。

特に、飯綱落としは、そう感じました。
でも、変移抜刀霞斬りは、けっこういい感じだったと思います。

ストーリー的には、やっぱり、カムイ外伝は長すぎる気がします。これが、テレビシリーズだったりすると、けっこう面白そうな話にできた気がするのですが、2時間に納めようとすると、カムイがずーーっと追われていて、神経をすり減らしている感じがでないのです。
そして、カムイにその感じが出ない限り、スガルの疑いも、なかなか伝わってこないという……。

ところどころ、かっこよくないことはないんだけれど、たりないものがいっぱいある感じ。
おもしろさが、その足りないところを越えていたらいいのだけれど、越えるまでは至らなかった感じでした。

残念。

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ウルヴァリン X-MEN ZERO

「ウルヴァリン」見てきました。

X-MENでは、この人が1番人気みたいです。
わたしは、ウルビーも好きだけど、ローグとガンビットとマグニートーが好きです。あのあたりの三角関係……って書くと、やっぱり、「エイジ・オブ・アポカリプス」になっちゃうのですが1。かっこいいのです。

で、今回、予告編の方で、メチャクチャかっこいいガンビーの姿があったのでけっこう期待していました。
ロイヤルフラッシュとか、してたので。

でも、ガンビー活躍の場は、本当に、その予告編の場面だけでした(笑)ガンビット使いの妹に、オススメしなくてよかった~。

一緒に見に行ったねぇさんは、

「結局、あの人の力はなんだったの?」

と言ってました。まあ、わかりにくいわな。

ウルビーとガンビーは、キャラがかぶるということで、今までもあんまり出てなかったそうです。かぶるかな?わたしの中では、あんまりかぶらないのですが。
ガンビーは、小悪人という感じ。ウルビーは、野生の人だし。まあ、女、子どもに優しいというところは、よく似ているのですが。

で、ウルビーの方ですが、うーん、ちょっと消化不良な感じです。
まあ、元々が、謎ばっかりが多いウルビーですがらねぇ。

ところどころ笑わせるシーンが入るのが、最近のマーベル映画の傾向ですが、わたしは、ことX-MEN、ことウルヴァリンについては、笑いは不要で、ものすごく重いお話をつくっていった方がよかったような気がします。

ストーリーとしては、なんか善良な人の書き方とか、ものすごく良かったのですが、なんか、愛が足りない。なにが足りないのかはよくわからないので、もうそれは、愛が足りないとしかいいようもないものが足りないのです。

うーん、キャラを中心にしちゃったし、見る方もキャラに対する思い入れが強くなりすぎているのかも。

結局、敵は逃げちゃうし。なんか、「X-MEN」に続くのだというよりは、「X-MEN ZERO」の第2弾があるよ的な終わり方が、消化不良な感じを引き起こしているのかも。

うーん。

  1. これが、「X-MEN」の最高傑作だよなぁ。 []

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サマーウォーズ

「サマーウォーズ」見てきました。

もともと、たまたまネットで予告編を見たんですよ。その時は、「サマーウォーズ」に関する情報は、いっさいなしの状態で。
「細田 守監督作品」とテロップが出てくるのを「押井 守監督作品」だと思ったりして見てました。

「……押井 守、今度は、えらい爽やかな作品をつくるんやなぁ……」

とか思ってみていたのですが、その予告編だけで、けっこう、泣けてきたのです。山下 達郎の歌に、なんともいえない夏の田舎の風景。たくさんの親戚に、しっかりもののおばあちゃん。

ノスタルジーは良くわからないと以前書いたことがあるのですが、自分の中に、それがあることを、今回、確実に感じてしまいました。現代劇というか、ちょっと未来のお話なんだけれども、とっても、懐かしいにおいがしました。

それは、ショートバージョンの予告編だったので、OZとかネットの世界のことは全然なかったのです。で、具体的に、どんな物語かは、一切、わからなかったのですが、強烈に、この映画を見てみたいという思いが強くなりました。

で、すぐに、

「なーなー、映画見に行こう。アニメ」

という話になったわけですが、たいがい見る映画の好みはわたしの好みなので、一切情報なしに、

「いいよ~、いつ、どこでやってるのー」

と答えるねぇさんは、えらい人だと思います。そして、たいがい、映画を見る前には、

「なーなー、途中でねてたらゴメンな」

と、テンション低(笑)

調べてみると、滋賀県では、近江八幡でしかやっていない……。
ということで、大阪、梅田まで出て見てきました。

「うーん、聞いたことない映画やなぁ」(姉さん談)

まぁ、わたしは、その後、偶然、テレビでやっていた特集とか(キャイ~ンが紹介していた)とかを見たり、ネットでの評判を見たりして、おもしろそうだと期待していたのですが。
でもまあ、地方ではやっていない映画ですし、観客も少ないかなぁと思いながら映画館に行ったのですが、2時間前で、ほぼ満席。こんなにお客さんが入った映画は、久しぶりに見ました。

映画は、期待通りというか、期待以上の出来でした。
映画が終わって、映画館を出るときのわたしの感想は、

「これ、もう1回見たいな」

おもしろいと思う映画はいっぱいあるのですが、けっこう1本映画見ると疲れたちゃうので、見終わってすぐに、こんな感想を持つ映画って、すごく珍しいです。

以下、ネタバレありです。映画を見に行ってからお読みくださいませ。