ころぽっくるの家テーブルゲーム会,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2004年6月ころぽっくるの家がんばれコブタくん,こぶたのレース,ころぽっくるの家,ゲーム会,セット,子ども,熊の子ゲーム

こぶたのレース

運の要素は強いけど、盛りあがって、けっこう遊べるゲームの代表はスゴロクです。
ということで、ゲームになれていない子が多いときや、小さい子が多いときには、この「こぶたのレース」です。

ただ、やっぱり考えるところはほとんどないので、大きい子が、何回も繰り返して遊ぶには、物足りないかも知れません。

 

がんばれコブタくん

今回は、ゲームの後、「がんばれコブタくん」も登場。
「がんばれコブタくん」とはなにかというと、「こぶたのレース」のサーカスのコブタたちのコマの詰め合わせセットです。

コブタのコマは、「こぶたのレース」では、1色1つずつ合計7つのコマしかはいっていませんが、なんと、この「がんばれコブタくん」には、1色3つずつ合計21こものコマが入っています。

でも、ゲームのボードとかは入っていません。
で、なにをするかというと、サーカスのコブタたちのアクロバティックな積み木を楽しむのです。

これは、子どもたち、取り合いをしながら楽しんでいました。
こういうところも、いいですねぇ。

ちょっと、「がんばれコブタくん」も、欲しいです。
けっこう、高いんです。

熊の子ゲーム

今回、はじめて遊んだゲームは、多分、これだけかな。
「熊の子ゲーム」は、なかなか、良い感じのバースト系のゲームでした。

ゲームボードには、4つ穴があいてます。
そこには、4色の色が違うクマが、1ぴきずつ眠っています。

手番のプレーヤーは、サイコロを振ります。
サイコロは、6色。クマの色は、4色。
もし、サイコロと同じ色のクマのコマがあったら、そのクマを起こすことが出来ました。そのクマを自分の近くに持ってきます。
クマがいなくなった穴には、新しい他の3びきと色の重ならないクマを置きます。

さて、すごくオーソドックスなバースト系のゲームです。
手番のプレーヤーは、聞かれます。

「ねぇ、もう1回、サイコロふる?」

サイコロを振って、もし、サイコロと同じ色のクマがあれば、どんどん続けて、クマを何びきでもゲットしていくことができます。
でも、もし、サイコロと同じ色のクマがなければ、その手番で手に入れたクマをすべて、返さなければなりません。
もし、途中で、

「もう、やめる」

と宣言すれば、今まで手に入れたクマをもらうことが出来ます。

こうして、クマのコマがボードに4色揃わなくなるまでゲームを続けて、1番たくさんのクマをあつめた人が勝ちになります。

バーストするのは、1/3の確率です。
でも、相手はサイコロです。なかなか、微妙な確率で、4つ、5つ連続でとれちゃうときもあります。

だから、すごくその子、その子の性格が良く出るゲームだと思います。
しかも、ルールも、すごく簡単です。

なかなか、はじめてのバースト系のゲームとしては、よいのではないでしょうか?

バースト系のゲームは、けっこう足し算とかしなければならないことが多くて、ルール複雑なものもあるのですが、これは、メチャクチャ単純です。
でも、「いくか・いかないか」というおもしろさは、しっかりと押さえられています。

最近遊んだバースト系のカードゲームは、絵柄はカワイイのですが、ちょっとキツすぎというのがあって、わたし的には、こっちがオススメです。

ころぽっくるの家テーブルゲーム会,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2004年6月ころぽっくるの家ころぽっくるの家,ゆうもあ,ゲーム会,ハンカチ落とし,バルーンズ,子ども,学校,手さぐりゲーム,手探りゲーム,6ニムト

手探りゲーム

最初のゲームは、ゆうもあゲーム会でも大人気、お馴染みの「手さぐりゲーム」……ではなくて、なんとハバ社の「手探りゲーム」です。

このゲームは、袋に手を入れて、お題のカードと同じ形のものを見つけ出すというものです。
ただし、タカラの「手さぐりゲーム」と違っていて、手を入れる袋は、1人1袋ずつ持ちます。
だから、全員同じものが入った、同じ袋をもって、

「よーい、ドン」

で探します。
他の人の手に邪魔されたり、要領いい人に自分の近くにガメられたり((ガメる=独占する))ということは、ありません。
その分、まあ、興奮度は、「手さぐりゲーム」よりも、落ちちゃいます。
でも、落ち着いてゲームを楽しむという意味では、こっちの方が上かな。

なかに入っている品物ですが、こちらの「手探りゲーム」は、さすがハバ社ということで、木で出来ています。
まあ、タカラの「手さぐりゲーム」の場合は、プラスチックのゴキブリとかが入ってて、それはそれで、盛りあがるわけですが……。

まあ、上品さは、ハバの方が上ということにしよう。

これは、自分の袋に手を入れるということで、小さい子も、落ち着いて遊べるので、とっても、小さい子とかにも、なかなかわよいなぁと思います。

バルーンズ

アミーゴのカードゲームは、けっこうアタリとハズレの差が大きいなぁと思っています。

アタリだと、「6ニムト」や、「ハンカチ落とし」のように、定番ゲームとなるのですが、「レオナルド」とかは、1回も遊ばれないままです。

理由は、子どもむけすぎるという部分のせいかもしれません。

ただ、大人にはイマイチなゲームでも、子どもにとっては面白いというカードゲームも、存在します。
この「バルーンズ」は、メチャクチャ簡単で、偶然だけが勝敗を左右するようなゲームなのですが、なぜか、とっても、小さい子どもにはウケのいいゲームです。

子どもたちには、ルールの直感的な理解しやすさというのも、とっても大切な要素であるようです。
このゲームの場合は、自分の手札が、あっちこっちに移動しないという部分が、とっても、子どもに優しい部分なのだと思います。

年齢差のある子どもたちと遊ぶときは、どうしても能力差が出てしまって、勝ち負けが固定してしまうことがあります。
まあ、大人と一緒に遊んでいれば、適当にハンデをつけてもらえたりしますが、子ども同士の場合は、容赦なしのかなりサバイバルな状況になってしまいます。

そんなときに、手を抜かなくても、能力差があっても、勝ち負けが偶然で決まってくるこういうゲームが、1つあることは、やっぱり、大切なのだと思います。

やっぱり、小学校の中学年ぐらいになってくると、このゲームは、物足りないところもあるみたいです。
でも、低学年、幼稚園の子にとっては、勝つ可能性がある、そして、ルールを自分でしっかりと理解していると思える「バルーンズ」は、人気のあるゲームです。

ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2004年6月MMG,MMGテーブルゲーム会カメレオン,クク,コロレット,トランスアメリカ,ニムト,バケツくずし,ボードゲーム,汝は人狼なりや?,赤箱ニムト,MMGテーブルゲーム会

コロレット

「『クク』をゲーム会最後のゲームにしよう!」

と言って、レポートも終わるときれいだったのですが、「コロレット」が残っておりました。

えーと、やっと今回で、インストできるぐらいにルールわかってきました。
なんか、そんなにたくさんルールないんだけれど、慣れないゲームです。なんでたろう。2003年度の「日本ボードゲーム大賞」で「海外ゲーム・初心者部門」の大賞をとったほどのゲームなのに。
ちなみに、「2002年度」の日本ボードゲーム大賞、海外ゲーム・初心者部門で大賞をとったのは、「トランスアメリカ」です。うーむ。りんの苦手なゲームだ。

2位のゲームは、2003年度が「タブラの狼」、2002年度が「バケツくずし」で、2位のゲームの方がお気に入りかも(笑)

「コロレット」は、なんでだろう、なんだか難しいという感じがつきまといます。
あと、「赤箱ニムト」のことを書いているときは思い出しませんでしたが、「コロレット」は、とっても、「赤箱ニムト」に似ていると思います。
「コロレット」の方が、はるかに軽い感じではありますが……。

今回は、「ジョーカー」のカードは、手札になった時点でどの色のカードになるのか決めないとダメというルールでした。
今までは、そんなルールではなかったのですが、こっちが、正式なルールだったのかな?
もしかしたら、

「そういうヴァリアントルールでいこう」

という話があったのかもしれませんが、記憶が定かではありません。

ということで、6月のMMGテーブルゲーム会は、終了です。

ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,2004年6月MMG,MMGテーブルゲーム会ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・京都,アップル・トゥ・アップル,カンビオ,クク,ククカード,6ニムト,MMGテーブルゲーム会

ククカード(カンビオ)

新しい「クク」が出て、もう、速攻で手に入れて、そして、遊んでいなかった……。

この前(7月17日)の「ゆうもあゲーム会・京都」で、スタッフ勉強会のときに、

「新しい『クク』を1回もしていないので、遊びたい~」

と叫んでいましたが、実は、6月のMMGで遊んでいたということが、判明しました。
嘘つきですね。

いや、記憶が……。
たしか、あの時も、

『クク』がしたい~」

と叫んで、それから、みんなから、

変なクク1は、イヤやで!」

と、イジワル(?)をいわれていたような気がします。

えーと、だから、きっと、「クク」を遊んだはずです。
でも、覚えてないや。きっと、あんまり勝てなかったので、覚えてないんだな……。

えーと、ですね。
ゲーム会の終了の時に、みんな集まってきて、「クク」をするのは、とってもよい習慣だと思うわけです。
なんか、

「今日は、一緒に遊ばなかったけど、最後に遊べたよ~」

みたいな。
なんて言うか、余韻のある終わり方?

でも、「6ニムト」ですら、ラストみんなでするゲームにしては重いと思うんです。
「クク」か、「アップル・トゥ・アップル」あたり、どうでしょう。

  1. 「カンビオ」以外のルールのことらしい []

ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2004年6月MMG,MMGテーブルゲーム会ダミー,赤箱ニムト,6ニムト,MMGテーブルゲーム会

赤箱ニムト

みんなもってるけど、なかなか遊んだことがないゲーム(予想)「赤箱ニムト」で遊びました。

遊ばない理由は、今回遊んでみて、なんとなくわかった気がします。
それは、このゲームの出来がどうこうというのではなく、ただひたすらに「6ニムト」の出来が良すぎるというのがあると思います。
「6ニムト」は、シンプルでとっても、すっきりしています。
「赤箱ニムト」は、多少、シンプルさという面で、負けています。

というか、「6ニムト」は、ときに

「どれだそう?」

と考えることがありますが、軽いノリのゲームです。
一方、「赤箱ニムト」は、ずっと、

「どうしよう~」

と考え続けるがまん比べなゲームだと思いました。

だから、プレイした感覚が全然違います。

でも、「赤箱ニムト」を手に取ったときに、わたしたちが期待するのは、「6ニムト」みたいな雰囲気なんでないでしょうか。
で、「6ニムト」に、カードの雰囲気が似すぎていたり、日本語での名前が似ていたりするのは、もしかすると、「赤箱ニムト」にとっては、(商売的にはプラスかもしれませんが)ゲーム的にはマイナスだったかも。

「6ニムト」は、出来るだけ牛をとらないようにするゲームですが、「赤箱ニムト」は、できるだけ「緑の牛」(プラス得点)を取って「赤い牛」(マイナス得点)をとらないようにします。

「6ニムト」は、手番のないゲームで、みんな一斉に、

「せーのーで」

でカードを出します。でも、「赤箱ニムト」は、手番の人から1枚ずつカードを出していきます。
このあたりも、もしかすると、ゲームのテンポや重さに関係しているのかも知れません。
みんな一斉に出すのなら、

「まーいいやー。人が何出すかわからないから~」

てなことを考えて思考時間が短くなるのは、わたしだけですか?

自分の手番では、カードを1枚~3枚プレイします。
カードのならべ方は、「6ニムト」と同じ感じです。
ただし、「赤箱ニムト」のカードは、最初の列の頭になるカードを円形に並べます。ほら、「6ニムト」なら、最初に4枚並べておくカードですね。
人数によって、最初に並べておくカードの数はいろいろです。

円形に並べるのには意味があります。
なんと、このゲームでは、1番大きな数字と1番小さな数字はつながっていることになっています。
だから、「1」のカードをだしても、どこかの列を引き取る必要はありません。
「1」は、1番大きな数字の上に置かれることになります。

そして、列の5枚目の牛カードをプレイすると、その列を引き取ることが出来ます。

手番があると書きました。だから、基本的に、自分できめて5枚目をおくわけです。
だから、得な列の5番目にカードをおきたいわけですが、みんなそんなことを考えています。

そして、何が起きるか?
極端に、おいしい列というのは、潰されちゃって、けっこう全部の列が平均的になります。
↑ ちょっと、地味です。まあ、ときどき、極端なマイナスがデカい列というおそろしい列はありました。

こう、カードをおいてタネを蒔いて、他のプレイヤーが刈り取っていく様子を見るのは、なんとなく「ダミー」を思い出させます。
ただし、このゲームは、重い。

このゲーム、どう見ても、緑の牛よりも赤い牛の方が多いんです。
点数がプラスになったら、かなりよい順位だと思います。
このあたりも、このゲームが重く感じさせられるところです。

苦しかったり、重かったりするのが、決して楽しくないわけではないのですが、「6ニムト」とどっちやるといわれると……。

もし、全然、「6ニムト」と、まったくカードのデザインとが違ったら、また、違う評価になっていたような気も、ちょっとだけします。