プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,夏の日,子ども

妖精さがし

アレックス・ランドルフはあきらめて(「こぶたのレース」だけ残して)、新しいゲームを取りに行きます。

子どもたちが、次に選んだゲームは、「妖精さがし」と「色いろおふとん」の2つです。

わたしが選んだのは、「ジュニア・ラビリンス」と「クラウン」でした。
今回は、バランスを考えて選んでみました。

まず、子どもたちが選んだ「妖精さがし」から。

今回のルールは、「5枚集めたら」その人が勝利というルールで遊びました。

色のサイコロを3つ振って、そのサイコロと同じ色の組み合わせの「帽子」、「服」、「ズボン」を着た妖精のタイルを探します。

サイコロをコロコロとふって、「赤」、「青」、「黄色」が出たとします。
子どもたちは、忘れないように、

「赤、青、黄色…、赤、青、黄色…」

と言いながら探すわけですが、実は、このゲーム、小さい子にとってのステップがここにあります。

「赤」と「青」と「黄色」の条件を満たすタイルは、すべてのカードの中で1つしかありません。
でも、妖精が、「赤」、「青」、「黄色」と、今、子どもたちが唱えている順番に上から服を着ているとは限らないのです。

つまり、

「赤、青、黄色……」

と、子どもたちは探していますが、妖精は、帽子が「青」、服が「黄色」、ズボンが「赤」かもしれないわけです。
そして、そうなると、なかなか見つからないわけですね。

「ピコ・デュエット」の場合は、サイコロが2つで、妖精が2色です。
だから、サイコロの目が、「赤」と「青」の場合は、「赤-青」か、「青-赤」の2つだけを考えたらよいわけです。

でも、「妖精さがし」の場合は、「赤-青-黄色」、「赤-黄色-青」、「青-赤-黄色」、「青-黄色-赤」、「黄色-赤-青」、「黄色-青-赤」の6種類のうちから、正しい1つを見つけ出さなければならないわけです。

大人は、妖精の絵のなかの「帽子」、「服」、「ズボン」の3つの要素を見て、すぐに、自分の頭のメモリにある「赤」、「青」、「黄色」の3色に対応しているかを簡単に判断できるわけですが、子どもは、1つずつ確認していかなければならないわけです。

まあ、大人と子どもというよりも、「練習」と「慣れ」の問題かもしれません。
ということで、このゲームも、けっこう、得意・不得意が顕著に出ます。

わたしは、どちらかというと不得意だったのですが、あんまりゲーム慣れしていない2人よりは見つけるのが速かったです。

でも、最後の方は、お姉ちゃんが慣れてきて、けっこうスピーディに取っていました。
今まで生きてきた経験の差かな。
性格的に、お姉ちゃんの方は、こういうゲームに向いているということかもしれませんね。

クラウン

となりのおばさん1がやってきました。
一緒に遊ぼうということで、人数が多くなくなっちゃ遊べないゲームのチャンスということで「クラウン」をしました。

5人だと多すぎると思うのですが2、3人だと少なすぎると思います。

今回は、適正人数の4人でしたが、はじめのうち、全然、横取りがおこらなくて、わたし的にはビックリしておりました。

お姉ちゃんの3年生ぐらいになると、「取った。取られた」のおもしろさがわかってきます。
でも、妹ちゃんは、どっちかというと、それよりも、自分の前にできていくクラウンのおもしろさの方に惹かれた様でした。

  1. この人は、わたしの本当の伯母にあたります。 []
  2. 今、見てみたら2~4人までと書いてありますね。 []

プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,夏の日,子どもViva Topo,ねことねずみの大レース,ミッドナイト・パーティ,ランドルフ,子ども

ねことねずみの大レース

今日は、なんと2本立て!!
というか、こっちが本題だったのに、前置きが長くなって、はじまらなかっただけですが……。

アレックス・ランドルフのゲームは、子どもたちに却下されてしまったので、子どもたちのリクエストの「ねことねずみの大レース」

「ミッドナイトパーティ」には飽きても、「ねことねずみの大レース」には、まだ飽きていない様子です(笑)
このあたりの心理っていうのは、研究するとおもしろいと思います。
おとなしい、あんまり激しい変化を好まない人間って、よく似たルールで安心できて、しかも、ちょっとだけ雰囲気が違うというのが、好きなようです。

そして、慎重派のこの姉妹は、まず、1個目のチーズをとりあえず最初にキープする(笑)
この作戦、動かすコマが序盤で少なくなりますので、実は、けっこう悪い手ではないですね。

1回目は、ネコが全然動かずに、1ぴきも、ネズミが食べられずに終了。

「もう1回!」

のリクエストの元(やっぱり怪物ゲームです)、3回続けて遊びました。

それでも、やっぱり、最初のチーズをキープする2人であった。

このゲームは、勝敗がけっこうばらけるので、お姉ちゃんも、妹も、ニコニコです。

プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,夏の日,子どもにわとりのしっぽ,ねことねずみの大レース,ミッドナイト・パーティ

にわとりのしっぽ

去年のクリスマスに、サンタクロースが、「ミッドナイトパーティ」を持ってきているので、これは、家でも遊べます。

ということで、2人が選んできたゲームは、やっぱり強い「にわとりのしっぽ」と「ねことねずみの大レース」でした。

どっちかというと、おとなしい人たちで、簡単なゲームが好きです。
経験のあるゲームを選びがちなのは、そういう性格的なものも、関係あるかもしれません。

最初は、軽く「にわとりのしっぽ」
なんとなく、勝者は、やる前から決まっている気が……。

妹ちゃんの方は、記憶力、抜群です。
いや、抜群というほどでもないか?
少なくとも、わたしや、お姉ちゃんに比べると、いいです。
鍛えれば、グルッと1周できるようになるかもしれません。

「にわとりのしっぽ」は、純粋な記憶系のゲームです。
ランダムな要素というのは入りませんから、当然、勝敗は、ほとんど記憶力にかかってきます。
まあ、自分の目の前で、自分を抜かしていった相手が止まったりすると、勝利のチャンスはあるのですが、まあ、そうそう都合のいい話は、転がっていません。

でも、記憶系のゲームは、それでいいのだとわたしは、思います。
途中で、サイコロを振ったり、コマを動かしたりすると、覚えられないものが、よけいにわけわかんなくなっちゃいます。

ということで、3人なので、7つずつタイルをあけて、スタートです。
最初は、それほど、差が出ません。
進めるときも、1、2歩進んで、次の人にという感じです。

でも、ジワジワと差が出てきます。わたしとお姉ちゃんは、大体、向かい合ったところあたりにいるのですが、妹ちゃんのコマは、大分、わたしのコマに近づいてきます。

そして、なぜか、抜かすときって、一気なんですよねぇ。
5枚、6枚と、続き始めたら、速いです。

まあ、わたしは、最高ランクの人を2人ほど知っているので((どちらも、小学生の女の子ですが))、それに比べると見劣りはしますが……。

てなことを偉そうにに書いていますが、わたしよりは、はるかに速い(笑)

2手ぐらいで、半周して、予想通り、わたしとお姉ちゃんを抜き去ってしまいました。

おとなしいので、お姉ちゃんは、ふくれたりしませんし、妹ちゃんも、心得ていて、慎ましやかにしておりました。

まあ、得意・不得意は、あるからねぇ。

ころぽっくるの家テーブルゲーム会,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2004年6月ころぽっくるの家Viva Topo,おしゃれパーティ,ころぽっくるの家,ねことねずみの大レース,ゲーム会,子ども,果樹園ゲーム

ねことねずみの大レース

「ねことねずみの大レース」は、定番ゲームというよりも、オバケゲームと呼んだ方がいいかもしれません。

このゲームは、偶然の要素だけではなく、子どもたちそれぞれの「作戦」によって、大きく展開が変わってきます。

最初は、けっこう極端な作戦しかできない子どもも、だんだんと、いろいろ試してみて、いろいろな展開が楽しめます。

もちろん、最終的には、サイコロの目に左右されるのですが、それでも、自分でコントロールしている感じは、大人でも、充分に手応えありです。

このあたりの「いろいろな作戦を試してみたい」感が、わたし的には、ゲームのおもしろさです。
だから、どっちかというと、気に入った同じゲームを何回も遊んでみたい方かな。

 

 

おしゃれパーティ

最後のシメは、「おしゃれパーティ」でした。

これも、「何人でもできる」、「小さい子でも遊べる」ということで、最近は、自分で持っていてもいいなぁと思っているゲームです。

子ども用のゲームは、こうやってみると、「セレクタ」のゲームが、かなりレベルが安定しているなぁと思います。

日本語訳の(ときどき、ちょっと変な訳だけど)ルールもついているので、直接輸入しても困らないし……ハッ、いや、輸入する気はないですけれど……。

大勢でやると、自分の番がまわってきたら、アリだらけですごいことになっていることも、ときどきあります(笑)
今回も、そんな感じで、アリがかなりがんばっていました。

でも、このゲームの成功したら連続でOKというルールは、なかなか、考えられているルールです。

みごと、逆転して、テントウムシチームが勝ちました。

同じ感じの「果樹園ゲーム」よりも、わたし的には、こっちの方がお気に入りです。
なんでかな。
こっちの方を先にプレーしたという関係もあるかもしれませんが……。

ころぽっくるの家テーブルゲーム会,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2004年6月ころぽっくるの家ころぽっくるの家,キンダーメモリー,クラウン,ゲーム会,トランプ,子ども

キンダーメモリー

もう、この「キンダーメモリー」は、メモリー系ゲームの基本でしょうね。
基本なので、当然、持っていると思って、今調べてみたら、自分のリストのなかにはなかったです。

多分、「いっしょいっしょ」は、1番はじめに遊べるようになるゲームなのではないかと思います。
はじめのうちは、枚数を選らして、遊んでいくのもいいと思います。

ルールは、トランプの神経衰弱そのままです。
でも、トランプだと、どうしても、覚えるものが抽象的になっちゃうんですよね。
その点で、とっても子どもの生活になじみのありそうなあったかい絵を集めた「キンダーメモリー」は、本当に、小さい子にオススメです。

そして、場所を覚えることが出来ないわたしは、けっこうバンバン、本気で子どもに負けてしまいます(笑)

日本のメーカーが、この手のものを売り出すとしたら、どうしてもなにかキャラクターをつけたものになってしまうんでしょうね。
商売という意味では、それは、正しいのだと思います。

でも、大人としては、子どもの生活と関わっていくようなものを選んであげたいものです。

クラウン

「クラウン」も、小さい子でも、できるよいゲームです。
ただ、ゲーム自体を楽しむとなると、小学生ぐらいになっていた方がいいのかも。

「次に『5』の目を出せば、横取りできるぞ」

とかぐらいを予測しながら遊べるようになると、かなり楽しいです。

まあ、でも、そんな予測しても、その目がでるとは限らないし、全然、ゲームの勝敗には、結びついていかないんですけどね。

でも、淡々とゲームをやっていても、自分の前に出来上がっていくクラウンが単純に楽しいですからね。

「うわー。なんちゅうのやー」

という感じで、小さい子も楽しんでいます。

適正人数は、4人かな。
5人は、ちょっと多いと思います。