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カシュガル

定番の「カシュガル」。
始まったのが7時だったので、重いゲームはなし(「コンコルディア」のみ)で。

このときは、和邇乃児さんの勝利。

「こっちは、勝てなかったけど勝てるようになってきた」

と、和邇乃児さんはおっしゃいます。
実は、この前、おてばんでも負けた記憶が。

和邇乃児さん25点。でこねぇさん20点。りん18点。
良いとこなしですな。

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宝石の煌き

この日、ついに伝説が終わりました。

でこねぇさんが、和邇乃児さんに勝利しました。
苦節……多分……3カ月ぐらい。

とうとう。

そして、わたしは……まだ、1位とってない……。
今回、いい感じに、和邇乃児さんとでこねぇさんの作戦が被っていた感じだったのに……。何故?

でこねぇさん15点。りん12点。和邇乃児さん10点。

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コンコルディア

コンコルディア
8月2日(土)。
この日は、予定がはっていてゲーム会はなし。

なし……の予定が。

「午後7時からでもいいので、ゲーム会しませんか?」

という和邇乃児さんからのお誘いが。

これは、「コンコルディア」をしたいに違いない。
ということで、用事を済ませた後、「コンコルディア」をテーブルの上にセットアップして、和邇乃児さんを待ちました。

ちょっとだけ、先に、マップの配置とカードの並びを見て、わたしとでこねぇさんは、作戦を考えておく(笑・まぁ、これぐらいのハンデは必要)

以前は、表の全ローマ面でやったのですが、3人で全ローマ面というのは、ちょっと広くてゆるゆるな感じでした。
2、3人は、裏面のイタリア面の方が良い感じだと思います。

ということで、今回は、裏面の2、3人用のイタリア面でです。

前回から後、でこねぇさんと2人で遊んだり、おてばんで遊んだりしました。

おてばんでは、インストしたりもしたので、それで、あの中間決算というのも、意味がないわけではないなぁなどといろいろ考えていたのです。
まあ、中間決算で計算はしなくても、中間決算が起こるタイミングまでに、どれだけのことが出来るのかということを考えておくのは、けっこう大事だと思います。

作戦も、いろいろ考えていました。
特に考えたのは、「煉瓦」の確保です。

「煉瓦都市」以外の都市に家を建てるためには、必ず煉瓦がいります。

このゲーム、基本的に、リソースを生産するカードって、「長官」とミネルヴァの専門家の「石工」、「農夫」、「鍛冶」、「酒商」、「織屋」のカードだけ。あとは、「商人」を使った変換しかない。

「煉瓦」を生産することができる「石工」のカードは、何人でプレーしていても、ゲーム中1枚しか存在しません。
そして、「煉瓦都市」がなければ、このカードは意味がありません。

「長官」は、属州を指定して、その属州の1番価値のある資源を手に入れることが出来ます。そして、その属州の都市に家を建てているプレーヤーは、それぞれ都市に応じた資源を手に入れます。
「煉瓦」は、資源の中では1番安価なものです。で、この「長官」を実行したときに「煉瓦」を得るためには、ほとんどの場合、やはり、「煉瓦都市」に自分の家を置いておかなければなりません。

つまり、「煉瓦都市」は、「ユピテル」で点数にはならないけれど、いくつかは押さえておかないと、あとあと自分の家を都市に置くときや、「ミネルヴァ」のカードを購入するときに困ってしまうということが、ちょっとずつわかってきました。
まあ、「煉瓦」を手に入れるには、「商人」カードでの変換するという手段も残されているのですが、「商人」カードは、最初のデッキに1枚だけしか入っていません。そして、資源の1種類が「煉瓦」で固定されてしまうと、あと1種類しか扱えないという問題が出て来ます。
「粘土都市」が確保できない場合は、積極的に「商人」を手に入れたり、「外交官」で他のプレーヤーの「商人」の能力をコピーしていったりする必要があると思います。
この場合は、できるタイミングで「煉瓦」を量産しておかないといけないと思います。でも、そうすると資源の置き場に困ったりという問題も出て来ますので、いくつぐらい作っておいたらいいのかは、なかなか悩ましいところです。

まあ、「煉瓦」に限らず、「食料」、「道具」などの比較的安いリソースについては、「石工」、「農夫」、「鍛冶」などの専門家のカードを取っておくのはかなり大事ではないかというのが、これまで遊んでいた経験からの感じです。

ということで、今回の目標は、中間決算(しないけど)までに、「粘土都市」2つと「食料都市」、「道具都市」を1つずつ作ること。
「ミネルヴァ」のカードを1枚と「長官」か「外交官」あたりのカードを1枚手に入れられればよいなぁと。

これ、めいっぱい動いてですよねぇ。
「外交官」で「建築家」をコピーして、「建築家」して、「元老院議員」して。それを最大限に動かす。
そのかわり、織物とかワインは、中間決算までは捨てている感じです。

で、それをするための資源の数を計算してみます。
「煉瓦都市」×2には、 「麦」×2必要。
「麦都市」には、 「煉瓦」「麦」が必要。
「道具都市」には、 「煉瓦」「道具」が必要。

カードの方は出方しだいなところはあるのですが、「石工」と「鍛冶」のカードを手に入れるとして、さっきの都市に必要な資源と合計して、

「煉瓦」、4こ。
「麦」、4こ。
「鉄」、2こ。

ずつぐらいが必要。そして、多分、「煉瓦」は、カード購入の時に追加払いがあるのもう少し多い目に取っておかないといけない。

てなことを考えてプレーをしました。

割とうまくいった感じあったのですが、この方法だと、「葡萄酒都市」や「織物都市」が手に入らなくて、後からそこに都市を建てることがまったく出来ませんでした。

でも、都市の広がり方は、けっこう速いです。
「煉瓦」と「道具」の専門家を手に入れたので、「道具都市」が世界中に広がりました。そして、属州の数もけっこう広がりました。

最後は、やっぱりカードが点数ということで、カード購入の競争になります。

わたしが、ラスト1枚を購入して、「コンコルディア」のカードをゲットして。

「これで、終了!!」

さて、点数を計算すると、コンコルディアのカードで、なんとかギリギリ和邇乃児さんを逆転。
ギリギリ1位でした。

えーと、りん11点、和邇乃児さん108点、でこねぇさん93点。

さて、その日、ゲーム会も終わってから、風呂に入って、今日のゲームをつらつら思い浮かべながら考えていました……。

「これで終了!!」

と、「コンコルディア」カードをゲットして終わっていましたが、あと1周、わたし以外の人の手番があったような……。

ルール通りにあと1周あれば……。

3点差。
微妙な点差だ。

家が1つ建ってたりすれば、和邇乃児さんの逆転は充分にあり得ます。
失礼、いたしました。

ということで、「コンコルディア」は、もう1回遊ばないといけないゲームとなったのでした。

マック・ゲルツ,Mac Gerdts
ニュー・ゲームズ・オーダー
発売日 :

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カシュガル

〆のゲームは、久方ぶりの「カシュガル」。

また、ねぇさんが、「蹄鉄職人」の大博打モードに。

わたしは、真面目にがんばっていたのですが、いやーな感じで、「族長」で引いたカードが「農夫」2枚。

でこねぇさんは、2点の「麦畑」をけっこう引いているのだなぁ。

ということで、博打に勝ち、「農夫」も拾って、ねぇさんの勝利でした。

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キャメル・アップ

「キャメル・アップ」は、今年のドイツ年間ゲーム大賞、赤ポーンのゲームです。
わたしの予想では、今年の赤ポーンは、「宝石の煌き」だったのですが。まぁ、発表まで、「宝石」以外に遊んだことなかったということはありますが。

赤ポーン取ったということで、ゲームハウスでも購入しました。

最近は、日本語版が出た(出る?)そうで、それなら、それを待っても良かったなぁと思いましたが、まぁ、言語依存はまったくないゲームですので、どっちでもいいといえばいいのですが。

もう1この年間ゲーム大賞「コンセプト」も、おてばんで遊ばせていただきました。
楽しいけれど、ゲームかといわれると微妙なところでした。お題とかは、時事ネタもあるし。でも、たまに遊ぶにはいい感じでした。こっちは、お題のカードに日本語化必要で、しっかりされています。

ということで、「キャメル・アップ」です。

ラクダのレースです。
レースといっても、自分の担当するラクダがいるわけではありません。競馬みたいに、ラクダの順位をあてていく競馬(競駝?)系のゲームです。

1周のコースがあって、そこを5色のラクダが走ります。
ピラミッド型のサイコロ振り装置があって、まずは、このギミックが楽しい。
ピラミッドの中にはサイコロが5個入っていて、ボタンを押すと1つだけが出てくる仕組みになっています。
サイコロと同じ色のラクダが、そのサイコロの分だけ進みます。
サイコロは、1~3目しかなくて、基本的にラクダは団子になって進みます。

この団子状態をさらに混乱させるのが、同じマスにラクダが止まった場合、後から来たラクダは先にいるラクダの上になるというルールです。で、下のラクダが動く場合、上のラクダをのせたまま動きます。
うーん、「こぶたのレース」(笑)
きっと、サーカスのラクダなんです。

上に載って動くレースゲームとしては、子ども用ゲームに「カメのかけっこ」があります。
あれは、最初に決められた自分の色のカメを、他のプレーヤーからは正体をしられないように動かしていくゲームでした。

だから、ゲームのルール自体は、ものすごく新しいという感じてはなくて、説明を聞いているだけだといろんなゲームの寄せ集めな感じがします。

ただ、このゲームが他の競馬系のゲームと違うところは、レース中に何回も、「結果発表」のフェイズがあることだと思います。
普通の競馬系のゲームだと、レースの「予想」を修正することはできますが、「結果発表」は、1回だけです。その結果に向かってゲームを進めていきます。
「キャメルアップ」の場合は、6色のサイコロが全て振られるたびに、レースの途中で何回も「結果発表」のフェイズがあります。この途中経過が超重要で、コツコツと予想をあてていかなければなりません。

自分の手番に出来ることは、主に3つだけです。その中の1つだけを選択して実行します。

1つは、サイコロを振るです。1金もらえるタイルを受け取って、ピラミッド型のサイコロ振り装置で、サイコロを振ります。
ピラミッドから出たサイコロは、全てのサイコロが振られるまで、ピラミッドのなかに再充填されません。
つまり、例えば「赤」のサイコロが1度出れば、しばらく(すべてのサイコロが振られて再充填されるまで)「赤」のサイコロはもう出ないということです。

もう1つは、予想です。予想は、大きくわけて2つあります。
1つは、レース全体の予想です。これは、普通の競馬系ゲームにもよくあるものです。決算は、レースがすべて終わって順位が確定した後に1回だけあります。この予想はレース中にいつでも出来ます。もちろん、後になればなるほど予想はしやすくなりますが、早くしたプレーヤーほどたくさんのお金を受け取ることができます。これは、1位だけではなくて、最下位予想もあります。
もう1つは、6つのサイコロがすべてピラミッドから出るまでの間に、どの色が1位になるかという予想です。こちらを選んだ場合は、1位になると思うラクダのカードを取ります。ラクダのカードは、早く取れば取るほど高い配当金が貰えます。1位があてられなくても、2位ならば1金が貰えますが、そのラクダが3位以下になると1金支払わなければなりません。

3つ目は、「砂漠タイル」を置く。プレーヤーは、それぞれ「砂漠タイル」を1枚ずつ持っています。
このタイルをレース上のラクダのいないマスに置くことが出来ます。「砂漠タイル」は、ラクダがその場所にいることができないタイルで、ここでラクダの移動が終わった場合は、ラクダは1歩前進か後退をします。前進するか後退するかは、タイルを配置するときにタイルの裏表で決定されます。

こうして、「予想」、「結果発表」を繰り返して決算をしていきながら、どれかのラクダがゴールしたら、最終決算をして、1番お金を儲けていた人が勝利します。

最初は、予想する根拠なんてないわけですから、取りあえずサイコロを振る。
でも、何個かサイコロが振られれば、残っているサイコロから、あとどのラクダが進むのかというのは、見えてくるわけたです。
全体のレース予想という目標もあるのですが、この1回1回の予想というのも、けっこう難しくて熱いです。

なんせ、ラクダは団子になっています。サイコロは、1から3の目までしかないのに、出てくるサイコロの色の順番によって、6マスとか、9マスとか動いちゃうこともあるのです。

でも、安全に1金を稼ぐためにサイコロを振っていたら、次のプレーヤーの予想がイージーになりすぎることもあって、どっかで、リスクを承知で「エイヤ!」と予想のタイルを取っていかなければなりません。

これ、大人でもけっこう難しい。
そして、砂漠タイル。これ、今回は上手にあつかえなったのですが、けっこうラクダをあやつれちゃいます。

最後は、どの色のサイコロが、どの目を出すかという「運」がものをいうゲームですが、「運」だけでもなく、考えるゲームでした。

ねぇさん、このゲーム、けっこう強いです。度胸があるから、パッと飛び出す。わたしは、どうしても後追いになるので、なかなか勝てませんでした。

でこねぇさん38金。和邇乃児さん31金。りん24金。
圧倒的に弱い。

シュテファン・ボーゲン,Steffen Bogen
ホビージャパン
発売日 : 2014-08-10