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どろろと百鬼丸伝8

究極、そんな風に選べなくなってしまうよなぁと。
百鬼丸みたいに、目的が明確で、あんまり考えずに切っていく方が多分、楽。

そして、物語はSFっぽくなっていく。

梅田阿比,読書クジラの子らは砂上に歌う,ボニータ・コミックス,リアル,梅田 阿比,秋田書店

クジラの子らは砂上に歌う23

完結です。
圧倒的なエンドです。そして、魂形を完全に悪であるとせずに、人間に寄り添うものとして最後までえがききったのは、本当にこの作者のすごい物語の構成力です。

エピローグで語られているリコスのその後、チャクロのその後は、なんというか、あぁ、リアルな物語だなぁとわたしは感じました。
それは、人それぞれ、感じ方は違うかもしれませんが。

藤田和日郎,読書双亡亭壊すべし,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎

双亡亭壊すべし7

ついに双亡亭を作った坂巻 泥努が登場。
しかし、予想を超えた異次元の展開を、全部1つの作品にぶっ込んでくるところが、あいかわらず藤田 和日郎は凄いです。

別々に発想があっても、普通は混ぜないだろうと思う。それが繋がっていところが凄い。

読書,鶴谷香央理メタモルフォーゼの縁側,単行本コミックス,鶴谷 香央理

メタモルフォーゼの縁側4

同人誌即売会にとうとう売り子として参加する4巻目。
まあ、東京の人と地方では、イベントに対する距離感も違うとは思うのですが。地方だと、買いに行くだけでも一大イベントですからねぇ。

でも、直前になって、心がくじけそうになってしまうというのも、アルアルだなぁと。なんでしょうね、あの新しいことを始めたりするときのワクワク感とともにある重さって。
でも、それを超えた人だけが味わえるものが確かにあるかもと思いながら読んでいます。

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本好きの下剋上-司書になるためには手段を選んでいられません- 第五部 女神の化身3

トータル24巻目にして、第5部3巻目。嫁取りディッター編の後始末と、学園祭…ではなくて領地対抗戦です。

なんか、嫁取りディッターは、いろいろな視点で混乱していて(思惑が入り乱れていて)、まさかそこまで混沌としているとはとビックリしてしまいました。
そういう視点の違いによるゴチャコヂャは本当にうまいなぁと思います。1人称なのであんまりきにならないけれど、短編とかになるとそこが顕著になりますねぇ。

1人称のおもしろさと、難しさの両方を良くわかっている感じです。