悟空道4
悟空不在の「悟空道」。
けっこう、破門されてから長いこと悟空出てきません。
でも、そうやってみて、登場人物のそれぞれが、「空」を「悟る」物語なんだろうかとも思った。
いや、そこまで深くないかもしれないけれど。
悟空不在の「悟空道」。
けっこう、破門されてから長いこと悟空出てきません。
でも、そうやってみて、登場人物のそれぞれが、「空」を「悟る」物語なんだろうかとも思った。
いや、そこまで深くないかもしれないけれど。
もしかすると、拳志郎のお母さんでしょうか?この人は……。
そして、丸坊主の宗武。かっこいいな。
Webで連載していた荻原 規子の「もうひとつの空の飛び方」が大好きでした。
これは、 その連載を元にした本です。ブックガイドみたいな感じになるのかな。
エッセイで、わけのわからないところでグッときて泣いてしまう経験は、馬場 あき子の「鬼の研究」以来かも。
若干、
「才能あるあの人の作法って、わたしと同じ!きゃあ!」
みたいなミーハー的なところは、気になるといえば気になりますが。
といいつつ、わたしも、このエッセイを読んで、
「おぉ、わたしと同じようなことを……」
とか思っていたので、まぁ、ファン心理というのはそういうものということで。
学校をあんまり信用していないのだけど、図書室があって、自分以外には読まれないかもしれないと思えるような本がひっそりと眠っていて、人から犯されない空間があるということは、とても大切なことのような気がします。
だから、本に対して目が利く人(いい本をただそろえるだけでいい)がいる学校図書館というのは、そうすてた物でもないと思います。
それでも、難問終わった後の子は、どうやって時間調節しているのかとか、難問の答え合わせをしていたら、わからない子を見られない(いや、そんなに時間かけて見ないのが向山か?)とか、いろいろ疑問はあるんだけれど。
でも、夢中になるのは確か。知っていて、損はない。
というか、知っているべきだと思います。