容赦なしの設定
ルーンロード1 大地の王の再来(上)
まあ、ゲームとして、他人の能力値を吸い取ってしまうというのはアリだと思います。
で、この小説も、もっとゲームゲームしたものだと思っていたのですが……。なんというか、酷いわ。
ゲームでは見えてこないはずの(きっと見ないことになっている)、悲惨な部分をしっかりと描写しています。
多分、日本の作品ならば、こういう描写は許されないんでないかなぁ……。
そして、問いかけてくる。いったい、何が「正義」かと?
ここでファンタジーは、物語のテーマを明確にさせる装置として、とてもきれいに働いています。
ファンタジーを読むしあわせを感じさせてくれる物語です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません