太陽の黙示録7
独立するというのは、とても難しいですね。
ややもすると、「独立」ではなくて「孤立」になってしまう。
それは、人同士の関係でも、国家間でも同じようです。
戦争を終わらせるために勝ちたい。
でも、勝てば戦争は終わらない。
必要なのは、敵。
それが、本物であるかどうかは問わない。
そうして、ズルズルと連鎖は続いていく……。
まあ、日本の海の底に謎のエネルギー「M資源」が沈んでいるというのは、ちょっと調子のいい話という気もします。
宗教とも、対峙することに。
教祖が本当にいい人で、自分の信仰に生きているということは、多分あり得るんだけど、利権がでてくると、それに関わってどうしても、黒い動きがでてくる。
というか、まあ、人間3人集まっただけでも、リーダーとそれを取り合う2人みたいな構造はできてしまうわけで……。
基本的に、雑多としているものをそのまま取り込むというのは、なかなかに難しそうです。
まあ、草加みたいに、人をコマみたいに動かしていくのは、好きではない(というか、その責任に耐えられない)のですが、角松と菊池の考え方で行くと、菊池の考え方の方がよく思えてきます。
しかし、積極的な行動に出ると、すぐに弾薬がつきてしまいそうです。
こんどは、日本国内の話になっていくのかな。
2人が対立する運命にあるということは、世界中でおこっている日本人キャンプの暴動の裏には、この人がいるのかな。