太陽の黙示録4
理想の旗を掲げても、必ずしもそけれが達成されるとは限らない。
でも、理想の旗を掲げる者をやっぱり応援したいと思う。
いや、そういう個人的な欲望は、理想とは呼びません。
理想の旗を掲げても、必ずしもそけれが達成されるとは限らない。
でも、理想の旗を掲げる者をやっぱり応援したいと思う。
いや、そういう個人的な欲望は、理想とは呼びません。
外伝が、なかなか考えさせられました。
ルールは、当然、守るためにあります。
ルールを守るということは、自分自身を守るということでもあります。
「わたしは、ルールを守った。」
でも、ルールを守ることが最善の方法でないとき、トップに立つものは、ルールと自分を守るのか、ルールを越えてでも本当に「守るべきもの」を守るのか?
かといって、ルール違反ばかりしているようでは、いけないし。
結局、その見極めができることが、大切なのだと思います。
歴史が変わらないとしたら、いったい何のために「みらい」はここにいるのか?
草加が、原爆を落とそうとしているのは、もしかして日本?
舞台が、台湾というところが、すごい考えてあるなぁと思います。
単純に、反日を言っているのではなくって、それでも、もてあましている。
これが、反日の国だと、もった単純なお話になってしまいます。
「沈黙の艦隊」の海江田や「ジパング」の草加は、どっちかというと完成された人間という感じがします。
でも、この「太陽の黙示録」の主人公は、同じように信念のために突き進むところはあっても、若さの分だけ柔軟なような印象をうけます。
台湾と日本。
今ですらたくさんある矛盾。
それをかわぐち かいじが、どう料理していくのか楽しみです。