柳沼行,読書ふたつのスピカ,スピード,マンガ,メディアファクトリー,柳沼 行,秘密,MFコミックス

ふたつのスピカ3

ゆっくり、それぞれのキャラクターの立ち位置が、はっきりしていきます。
これぐらいのスピードが、このマンガにはちょうどいい。だから、マリカの秘密も、もうしばらくわからないままなんじゃないかなぁと思います。

でも、ゆっくりだけど、確実に変化していっていると感じられるところが、とてもいいです。

大島弓子,読書マンガ,メディアファクトリー,大島 弓子,大島弓子が選んだ大島弓子選集,竹宮 惠子,萩尾 望都,MFコミックス

大島弓子が選んだ大島弓子選集1

竹宮 惠子と、萩尾 望都と、大島 弓子は、神様みたいな存在なのですが、大島 弓子は、この2人に比べると、過激さが少ないのだと思っていました。

でも、今の年齢になって、この1冊を読み返してみると、よくこの時代にこんな話をというぐらいに過激ですねぇ。

もちろん、その時代の少女マンガの限界みたいなのはあって、「荘園」ってなんだよとかいうのはあるのですが、心理的なこと、性的なこと、どれをとっても、ものすごく切実で、それでいて過激なことを切り取っていてビックリしました。

大島 弓子のマンガで性をものすごく感じたのは「たそがれは逢魔の時間」なのですが、多分、今このマンガを読んでいる自分と、何年か前にこのマンガを読んだ自分とでは、まったく解釈が違っている気がします。

それでいて、ものすごく不変なものがかかれている。
大島 弓子は、角川に移ってからがすごいと思っていましたが、読み返してみて、そうではなくてはじめから凄いということをあらためて感じました。

柳沼行,読書ふたつのスピカ,スピード,メディアファクトリー,柳沼 行,MFコミックス

ふたつのスピカ2

ほのぼのした絵柄や、シュールな展開に騙されがちですが、実は、けっこうハードな話です。
それぞれに事情があるけれど、それを知っていくスピードというのは、ゆっくりなもので、もしかしたら、知らないままで別れていってしまうかもしれません。

志水アキ,読書メディアファクトリー,志水 アキ,怪・力・乱・神 クワン,MFコミックス

怪・力・乱・神 クワン 7

クワン、完結です。
途中、時間かかりすぎて、英明とか、「誰?」という感じですが……。

神は神の世界へ、人は人の世界へ。
でも、仙人は、年をとらず(笑)

ちょっと、納得いかんところもあるけどなぁ。

志水アキ,読書メディアファクトリー,三国志,再会,志水 アキ,怪・力・乱・神 クワン,MFコミックス

怪・力・乱・神 クワン 6

あと1巻で完結までこぎ着けました。
一気に読むぞ……と思っていますが、どうなることやら。

クワン自身が、人間とは関わるべきではないと考えて、曹操の前から姿を消すというのは、やっぱり、成長だなぁと思いました。