パタリロ!選集39
長く続くマンガは、盛り上がってはいけない。
盛り上がると、最終回になっていまうから。
ということで、このテンションでずーーっと続けるというのも、かなりすごいことだと思います。
「殿下もあと10年たてば大人に…」
これほど、ウソっぽい言葉も少ないな。
長く続くマンガは、盛り上がってはいけない。
盛り上がると、最終回になっていまうから。
ということで、このテンションでずーーっと続けるというのも、かなりすごいことだと思います。
「殿下もあと10年たてば大人に…」
これほど、ウソっぽい言葉も少ないな。
結局、彼氏彼女っていったって他人でしかないわけで、その事を思い知らされたときの孤独感は、もしかすると、1人でいたとき以上かもしれなかったりします。
好きだからこそ、好きな人には隠さなくてはならないなにかがあって、そして、そんなことも、好きな人は見抜いてしまう。
見抜いてしまえるのは、きっと、それだけ相手のことを想っていたから。
他人だから傷つける。でも、他人だから、もしかしたら、支え合えるのかもしれません。
でもまあ、それを乗り越えていく時期というのは辛そうだなぁ。と、あんまり恋愛にかかわりなく生きているわたしは、思った。
Aユニットの話なんかをみてると、このお話も「デビルマン」のように展開していくのかという期待が……。
多分、その期待は間違いだろう……。
「デビルマン」の映画にも、ちょっと期待しているわたしでした。
表紙の人、てっきり真秀だと思ったら、違いますね。マーティンですね。
ビックリ。
顔のかき分けという部分では、多少、課題が残りますが(なんか、偉そうだ)、つばさが、フワッと花がひらくようにキレイになるところは、なかなか、印象的なシーンでした。
世界のなかで、そこだけが、くっきりと浮いて見える。
文庫で4冊。単行本なら、8冊ぐらいのはずのこのマンガですが、もし、同じストーリーを今かくとなると、多分、倍以上の量になるんだろうなぁと思います。
これが、マンガが進化してきた証拠でもあるし、また、昔のマンガが、とっても、濃密な味がある理由であるようです。