マイクル・ムアコック,深町眞理子,読書Michael Moorcock,マイケル・ムアコック,ルーンの杖秘録,創元推理文庫,子ども,杖の秘密,東京創元社,永遠の戦士,

杖の秘密 ルーンの杖秘録4

本というのは、もちろん初めて読んだその時の印象が、1番鮮烈なのですが、それだけではなくて、時々、読み返してみるのもいいことなんだと改めて思ったシリーズでした。

まあ、そうしていると、圧倒的に時間が足りないんですけどね。

昔読んだときは、この「ルーンの杖秘禄」のシリーズが、永遠の戦士の中で1番子どもっぽいっと感じていたのです。でも、その子どもっぽいと感じていたところが、実は、大人の部分だったりと、今回の再読は、なかなか価値があった。

オーランド・ファンクの最後の言葉も結構、深いな。
今までの物語を、もう1こ大きなフレームにいれてみようとしています。

まあ、こんなことをしてると、永遠に入れ子状になってしまうんですけどね。

大崎梢,読書サイン会はいかが?,創元推理文庫,大崎 梢,子ども,成風堂書店事件メモ,東京創元社,

サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ

だいぶん、おもしろくなってきました。
うーん、主人公2人は、あんまり魅力的ではないかなぁ…そして、やっぱり、若干脇が甘い気がします。

例えば、1話目。
いい話っぽいし、たしかに泣けるんだけれど、なんであの子が、誰にも行き先を告げずに行かなければならなかったのか、ちょっと弱い。
子どもって、そんなもんか?
うーん、もうちょっと話してくれると思うんだけどなぁ。

しかし、本屋はよく行くけど、お客さんと店員さんの交流って、あるもんですか?

マイクル・ムアコック,深町眞理子,読書Michael Moorcock,マイケル・ムアコック,ルーンの杖秘録,創元推理文庫,夜明けの剣,東京創元社,

夜明けの剣 ルーンの杖秘録3

この小説のなにがすごいって、ダグウェルとホークムーンを比べたら、どう考えても、ホークムーンの方が短絡的で、迂闊で、しかも、憂鬱な存在だというところだと思います。
ある意味、大人の読み物なんだなぁ~。

そして、だからこそ魅力的なのだと感じます。

桜庭一樹,読書創元ライブラリ,新井 素子,書店はタイムマシン,東京創元社,桜庭 一樹,桜庭一樹読書日記,

書店はタイムマシン 桜庭一樹読書日記

「書店はタイムマシン」

うーん、なんて素敵な題名なんだ。
この題名、最高ですね。

そして、この人と新井 素子は、本当にうれしそうに本を読むな~。
こっちも、しあわせになります。

マイクル・ムアコック,深町眞理子,読書Michael Moorecock,あ・そ・ぼ,エルリック・サーガ,ファンタジー,マイケル・ムアコック,ルーンの杖秘録,創元推理文庫,東京創元社,赤い護符

赤い護符 ルーンの杖秘録2

1巻の感想でも書いたけど、昔読んだ時よりも、遥かに面白く読めています。

この調子だと、難解だと思っていた後期の「エルリック・サーガ」も、面白く読めるかも。

ファンタジーの世界なのだけど、これは、かなり人間サイドによった世界でもあって、その部分に楽しさを感じられるようになってきたみたいです。

マイケル・ムアコック,Michael Moorecock,
深町 眞理子
東京創元社
発売日:2006-08-24