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日本SF全集1

解説だけ先に本になっていた「日本SF全集」がとうとう、発刊!!

本当ならやっぱり、1人1冊の全集が読みたかったところですが、それだとお値段的にも、場所的にも、購入すら怪しくなるので、これでいいのかな。

やっぱり、星 新一、平井 和正、光瀬 龍、半村 良、眉村 卓あたりは、文句なしに面白い。というか性に合います。

まあ、この辺の小説が、今の私の好みを作ったので、当たり前といえば当たり前なのですが。

この本を読まなければ、読めなかったいろんな人の物語が読める。全集とかの良さは、そういう思わぬ出会いにあります。
今回は、今日泊 亜蘭の作品が、そんな感じで出会えて良かったです。

日下 三蔵,
星 新一,小松 左京,光瀬 龍,眉村 卓,筒井 康隆,
平井 和正,豊田 有恒,福島 正実,矢野 徹,今日泊 亜蘭,
石原 藤夫,半村 良,山野 浩一,石川 喬司,都筑 道夫
出版芸術社
発売日:2009-06-25
 

神崎将臣,読書マンガ,少年画報社,平井 和正,神崎 将臣,聖者は夜やってくる,YKコミックス

聖者は夜やってくる2

ここまで、残酷にいかないといけないのかとも思うのですが……。
でも、多分、この人がこのマンガで伝えたいと思うことは、もっと残酷なことを表現した向こう側にあるのだろうなぁと思います。人間の負の欲望の奥に、何が見えてくるのか?

それでも、どんなに残酷な描写があっても、最後にたどり着くのは、多分、平井 和正と同じように、命の賛歌なのだと思う。
そう思って、読んでいます。
負けるな。

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W3 1 手塚治虫文庫全集

なんか、ねぇさんが、歌を歌ってくれました。
「W3」って、アニメ化されていたんだ。

「へぇ、カラーだったの?白黒だったの?」

と聞くと、

「多分、カラーだったんじゃないかなぁ」

とのお話。
でも、カラーなら、きっとわたしも知ってるはず。
記憶って、修正されて、あてにならないものです。

まぁ、わたしも時々マンガ読んでいて、マンガで読んだのか、アニメで見たのかわからなくなるときがあります。
想像の中では、それぐらいアクティブに、画面が動いているんですね。

「W3」。ちょっと、平井 和正チックな感じのマンガです。

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地球樹の女神2 最終版

携帯で読む平井 和正第二弾です。

これは、T-Timeというソフトで見ているのですが、pdfファイルだったら、ここまで快適でないので、多分、読めなかったろうなぁ……。
「月光騎士團」の方は、ptfなんだよなぁ~。まあ、「地球樹の女神」が無事に終わったら、その後、考えたらいいか。

この人、どれぐらい「一寸先は闇」な状態で書いているんだろう?
それが、ものすごく気になります。この作品なんて、ノリだけで書いている気がするぐらい。

もちろん、だからこそ、ノリノリで、とても読みやすいのですが。
しかし、まとまるのかこれ?

マンガの「クリスタル・チャイルド」は、読んだことがあるのですが、最終的に、あの結論で終わるんですよねぇ。

今のところは、そんな先が、本当に全然見えません。

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日本SF全集・総解説

本当はない「日本SF全集」の解説を集めた本。
これは、楽しかった。日本SF史にも、なっている1冊です。
おもしろいわ、コレ。

でも、こうやって見ると、わたしは自分がSF者だと思っているけど、実はたいしたことないのが良くわかりますね。だいたい年代別に3期に分けて解説してありますが、どの時期にも、何人かは、「誰それ?」という人がいます。

比較的、第1期の人は、みんな知ってるし、何編かは読んでいる人が多いです。
星 新一、眉村 卓、平井 和正は、特に好きで追いかけていました。他の人も、けっこう代表作を外していることがか今回わかりましたが、まあ、読んでます。
今日泊 亜蘭と広瀬 正は、名前しかしらないけれど。
広瀬 正は、SFの人だったとは知らなかったです。

第2期の人は、名前はしっているけど、ほとんど読んだことがない人ばかりでかさす。
山田 正紀と川又 千秋ぐらいですねぇ。でも、この人たちも2、3作品を読んだぐらいです。
山尾 悠子、鈴木 いづみ、石川 英輔あたりは、全く知らない。

第3期が、新井 素子から始まるのは、とっても正しいなあと思いました。
新井 素子、夢枕 獏、高千穂 遙、栗本 薫、田中 芳樹、笠井 潔、野阿 梓、菊地 秀行、大原まり子あたりは、今は追いかけきれていない人もいるけれど、大好きです。
でも、式 貴士って、誰よ~。

あと、この本の作者の日下 三蔵っていう人も、しらいな(笑)
でも、グッジョブ!!

でも、世の中には、知ってる人でも、知らない人でも、おもしろそうな小説はいっぱいあるっていうことですね。
そして、こういう全集を読むと、そういう意外な発見があったりして楽しいです。

ぜひ、この全集出して欲しいです。

でも、1600ページか~。文庫で出ることはないなぁ。