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地球樹の女神5 最終版

前巻を読んでから、3年弱。
その間に、平井 和正さんの訃報というショッキングな出来事もありました。

それでも、この方の場合は、ウルフガイも、幻魔大戦も、書ききってお亡くなりになったのかなぁ。ぼくら的には、あの「幻魔」の直接の続きは?という気持ちもないことはないけれど。それでも、なんらかの決着を得て終わったのだと思います。

今回は、同級生(プラス先生たち)と一緒に山登りをするだけという回。生徒たちは超革中のメンバーという得意のパターン。そして多分、このメンバーたちはこれ以上活躍することはないのではないかと思います。
これも、決着という意味では、読者にとってはモヤモヤが残る部分はあります。でも、物語として無駄な部分に見えて、それでも、その年代の「なにか」を閉じ込めるのには必要な場面なのかなぁと感じさせられます。

そこが、平井 和正のカリスマなんだろうなぁ。

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幻魔大戦 Rebirth 3

石ノ森ワールドも、連結されてきました。
幻魔大戦だけでなく、サイボーグ009の世界も。
これは、初期のマンガ版の幻魔大戦でも、あった設定だけど、この世界では、イワン・ウィスキーがこの罪を犯したために、ブラックゴースト団やサイボーグ達がいなくなっているのですね。そのあたりの解釈も、ものすごくさりげなくかかれていて凄い。

これは、読みたかった続編やわと言える1冊です。

まあ、逆に、平井・石ノ森ファンじゃなければ、けっこう置いてけぼりなのかもしれませんが。
でも、読んでいるのは、ファンだよねぇ。

このコミックスを機会に、新しいファンが増えて欲しいです。

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幻魔大戦 Rebirth 2

かつてのマンガ版「幻魔大戦」と平井 和正「幻魔大戦」だけではなくて、おそらく、石ノ森版の「幻魔大戦」、そして、石ノ森ワールド、平井ワールドそのものも内包していく物語になっていくんじゃないかという予感をさせてくれるお話です。

ドキドキするわぁ。

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地球樹の女神4 最終版

携帯で読む平井 和正、第4弾。

今回から、携帯の機種がかわって、iPadで読んでいます。
iPadは、けっこう読みやすいかも。やっぱり、ある程度の大きさが必要。

やりたい放題で、読んでいると最近見た映画「風立ちぬ」を思い出しました。
妄想全開なところが、似てると思います。
でも、人間関係を捨てないところが、平井 和正の良いところです。

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地球樹の女神3 最終版

携帯で読む平井 和正、第3弾。
だいたい、携帯の本は、1年に1冊ぐらいしか読めないです。普通の本の方が、読みやすいです。

今回から、携帯の機種がかわって、スマートフォンXperiaで読んでいます。
それにともなって、T-Timeが使えなくなって、pdfファイルを読むハメに……。

いくら、本を置くスペースがすくなくても、時代がかわればすぐに読めなくなっていってしまうような本は、買いたくないです。
そして、pdfは、読みにくいです。

まあ、このあたりは、平井 和正ではなくて、電子書籍についての感想になってしまいますが。
うーん、こういう雑音が読書の中に入ってくること自体、向いてないメディアなのではないとかと思わざる追えないです。

で、内容の感想です。

おもしろいんだけど、平井 和正って、いつまでも少年の心を持っていて、それがおもしろさなんだけれど……「彼は少年すぎる」というこに、年をとってきた自分は気づいてしまいます。

ある意味、平井 和正の理想が、自分の欲望のままに書かれていて、本当にすごいと思います。
今あるすべての中二の元祖だと思った。