桂正和,読書ジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス,桂 正和,集英社,ZETMAN

ZETMAN5

ということで、高雅パートは、いったん終了のようです。

助けに来た人たちは、「高雅様」と呼んでいたので……。

人は、力があるから、ヒーローになるわけではなくて、ヒーローになりたいとあこがれる気持ちが、力をになる。
そういう、ストレートなメッセージが、青年誌で熱く語られるのは、いいことだと思います。

中平正彦,読書ジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス,中平 正彦,破壊魔定光,集英社

破壊魔定光11

いやな可能性と遭遇するのは、けっこうきついものがあるなぁと。

イズミコとカガミコが、対立しなけりゃならない理由も、とっても、よくわかります。

本宮ひろ志,読書ジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス,国が燃える,本宮 ひろ志,集英社

国が燃える7

結局、利権が絡んでくると理想も歪んでいくという話かなぁ。
まあ、暴力という装置そのものが、そういった歪みをもちやすいものではあります。
1番単純な、権力ですから。

桂正和,読書ジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス,桂 正和,ZETMAN

ZETMAN4

人を守れない正義は、正義か?
それならば、その力を得るためには、なにをしても許されるのか?

けっこう、ヒーローらしい問いかけです。
多少、展開がまどろっこしいですが。

井上雄彦,読書ジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス,リアル,井上 雄彦,集英社

リアル4

障害があるから強いわけではない。

障害があろうがなかろうが、心が強い人もいれば、心が弱い人もいる。

そういう単純なことなんだけど、「言っちゃいけない」みたいになっていることって確かにあって、でも、良質な物語は、そういう壁をどんどん壊していく。

父親との関係とかは、この物語では障害が軸になっていますが、実は、障害とか関係なしに起こりうることだと思います。
だから、共感できたり、反発したりする。