真島ヒロ,読書マンガ,真島 ヒロ,講談社,講談社コミックス,RAVE

RAVE23

えーと、もう23巻。はやい。そして、その割には、わたしは、シュダとレットの見分けがついていなかったりしました。

軽いのり。軽すぎるとか。
下品。絵も、イマイチ。
ストーリーも、けっこういい加減。
いろいろな欠点はいっぱいあるマンガなんですが、おもしろいです。勢いがある。
読んでいて、けっこう気持ちがいいんですね。

一番奥の部分には、どこか悲しいところがあって、そういうところに引かれているのかもしれません。

今回は、マンガで音と踊りを表現するという難しいことに挑戦しております。
あんまり、成功してないかも。
でも、この人の描く、大ゴマの「決め」とかには、確かになんか音が聞こえるような気がします。

外薗昌也,読書ジャンプ・コミックス,マンガ,ヤングジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ,ワイズマン,外薗 昌也,犬神,琉伽といた夏,集英社

琉伽といた夏3

えーと、「聖なる侵入」というマンガがありまして、イエス・キリストの物語なのですが、これがすごいんですよ。

それから、「ワイズマン」。「犬神」。あたりは、有名かなぁ。

ずっと昔には、「ヴォイス」というのもあって、よく読んでみたら、このころから変わってないのかもしれない。

「ヴォイス」の頃は、女の子のイメージが髪の毛ロングで、写真見たら奥さんとそっくりでした。

それから、「ワイズマン」になって、女の子の髪の毛がショートで、びっくりしたら、奥さん髪切ってショートになっていたというような記憶があります。

あの作品に出てくる女神のような女の子のモデルは、全部奥さん??

T・Tって、お兄ちゃんのことですか?

大塚英志,読書マンガ,多重人格探偵サイコ,大塚 英志,講談社,講談社ノベルズ

多重人格探偵サイコ 西園伸二の憂鬱

この人の文章につきあうのも、本当に長いです。
昔、この人が雑誌編集長で大塚某と名乗っていたころから知っていて、マンガの批評を読んで、「摩陀羅」などのコミック、そして、小説。ほとんどを網羅できていると思います。
まぁ、おたく的資質というやつでしょう。でも、かしこくないので、おたくにはなれないという。
ということで、この本も、角川のスニーカー文庫を読んだあとの再読になります。

この人の書く物語を見ていると、だれに自分を託しているかとってもよくわかります。

たとえば、この物語ではそれは笹山さんだし、「摩陀羅」では犬彦綬蛇矢がそれにあたりますね。
かなり斜にかまえているんだけど、他人がいとしくていとしくてしかたないんだなぁ。だから、自分だけが、そんな役回りをしてしまう。
自分の「モラル」を通していこうとすれば、どうしても、世界とは相容れなくなっていく。
どっちの話も、周りの人間がかなり自分勝手なだけによけいにそうなってしまいます。

そのあたりに心情をたくせるか、ただ悲惨で非情な物語の表面だけをうけとめるか、悲惨さ非情さを大喜びするかで、この物語の受け取り方も変わってくるような気がします。

摩陀羅天使篇を終わりまで読みたいなぁ。

工藤かずや,池上遼一,読書マンガ,メディアファクトリー,信長,修羅の刻,工藤 かずや,池上 遼一,MFコミックス

信長2

織田信長というだけで、もうちょっとおもしろくなりそうなもんだが……。

「修羅の刻」、「夢幻の如く」いや、昔読んだ、学研の学習マンガ「織田信長」の方が、この「信長」よりはるかにおもしろかったです。

ヒキがないというか、1本流れるストーリーがないからかなぁ。
ということで、この先は読まないだろう。

池上 遼一,工藤 かずや
メディアファクトリー
発売日:2003-07-23
 

 

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×××HOLiC1

CLAMPのマンガは、デビュー作からずっと、「どこかで読んだことのある物語」の寄せ集めであることが多かった。

もちろんそれは、物語にとってマイナスという意味ではない。だって、「いまだかつて誰も聞いたことのない話」なんて、読みたいとは思っていないし、読んでも理解できないからだ。

わたしたちが、「世界」を「物語」として理解する限り(「あぁ、彼にだってつらいことがあったんだねぇ」とか、「それがきっかけになって、狂気に走ったのか」とか)、そのオリジナリティのなさというのは、しかたのないことなのだと思う。

それを自覚的に、かなり露悪的にしている面は、あるんだと思いますけどね。

ということで、「×××HOLiC」は、自作すらもとりこんだパロディみたいな作品です。

今までの作品も、「聖伝」以外はどこかでつながっていたような気もしますが、その自分(たち?)が作った物語の構造というのをもう1回見直す、作りなおそうとしているのかなぁ。

ということは、次元の魔女・壱原侑子さんの正体は、この世界の創造主・モコナなのかもしれません。

結論が、
「物語はしょせん物語にすぎない」
とかだったら、ちょっとイヤだ。
と思いつつ、けっこう性格がわるいので、ありそうとも思います。