ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年12月ゆうもあ・大阪ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,キャントストップ,キング・ルイ,ゲーム会,コロレット,セット,ソロ,トール,マンマミーア

キング・ルイ

「キング・ルイ」を遊んでみたいとのリクエストがあって、小学生とお母さんにインスト。
ただし、インストしたのは、ベテラン・スタッフでした(笑)
ほら、まだ1回しか遊んだことないから。

ということで、親子と、ベテラン・スタッフとヘタレ・スタッフの4名でプレイ。
以前プレイしたときは、会社が同じ、食べ物を扱っているということで、ちょっと「マンマミーア」と似ているなぁなんて思っていたのですが、今回遊んでみて、それほど似てなかったです。

似ていると感じたのは、

かけ算のけっこうめんどくさい点数の出し方は、なんか「トール」に似ているよなぁ……。
1列全部引き取らなければならないルールは、同じ時期に出た「コロレット」に似てるよなぁ……。

という2点です。
このあたりが、ゲーマーの人に、

「『コロレット』があれば、『キング・ルイ』はいらないかな」

と言われている理由かもしれません。

でも、その分、けっこうルール的には、子どもに理解しやすくなっているのではないかと思います。

「王様よりもたくさん食べたら、失礼ですから0点にかなります」

という説明とか、そういう物語的なところ、題材では、こっちの方がとっつきやすいです。
あと、プレイする人数によって、「マンマミーア」のようにカードの数を調節しないところも、なかなかいいところだと思います。
セットアップに時間がかかるゲームって、なかなか、子どもだけで遊んだりできないんですよね。

問題は、最後の点数計算のかけ算と足し算だけです。
このあたりはもう、計算の練習をするか、電卓を使うぐらいしか、解決の方法がないかもしれませんが。

人に、自分のカードを渡して点数計算してもらって、

「はい。きみの負け~」

とか言われるのは、ちょっと抵抗があるかも。その意味で、かけ算ができる年齢以上の子どもにオススメのゲームといえるかもしれません。

キャントストップ

最後は、小学校高学年の子とそのお父さんと遊びました。
小学校高学年の子ということで、難しいのも遊べそうということで、久方ぶりの「キャントストップ」をしました。

4つのサイコロを2つずつの組にして、その和を考えるというのは、1年生ぐらいの計算ができていればできそうです。
でも、実は4つのサイコロを見て、どんな組み合わせがあるのかを思いつくのは、けっこう大人でも慣れるまで難しかったりします。

4つとも違う数字が出たとして、3種類の組み合わせがあるのかな。
例えば、「1」、「2」、「3」、「4」の目が出たとして、

  • 「1」と「2」で3。「3」と「4」で7。
  • 「1」と「3」で4。「2」と「4」で6。
  • 「1」と「4」で5。「2」と「3」で5。

の3種類。
多分、難しいのは、3種類以上あるんじゃないかと思って、さがしてしまうからなのかもしれません。

まあ、時間をかけてゆっくりやれば、低学年の子でも遊べるゲームなのですが、そうすると今度は、他のプレーヤーがプレーしているときの待ち時間がちょっと気になるゲームでもあります。
落ち着いて、相手のプレイを見守るという技能が必要になってきますね。

このあたり、高学年になると、かなりスラスラと計算ができるようになります。だから、このゲームも、それなりに楽しめたのではないかと思います。

性格でます。
バーストするまでサイコロを振り続けたり、もう、少し進むとキャンプしたり。人の登っている山にはできる限り登らない作戦とか、「7」に必ず1コマおいて進むとか。

最終的には、サイコロの目しだいですから、どっちが優れた作戦とはいえません。それでも、「行くべきか?止まるべきか?」と考えてしまうところが、このゲームの楽しいところですね。

慎重に遊んでいると、他のプレーヤー達が山の妖精になって、

「行け!キミは、もっと上を目指せる人間や!」

とか、耳元で甘い言葉を囁いてきます。
このあたりも、淡々と遊んでいると、なんかソロゲームをみんなで遊んでいるだけみたいになるので、積極的に入れていきたいところだなぁと思っていました。

このゲームで、12月の「ゆうもあゲーム会・大阪」は、終了でした。

キャントストップ


ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2003年10月MMG,MMGテーブルゲーム会ころぽっくるの家,ねこネコ,ゲーム会,コロレット,子ども,MMGテーブルゲーム会

ねこネコ

「子ども用のゲームに詳しいりんさんなら知っているでしょう」

という森田さんの紹介で、知らないゲーム(笑)を2つぐらい教えていただきました。
そのうちの1つが、「ねこネコ」です。

これは、カードゲームです。
よく見ると、「ころぽっくるの家」でも、売ってありました。

動物園をモチーフにしたカードゲームです。

手札を7枚ずつ各プレーヤーに配って、残りをテーブルの上に決められた形に並べて動物園にします。

手番のプレーヤーは、この動物園の裏向けのカードを1枚とって、自分の手札からかわりに1枚表向けにおくことができます。
カードには、いろいろな動物園にいる動物たちの絵がかいてあります。
ただし、縦の列、横の列に、同じ種類の動物のカードが表向いておいてあるときは、おくことができません。

動物カードには、「1」から「7」までの数字がついています。
ゲーム終了時に、1枚だけもってる動物のカードは、プラス得点になります。ただし、2枚目以降は、マイナス点になってしまいます。
このあたりは、「コロレット」にちょっと似ているかな。

あと、「ねこ」のカードがあるのですが、これは、全部マイナス点になってしまいます。だって、ネコは、動物園にいないから。

「飼育係さんカード」は、特別なときに使われます。例えば、どのカードもおけないときなんかに、かわりにこのカーどをおいたりするわけです。

すべてのカードがめくられるか、「飼育係さんカード」がすべて場におかれたらゲーム終了になって、得点計算をします。

あと、「1」のカードを出すと1回休み、「7」のカードを出すと連続でもう1度プレイできるというルールがありました。

やってみると、確かにそれほど難しいルールではないのですが、なんか、今までやったことがないようなルールなだけに、ちょっと大人でもとまどいました。
ホントに、子どもにできるのかなぁ。

実は、考えるところがいっぱいありそうな感じのゲームでした。
でも、「1」と「7」のカードのルールは、大人がやっても、けっこう忘れていたような気が。

これは、わりとゲーマー向きかも。
りんは、勝てませんねぇ。

ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記コロレット,子ども

コロレット

「これは、賞とった有名なゲームだそうですね。教えてください」

ということで、お母さんが持ってきたのは「コロレット」。
なんでも、お家にはあるそうですが、まだ、遊んだことはないそうです。

わたしも、2回ぐらい遊んだ記憶があるのですが、ちょっと時期があいて2回では、まだインストに不安が…。

まあそれでも、お母さんと、子どもさんと、わたしで、ルール訳を読みながらやってみようかと……思っているところに、ベテランスタッフが(笑)
やっぱり、ルール訳を確認しながらだと、テンポが悪くなっちゃいますからね。

「『コロレット』、わかります?教えてください~」

泣きついているという。
大阪は、スタッフも充分そろっているので、わたしもルールの勉強がてら一緒に遊ばせていただきました。

ということで、4人でコロレット。

やれば簡単、説明するとちょっとややこしいルールですねぇ。
インストをベテランスタッフに、お願いしてよかったです。
2、3個、

「へっ、そんなルールあったっけ?」

というところがありました。
難しいところの説明はとばして、とりあえず遊んでみるという、ベテランスタッフのインストのノウハウも、ちょっと見せていただきました。

3色のカードを集めて点数を競い合うゲームです。3色以上取ってしまった場合は、4色目からはマイナス点になってしまいます。

カードを自分の手元に取るときは、1枚から3枚までとることができるのですが、1枚だと点数が少なく、3枚だと自分が集めているカード以外の色のカードを取らなければならないことが多くなります。
だから、安全に確実に少しずつカードを集めていくか、ハイリスク・ハイリターンを狙って待つかというところがおもしろいてゲームです。

今回は、わたしは、ローリスク・ローリターンな作戦で、はやいうちにドンドンカードを取っていきました。
もう1人のベテランスタッフの方は、最後までねばるまったく逆のハイリスク・ハイリターン作戦。
お母さんと子どもは、そのちょうど中間ぐらいの作戦で、いろいろな作戦が見れて、そういう意味でもおもしろかったと思います。

もちろん、勝ちに行くのが基本なのですが、インストするときとか、相手が初めてのゲームのときは、今回のようにいろいろな考えたかを極端に示してみせるというのも、大事かもしれません。

いや、わたしは、そんな意図はなくて、勝ちにいっているんですけどね。

前、遊んだときは、このローリスク・ローリターン作戦、けっこううまく機能したと思ったのですが、今回は、全然、だめでした。

強いのは、最後までねばって、自分の手で自分の欲しい札を引いてくる人(笑)
そりゃ、運も味方についてたら、無敵やん。

3回目のプレーを終えましたからねぇ。
もうこれで、インストも、大丈夫です。
多分、大丈夫なはず。
大丈夫じゃ……ないかなぁ。

まあ、ちょっと覚悟はしとけ(by「関白宣言」さだまさし)

コロレット

/ Abacus


ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会参加報告,ボードゲーム,ボードゲーム日記ねことねずみの大レース,ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,カードラビリンス,キャッチミー,クラウン,グログロ,ゲーム会,コロレット,ラビリンス

今日は、第1回の「ゆうもあゲーム会・大阪」の日でした。
第1回ということで、また、会場もかわるということで、どれぐらいの参加があるのかなぁと思っていましたが、スタッフふくめて60人以上の参加があり、大盛況でした。

遊んできたゲームは、

「手さぐりゲーム」
「九路盤囲碁」
「コロレット」
「クラウン」
「キャッチミー」
「カード・ラビリンス」
「グログロ」
「ねことねずみの大レース」

なんか、いつもより少ない?
思い出したら、書き足します。

「九路盤囲碁」と「キャッチミー」と「手さぐりゲーム」をひたすらしていたような記憶が(笑)

うつぼゲーム会,ゆうもあ,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年5月うつぼゲーム会あ・そ・ぼ,うつぼゲーム会,アフリカ,カルカソンヌ,ゲーム会,コロレット,ピット,動物のいえさがし,子ども,学校

コロレット

うつぼゲーム会では、初お目見えになる「コロレット」です。
でもなぜか、インストしているのは、ゲームファミリーのお父さん、レクチャーをうけているのは、スタッフのわたしです(笑)

このご一家には、子どもからご両親まで、本当にお世話になっています。

今回も、お母さんには、「動物のいえさがし1」など新しいゲーム教えていただき、お父さんにはさらに、「アフリカ」などのゲームをインストしていただきました。
子どもとも、いっぱい遊ばせていただきました。
そうか。今回はさらに、「ピット」の日本語訳のルールも貸していただいたのでした。おかげさまで、「ビット」は、うつぼゲーム会で一気に広まった感じでした。

小学校中学年ぐらいの子どもたちも交えて、一戦。
この子もふくめて、全員がゲーマーだったせいもあってか、またまた、みんなあまり遊び慣れていないゲームということもあってか、ちょっと慎重な様子見のプレーが多くて、地味な展開になってしまいました。

けっこう、遊ぶ人数とかにもよって、感じが変わるのかなぁ?少なくとも、メンバーによって感じはちょっと変わるようです。

「+2」とか「ジョーカー」が出れば、次の人がすかさずそれを取っていくという感じのプレーが多かったです。

前、京都でプレーしたときは、色を少なく手堅く集めた人が勝っていましたが、今回は、とりあえず1つの色をたくさんと、あといろいろな色を集めた人が、マイナスが大きかったにも関わらず勝っていました。

地味な展開でしたが、勝ち方はいろいろあるし、考えるところは多そうです。

また、遊んでみなければなりませんねぇ。

アフリカ

今回、わたしが持参していったゲームです。
このゲームは、小学生でもけっこう遊べるということを証明するために、持っていきました。

そして、インストは人任せ(笑)
いやぁ、インストのベテランがいるのに、わたしなんかが、横から口出したら、ダメでしょう。
なにを言っても、いい訳にしか聞こえません。

基本的には、自分のコマのまわりのタイルをめくって、そのタイルにあったアクションをしていけばいいというゲームです。
慣れていれば、低学年からでも遊べると思います。
ただ、点数の取り方がいろいろあって、そのバランスを考えていくのは、1回のプレーでは、けっこう難しいかもしれません。

ゲーム終了後に、最終得点計算があって、ここでけっこう、スコアがひっくり返ったりしますので、子どもは、

「おっちゃん、なんかズルしたやろう」

と言われてしまいます。
うーむ。「カルカソンヌ」の草原の計算とかもそうなんですねぇ。
わたしは大人ですが、確かに「カルカソンヌ」のあの部分とか、「アフリカ」の最終計算の部分は、難しく感じます。
もともと、カウンティングする能力があんまりない上に、けっこう点数が大きいですからねぇ。
そのかわり、一発逆転のおもしろさ、「あ・そ・ぼ」のネタの宝庫は、あそこにあると思って楽しむことにしています。
本当は、あれ、ちゃんと数えていたら、絶対に一発逆転なんていうギャンブル要素ではないんですけどね。

えーと、子どももそう感じてくれたらいいなぁ(笑)

このゲームで唯一説明が難しいなぁと感じるのは、ベースキャンプの効果が2つあることです。
1つは、まわりの埋まったマスの分の点数が入るというものです。もう1つは、黄金や、宝石などを自分のものにすることです。
前者は、その場ですぐに点数が入ります。後者は、ゲーム終了して得点計算の時に大量得点につながる可能性があります。
普通、子どもって、目先の点数が好きなんですが、なぜか、絶対にベースキャンプだけは、「黄金や、宝石などを自分のものにする」傾向が強いです。
でも、後半戦とかに入っていて、もう、宝石持っているトップや、2番手が決まっているときは、宝石とってもあんまり意味なかったりするんですよねぇ。
そういうことを考えられるようになるのは、2、3回のプレーが必要かな。

大人2人に、小学生中学年の子の3人でプレーです。
小学生の子は、最南端の喜望峰のところからスタート。パパさんは、逆に北の端から。
なんか、真ん中は、両方から攻められて、そんな気がするのですが(笑)
大人は、細かいこと気にしない?

5人ですると、けっこう地図がせまく感じると思います。2~3人ぐらいがベストなゲームではないでしょうか。ということで、今回は、ベストな人数。

子どもは、やっぱり速攻で点数のはいる「黄金、宝石」や、「動物」が大好きです。でもなぜか、今回は、動物が移動させてもあんまり点数がおいしくならないような配置になってしまっていました。
交易品とベースキャンプは、出ると、ため息がもれます。
でも、

「ベースキャンプは、超重要なんだよー」

と大人からは、羨望の声が。

中盤、みんなのコマが中央によってきたあたりから、黄金、宝石に隣接する地点にベースキャンプの置き競争になりました。
小学生の子は、もう、敵が側に来てベースキャンプを置きそうだとみれば、宝石2つで周りにめくってないカードがあっても、ベースキャンプを置いてきます。
な、なんという贅沢な。

ということで、宝石は押さえたのですが、黄金は持っていかれてしまいました。

なかなか熱くて面白かったです。
ちょっとルールを間違っていて、遺跡の数を減らしていなかったため、タイルがほとんどめくれてしまうという失敗はあったのですが、小学校の子も、けっこう気に入ってくれたようです。

結果がどうなったかは、忘れてしまいましたが、楽しかったというのが残ったらいいかな?