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シャーロック・ホームズとシャドウェルの影 クトゥルー・ケースブック

クトゥルー・ケースブックの1巻目。

ホームズとクトゥルー。
本来ならばおもしろいと思うのですが、体調が悪かったのか、全然、内容が頭に入ってこなかったという。

それでも、アレクサに読んでもらっているので、流れていくという。

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白無垢の仮面 クトゥルフと帝国 リプレイ

クトゥルー神話のTRPGといえば、基本、みんなのSAN値がなくなって終了するものだとばかり思っていました。
最後には、絶対バットエンドなTRPG、それが、クトゥルフ神話TRPG。

そもそも、本当にそんな遊び方が主流だったかどうかは、わかりません。わたしは、基本、ソードワールド(バージョンアップ前)の人でしたので。

ちゃんと立ち回ったら、邪神を封じて終わることができるんですねぇ。ビックリしました。そもそも、原作がほぼ、みんなSAN値なくなって終わってますからねぇ。

まあでも、邪神たちもポップになって、人間たちも強力になって(タイタス・クロウなんて、完全に人間を超えたしねぇ)、遊ぶには良い世界になったのかもしれません。
負けてばっかりのゲームをしたいと思うのは、けっこう変わり者な気がしますものねぇ。
世界は、邪神に満ちている。
どっこい、オレたち生きている(笑)

栗本薫,読書クトゥルー,ホラー,小学館,栗本 薫,魔界水滸伝,P+D BOOKS合本版

魔界水滸伝19

クトゥルーが、しゃべるんだぜい(笑)とか思っていましたが、この巻ではほぼ、クトゥルーが、そのあたりのおっさん化しております。
すまなさがったり、あせったて大慌てしたり。
なんか、スケール感が、凄い……というか、スケール感が、無茶苦茶です。
いや、おもしろいです。

大笑いして、こんなクトゥルーいないとか思いながら、いやいるということに気づいてしまう。
ラノベ系の軽いクトゥルーって、こんな感じ。そして、ラムレイも、こんな感じですよねぇ。

栗本薫って、多分、ホラーには向かない。そして、ラムレイも。
目指すのは、ダイナミックな「物語」なんだなぁとあらためて思います。

もしかすると、今の日本のクトゥルーのブームの元は、栗本 薫なのかも。

多一郎さん、復活。と思ったらフリーズ。
とりあえずの完結まであと1巻。どう、決着がつくのでしょうか。

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ナイトランド・クォータリー 新創刊準備号 幻獣

ムアコックの翻訳がのっている雑誌が、わたしのツイッターのタイムラインに流れているなぁと気になっていたのです。

で、調べてみたらけっこうおもしろそうということで、最新刊とバックナンバーを頼みました。
最新とバックナンバーを両端から、読んでいこうと思っております

ということで、準備号の「幻獣」。
ホラー系ということで心配していたのですが、思っていたよりもずっとおもしろかったです。
ちょっと、クトゥルー神話よりな感じです。

まあ、雑誌なんですが、テーマ別のアンソロジーという感じです。

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時を超える影1 ラヴクラフト傑作集

わたしの知っている題名では、「時間からの影」ですね。
これを読んだ後、「アーカム、そして星の世界へ」を読んで、同じ様な話なのに、雰囲気がまったく変わっていて、ブッ飛んだ覚えがあります。
でも、たしかに「時間からの影」は、「アーカム、そして星の世界へ」も含んだ物語と読むこともできる。

他のクトゥルー神話みたいに知ることの恐怖というよりは、これはもしかしたら、お互いによく知らないことの恐怖をかいている感じがします。
そして、ラヴクラフトの時代にくらべれば、それぞの違いを理解し合えるようになったおかげで、その「恐怖」は、「希望」へと時代とともに変化していく。
そして、「アーカム、そして星の世界へ」のような共存の道が開ける。

そんなふうに変化していければいいなぁと思います。