板垣恵介,読書バキ,少年チャンピオン・コミックス,板垣 恵介,秋田書店

バキ19

体育会系キライといっているわりに、格闘ものは好きです。
特に、精神が肉体を越えていくような話は。

単純に強いというのは、どういうことか。それが以外と単純にはわかれない。
物語も、いっぱいに枝分かれしていて、そして、単純な戦いを書くときにこれだけの量を必要とするということに、驚きを感じます。

おもしろい。

俵万智,読書マンガ,リアル,愛する源氏物語,文藝春秋,月下の君,源氏物語

愛する源氏物語

こっちのダメージの方が大きいです。けっこう、長文だったのに~。

小泉宏の「まろ、ん」が、きっかけで、今わたしは、私的な源氏物語ブームが来ています。
ということで、今日は、源氏物語関係の本を2冊読み終えました。

ちなみに第1次ブームは、もちろん「あさきゆめみし」だったりします。あの本は、大学受験、大学の古文の学習と、本当に役に立ってくれました(笑)
最近のマンガで、受験勉強のともに「あさきゆめみし」が出てきてビックリしましたが、あれ、本当です。

源氏物語のいいところは、女のキャラクターがとっても立っているところですねぇ。
細かい描写が、本当にその子の性格をよく表していて、納得がいくんです。

例えば、わたしのお気に入りは、雲居の雁だったりするのですが、この子が、夕霧と引き離されちゃったときに家でゴロゴロとしているんですね。
そんなところに、頭中将がやってきて、

「だらしないことしてたらダメ」

とか言って注意するシーンがあります。このシーンなんか、結婚してからのこの人の色気のなさとすごくリアルに結びついているなぁと思っています。わりと、ざっとして現実的な性格なんやなぁ。
「あさきゆめみし」は、そういう細かい部分も、けっこう原作通りに描写していて、実際に古典を覗いて比べてみるとビックリします。

でも、この人かわいいですよね。特に、夕霧と夫婦げんかするところなんか、夕霧も、「かわいい」とか思っていますが、あの様子見て出ていく男の気が知れないほどかわいいです。

もう1人、源氏物語で好きなのは、真木柱の姫君です。これも、とっても性格のいい女の子ですねぇ。

今はとて宿離れぬとも馴れ来つる 真木の柱はわれを忘るな

というのは、素直で好きな歌なんです。
牧美也子の「源氏物語」では、これを見た髭黒大将が、

「忘れるなって、柱かよ~~」

と言って嘆くのですが、これって、「パパ、わたしたちのこと忘れないでね」という意味だと思うのですか……。
妹の解釈によると、

「髭黒大将は、そんなこともわからないぐらい素直で無粋な人だったということでしょう」

ということなんですが。
このあたりのことは、「愛する源氏物語」には、なんにも書いてないので残念です。
まあ、1巻で宇治十帖まで行くんですから、こういう枝葉にこだわってられないかな?

「愛する源氏物語」でよかったのは、薫の性格がよく理解できたことです。
今までの源氏物語では、イマイチ、この2代目、3代目の男たちの
性格はよくわかんなかったんですねぇ。
でも、俵万智は、ビシッと切っておってとってもわかりやすいです。
実は、今まではあんまり、柏木も、薫も、匂の宮も、見分けがついていなかったわたしでした。うーむ。男のキャラクターにあんまり興味がないということもあるし、キャラが小粒だし…。
でも、これで、よくわかりました。

けっこう、源氏物語では、しゃべっときたいことが多いというのがよくわかりますね。

うーむ。せっかくたくさん書いても、また落ちたらいやだから、今日はこれぐらいにしておきます。

「月下の君」の続きもあるし、また、書く機会はあるだろう。

嶋木あこ,読書はてなダイアリー,マンガ,小学館,少コミCheese!フラワーコミックス,月下の君,源氏物語

月下の君1

1回感想を書いたのに、「この内容を登録する」のボタンを押したら、はてなダイアリーのサーバーが落ちていたようで、更新できませんでした。そして、打った内容も消えたという。
テンション下がりまくりです。

このマンガは、なかなかよかったです。
あらすじを読んだときは、どうなんやろうなぁと思ったのですが。
だって、光源氏の生まれ変わりって、あんた、フィンションな人じゃないかーー。とか。
紫の上の生まれ変わりと恋愛って、それ、すごい浮気もんの話?とか。

うむ。でも、なかなか面白いです。
もっといろいろと、源氏物語の中の人たちも、現代編にでてくるのかな。
続きを買いに行かねば(笑)

現在に蘇った光源氏が、いかに「けだもの」かというのが、よくわかります。

月下の君 (1)

嶋木 あこ / 小学館(2002/08/23)


柿田友広,読書おもちゃ,エイデル研究所,プーおじさんの子育て入門,子ども,学校,教育

プーおじさんの子育て入門

なんで、独身男性が、「子育て入門」なんて読んでいるのかというのは、置いといて(笑)

木のおもちゃと絵本のお店「百町森」の店長さんのエッセー集です。
子どもの世界は、いったいどうなっているるのか?を本当に気にしていることがわかります。
たとえば、大塚英志の本なんて、本気でそういった情報を集めようとしていなければ、読まない種類の本だと思うわけです。

そういった意味で、学校や、幼稚園の教師も、教育に携わるものとして、おもちゃ屋さんに負けないぐらいの努力をしてほしいなぁと思います。

もちろん、こういったこだわりをもったおもちゃ屋さんの努力というのは半端じゃなくて、それに負けないとなるとなかなか大変だと思いますが。

目が子どもの成長にむいていて欲しいわけですね。

プーおじさんの子育て入門

柿田 友広, 相沢 康夫 / エイデル研究所(1997/11)


志水アキ,読書ファンタジー,マンガ,メディアファクトリー,三国志,妖怪,子ども,志水 アキ,怪・力・乱・神 クワン,MFコミックス

怪・力・乱・神 クワン 1

三国志のマンガということで、買ってみました。
この手のファンタジーと三国志をあわせたもので、すごいのはやっぱり「JOKER」だと思います。孔明がもう死んでいたりして、はっきりいって無茶苦茶です。

「クワン」も、せっかく三国志の時代なんだから、あれぐらい突き抜けていって欲しいところです。
今のところは、曹操の子ども時代ですが、三国時代までいくとおもしろそうだなぁと思っています。