池上遼一,読書,雁屋哲メディアファクトリー,池上 遼一,男大空,雁屋 哲,MFコミックス

男大空1

ダイハードな(死ににくい)男が主人公のお話です。
でも、一番根っこに流れてくるのは、やりすぎだろうという笑い。
なかなか、面白いですねぇ。

池上 遼一,雁屋 哲
メディアファクトリー
発売日:2003-08-23
 

藤田和日郎,読書からくりサーカス,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎

からくりサーカス29

どこまでが計算どおりで、どこからがムチャクチャなのかわからないですが、それでも、だからこそ、面白いです。
全部、計算か?

そうは思わないんですよね。この前の話が「最終幕」だったのに、新しい幕が開いているし……。

鳴海をしろがねのところに送ったのは、多分、フェイスレス。
フェイスレスの最終的な目論見は、しろがねが執着する2人の人間、鳴海とまさるをお互いに争わせることにあるのかなぁ。
などなどと、考えてしまう。

日渡早紀,読書ぼくの地球を守って,日渡 早紀,白泉社,花とゆめコミックス

GLOBAL GARDEN 5

物語の全貌が見えていないので、まだ、内容的なことはなんともいえない。
でも、日渡早紀は、「アクマくん」シリーズのときは、すごくバッチリ決まった(定型的な)感情のキャラクターしか登場しなかったのに(それが、おもしろさをそこなっているわけではないけれど)、「ぼくの地球を守って」から後は、すごく繊細な感情を描くようになりました。

あと、夢のようにカワイイ女の子を言葉だけでなく、本当に絵で表現できているのは、すごいです。
涙花ちゃん、カワイイです。
でも、自分の娘の名前に「涙」っていう字をあてちゃう親って……。

六門世界RPG,六門世界RPGリプレイ,加藤ヒロノリ/グループSNE,安田均,読書グループSNE,六門世界RPG,六門世界RPGリプレイ,加藤 ヒロノリ,召喚ムスメと地下迷宮!,安田 均,富士見ドラゴンブック,富士見文庫,富士見書房,RPG

召喚ムスメと地下迷宮! 六門世界RPGリプレイ

読み終わって、あんまり「地下迷宮」のイメージがないのですが(笑)

加藤ヒロノリのリプレイは、「央華封神」を読んだことがあります。これも、すごくノリのいいお話でした。

今回は、アレに比べると、ノリは負けているような気が。

ゲームが違うので、比べられないというところもありますが。

テストプレイのリプレイを商品として出すことについては、ちょっと疑問はあります。

なんか、テレビゲームの攻略本でも、プレビューブックとかいって、発売と同時に出したりするじゃないですか。わたしは、すぐにああいう本を買ってしまうので(批判的なら買うなよというツッコミはもちろん受けますが)、そして、買ってしまってからちょっと悲しい思いをしたことが多々あるので、そういうのと同じように感じてしまうのですな。

まあ、システムがかわったところを微妙に書き直して出版するというのもなんだかなぁと思うので、こういうのも、アリか。判断は、おもしろいか、おもしろくないかですね。

そしてこれは、まあまあおもしろいです。

まぁ、どう変わっていくのかというのをみるには、自分がRPGとか作るときには参考になるかな?

自分でつくることはないとは思うけど。

おおもとのTCGは、1回も遊んだことありません。でも、もっとおおもとの「モンスターコレクション」の本なら読んでますけどね。

読書,高橋留美子小学館,少年サンデーコミックス,犬夜叉,高橋 留美子

犬夜叉32

「うる星やつら」が、全34巻。
「らんま1/2」が、全38巻。

そう思うと、主人公サイドの人間関係がかたまってきたのも、終盤に近いのかと思わすところがあります。
でも、あんまり、盛りあがらない。けっして、おもしろくないわけではないけど、盛りあがらない。

むかし、「こち亀」の作者が、盛りあがると物語が終わりに向かって動き出すから、長い連載は盛り上げてはいけないみたいなことを言っていました。
高橋留美子も、けっこう技巧派なので、意識して抑えているのかもしれません。

とすると、次に盛りあがるときが、ラスト・スパート?