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ハリガリ・ジュニア

えーと、今回、前回とまだ2回しか開催されていない「ゆうもあゲーム会・草津」ですが、大きな特徴は、参加している子どもの年齢が低いということです。
これは、広報の中心になっている「ぱふ草津店」というお店の客層とおそらくピッタリと重なるのだと思います。
小学校にはいると、子どもたちは「ぱふ」みたいなお店ではなく、「トイザらス」みたいなテレビゲームとキャラクターグッズ中心のおもちゃ屋さんに行ってしまう傾向があるのではないかと考えられます。
りん的には、こういう流れをちょっとでも変えていけたらなぁという壮大な夢があります。まあでも、何事も1歩1歩という感じです。

前回、今回の「ゆうもあゲーム会・草津」に参加してくれた子どもの平均年齢は、だいたい6歳ぐらい。小学校就学前から小学1年生ぐらいの子が、多いということになります。実はいうと、このあたりの子たちのできるゲームというのは、けっこう難しいです。

えーと、まず子ども自身が、人見知りする子だった場合は、こっちは、おっちゃんだからコワイというのがあります。顔見せただけで泣かれたりすると、ちょっとショックです。
それから、この頃の子どもは、けっこう経験の差が大きくて、一概に何歳だからこのゲームといいにくいところがあります。子どもによっては、サイコロにあわせてコマを進めるのでも、けっこう難しいことがあります。
あと、勝ち負けが出るゲームで、負けると拗ねちゃうこともよくあります。
ゲームが簡単で、短時間で遊べてしまって、次から次へいろいろなものを出してこないといけないのではないかというのもあります。もっとも、これは、実は大人が充分に楽しめてないからで、実は子どもは、同じゲームを何回でもやってくれるものですが。ちょっと、今回みたいにゲームを持って行きすぎちゃうと、大人も子どもも、目移りしちゃうというマイナスがあったようです。

最初に遊んだお母さんと子どもも、子どもの方が4歳ぐらいの子でした。
どっちかというと、おとなしくて人見知りするタイプの子のようです。

うーん、なにがいいのかなぁということで、選んだゲームは、「ハリガリ・ジュニア」でした。
同じ色のクラウンが出れば、ベルを「チン」とならすゲームです。

わたしと、お母さんと、子どもの3人で遊びました。
大人2人と子ども1人という人数構成は、はじめてゲームを遊ぶには、悪くないものだと思います。

ただ、「ハリガリ・ジュニア」の場合は、適正な人数が、もうちょっとたくさんそうですねぇ4人以上必要だったかもしれません。
3人でやると、なかなか、顔がそろいません。

なかなか顔がそろわないと、子どもの場合、そろったとき、なにをしたらいいのか、ちょっと忘れちゃうみたいです。

はじめのうちは、だから、子どもがルール理解しているのかどうかも、ちょっと把握しづらい。
大人の方が、そうとう待っていても、気付かないこともあります。

でも、子どもって、成長の仕方もすごいです。
今回は、突然、ものすごい速さで、1回ベルを鳴らしました。
そうして、ほめられたりすると、不思議なことに、スーーッとルールが理解できてしまいます。
そういう一瞬が、確かに極端に存在するんです。

そうなると、大人が手を抜いていられないスピードで、ベルを叩けるようになります。
そのパッと越えた一瞬というのは、なかなかに感動ものです。

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えーと、メンバーも集まってきまして、お昼からのゲーム会に備えて、お食事を。
今回は、カレー屋さんのとなりのマクドナルドで、昼食でした。

さて、昼食を終えて、草津市立図書館に移動。
前回は、会議室で、人数がいっぱいいっぱいだったので、今回は、さらに広い視聴覚室を借りました。
ただ、「ぱふ草津店」でのチラシの減り方は、前回同様、なかなか素晴らしいモノがあり、今回も、たくさん来てくださることが予想されます。
いきなり、いつも遊んでいる「あ・そ・ぼ」の子どもが1人、お祖母さんに連れられて来ているのを発見。

「12時からとちゃうの?」

話をしっかり聞けていないようです。
開始時刻は、12時半からです。

「すぐ、準備するから、待っててね」

まぁ、会場が図書館ということもあり、時間つぶしにはそんなにこまらないので、よかったよかった。

今回借りた「視聴覚室」には、テーブルがありませんので、会議室の方からテーブルを移動して、ゲームをならべます。

今回は、ちょっと、持っていったゲームが多すぎでした。わたしだけで、衣装ケース3つとデカいカバン1つ。
うーむ。何を持っていっていいのか、イマイチ、つかめていない感じがありますね。

今回は、前回よりも会場が広いということで、一画におもちゃのコーナーを作って、「ピッチカー」のコースや、積み木、クーゲルバーン、そして、買ったばかりのハンマートーイなんかをおきました。

準備完了。あとは、お客様がくるのを待つばかりです。

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2月1日(日)は、第2回目の「ゆうもあゲーム会・草津」の日でした。
滋賀県草津市の草津市立図書館で、開催されました。
前回、会場が狭かったという反省の元、今回は、前回よりも少し大きめの「視聴覚室」を借りての開催でした。

そして、「ゆうもあゲーム会・草津」に参加するスタッフの多くは、なぜか、午前中から「ぱふ草津店」に集合するという。
すっかり、待ち合わせ場所です。
今回も、大人5名、子ども2名が押しかけました。まあ、りんは「けっこうもの買っているいいお客さん」なので、許してください。
あと、今回は、ちゃんとお店にふさわしい、お母さんと子どもたちもいたので、それほどお店からは、浮いていなかったのではないかと……。

いい訳です。

いつものように、店長さんと世間話を(笑)。

そして、話よりも、おもちゃが気になるわたしは、お店のおもちゃを触りまくり、見まくりです。
あぁ、おもちゃ箱のなかにいるみたいで、幸せです。というか、それあんまり例えになってない。そのままですな。

ちなみに、去年よりも、ちょっとゲームの棚が増えています。いい傾向だ。
そして、やっぱりこのお店でも、「ねことねずみの大レース」は、売り切れ中でした。

今回は、前から欲しい欲しいと思っていた、「ハンマートーイ」を購入。
「子どももいないのに、こんなもん買ってどうするんだ?」
と今までは考えていたのですが、今は、「ゆうもあゲーム会・草津」で使うという立派ないい訳ができたので、ためらいがなくなっています。1

  1. いや、それでもまだ、「ネフの積み木は、ボーナスが入ったときだけにしよう」とか、「1回に1個ずつとか」とか、ちゃんと理性的ですよ。ホントか? []

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王位継承

「ゆうもあゲーム会」は、子どもたちのゲーム会ということで、子どもたちの定番ゲームは、いろいろあります。

「穴掘りモグラ」や「ミッドナイトパーティ」なんかは、文句なしの横綱級ですし、「ねことねずみの大レース」や「手さぐりゲーム」など、新しいゲームもがんばっています。

さて、そんな「ゆうもあゲーム会」で、最近、大人が大喜びで遊んでいる姿が見られるのが、この「王位継承」です。

以前は、「操り人形」とかが、よく大人たちの間で遊ばれていたのですが、定番とまではいってなかったと思います。
理由はいろいろあると思うのですが、1番の理由は、「重たい」というのではないかと思います。
もちろん、脳みその隅々まで使って、考えて考えて遊ぶのは、とっても楽しいのですが、家族のゲーム会ですから、そうそう長時間、子どもたちを放ったらかして遊ぶわけにもいきません(笑)

その点、この「王位継承」は、軽い。でも、軽いくせに、なかなか考えるところがあるということで、ゆうもあゲーム会でするのに、バランスのいいゲームなのだと思います。

ちょっと、子どもたちだけで遊んでいるスキにできる。うまくいけば、それほどルールも難しくないので、子どもも一緒に遊ぶこともできそうです。
まぁ、題材が、題材なので、多少、配慮というか、注意が必要なゲームではあるなぁと思います。

自分の支持している候補者を出来るだけランクの高いところ持ってくゲームですが、あまり焦りすぎると、ゲームから除外されてしまったりします。
自分が支持している候補者を、他の人には悟られないように、のしあげていくというのが、大事です。

何回も遊ばれるということは、相手の手の内が見えてきたり、自分の手の内が相手にばれてくるということです。
さて、そうしてくると、このゲームのおもしろさは、次のステージに入ります。
つまり、

「ぼくは、いつもの作戦で行くよ~。ほら、邪魔な人は、王様に推薦して反対して落とすよ~」

と見せかけて、自分の候補者を王位に推薦したりします。
周りは、

「あぁ、アイツのことだから、自分で推薦した最初の1人は、自分で反対して落とすな。
 じゃあ、『反対票』は、もったいないから使わないでおこう……」

なんて、感じで思惑が交錯します。

「ガイスター」や、「アンダーカバー」と同じく、同じ人とばっかりやっているとパターンにハマりそうな反面、そうやって、パターンと見せかけて騙すということもできるようになってくるゲームで、けっこう、かめばかむほど味の出てくるゲームだと思います。
ただ、最近は、最初の支持者を決めるカードの引き運というのも、大きいなぁと思います。
もしかすると、他のプレーヤーとダブる支持者が多い人は、それだけで勝っているような気も……。逆に、他のプレーヤーと同じ人を支持していない場合は、ちょっと苦しいような気もします。

どれぐらいの確率で支持者がダブっているのかというのは、実は正確なところ調べていませんので、印象にすぎないのですが。

でも、だからといって、楽しさが減るわけでもなし。いつも、2、3回ぐらいは連続で遊ばれますね。

ということで、1月の「京都」のレポートは、終了です。

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投扇興

京都の終了後のお楽しみ。
スタッフミーティングという名前の、ゲームについての研修という名目の、反省会というかスタッフのためのゲーム会です。

まずは、お正月ということで、雅やかに「投扇興」です。
これは、インストができないので近づきませんでしたが(コラコラ)、今日1日、本当によく遊ばれていました。

1回は、話のネタとしてもやっておくべきです。

広いスペースが必要な、贅沢なゲームです。
2人対戦のゲームです。

2人のプレーヤーは、向かい合って座ります。もちろん、日本の伝統ゲームですから、座布団の上で正座です。
そして、その中央には、桐の箱。桐の箱の上には、「蝶」と呼ばれる的がおかれます。
桐の箱から、それぞれのプレーヤーまでの距離は、2メートルぐらいかな。

プレーヤーは、そこに座ったまま、交互に扇子を投げて、的である「蝶」を落とすことを狙います。

扇子は、広げて投げられます。広げた扇子を投げると、どう飛ぶか?なんと、上手に飛ばすとクルリと空中で1回転して飛びます。

さて、このゲーム、一見するとダーツのようなアクションゲームに見えますが、なんと、美を競い合うゲームです。

といっても、飛び方の美なんてのは、人それぞれ違うので、判定できません。
このゲームは、蝶を落としたときの「蝶」と「扇子」の落ちた形を競い合います。

落ちると「蝶」と「扇子」の位置関係によって、いろいろなワザとなり、得点が入ります。このワザの名前が、「源氏物語」から取られたもので、「花散里」とか、「朝顔」とか、なかなか優雅です。

ちなみに、「花散里」は、「蝶」も「扇子」もバラバラで、何にも絡まない平凡な手という感じです。
いやぁ、花散里のお姫様ファンのわたしとしては、ちょっと言いたいことありますが……。「末摘花」よりも、点数低いというのも、なっとくいかないのですが(笑)

ちなみに大好きな「真木柱」は、30点の大技です。
えーと、桐の箱にかかった「扇子」に「蝶」がひっかかって宙づりになったような形です。
そんなもん、できるかーー!!
………。
……。
…。

今回、出たそうです。不破さんのサイトに証拠写真が(笑)

すごい。ただし、練習のときに出たそうです。

「蝶」ほ落とせない場合は、0点の「手習い」。これは、なんとなく納得。
えーと、はっきり言って、落とすだけでも一苦労です。やっている人は、ワザを狙って落とすのでしょうか?
あと、桐の箱を倒すと、マイナス20点。「野分」だそうです。嵐でもこない限り、あんなもの倒れません。

あと、もう1つだけマイナスになるのがあって、これは、わたしけっこう出しました。

「『コツリ』。マイナス1点」

これは、なげた扇子が、桐の箱に当たっちゃったときですね。「コツリ」と音がするから、「コツリ」かな。

えーと、まず、蝶を落とさないことには、話になりません。
これは、何回か練習すると、コツがつかめるようです。
↑ わたしは、ちょっと苦手でした。

あとは、得点の高いワザが出ることを祈る……。
きっと、上手な人は、どのあたりを狙えば、このワザがでやすいとか考えているのだと思います。

まあ、単純になげた扇子が、的に当たるというも、たしかに気持ちいいものです。

「このマークの付いているワザの名前は何ですか?」

「ああ、それは、最近新しくできたワザ……」

ワザ表を見ながら、こんな会話が。
恐るべし。今なお、進化し続けている日本の伝統ゲーム(?)「投扇興」でした。

これも、奥が深くて、いろいろな遊び方があるようです。
次回できるのは、来年かな。

ちなみに、今回の1番の高得点は、「蓬生」の35点だったそうです。
落ちて立った「蝶」に「扇」がかぶさったかたちだとか……。
この証拠写真も、不破さんのサイトに。