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知らないと損する池上彰のお金の学校

うーん。
池上彰さんの話って、けっこうアップデートが早いジャンルの話が多いので、数年前の本を読むと、ちょっと話が古くなっているかもしれません。
けっこう円高のときのお話です。今は、空前の円安ですからねぇ。

税は財源なのかどうかというのは、けっこう最近、怪しくなってきた感じもあります。
ただ、それがわかっていて「財源だよ」ということで、流れをつくっているのではないかという気もします。
まあでも、それは、操作の仕方としては巧みかもしれないけれど人をバカにした方法だと思います。

「ヒトラーは、情報操作が上手かった。そのあたりをよく研究しないと」

とか、

「インフルエンサー、SNSを利用して、(世論の)情報操作を」

みたいのと同じ発想で、上手くいくかもしれないけれど、結局、そうして操作される人間が増えることって、日本や世界にとって、本当にいいことなのという思いはあります。

この手の知識のアップデートって、思った以上に個人にとっては難しいです。

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トラウマ映画館

映画に関する個人的な思いでみたいな感じがおもしろいです。
なにかを吸収していく時期というのは、名作とか、駄作とか、そういうこと関係なしに、なんでも取り入れる時期なんだなぁ思いました。

もしここで、「これは評価が高い」とか、「これは世間的に駄作」とか、そういうフィルターがかかっていたら、多分、今の作者はないのかも。

だから、今までのエッセイ以上に、作者の生の声がはいっている感じがしました。

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姉なるもの4

人への執着故にバグっている神様が、もう1人(柱)。
という感じで、なかなか、切ない話になってきた気がします。
そして、アダルト版の方と、ちょっと混ざってきている感じもします。

これも、惹かれているのは異類婚ものとして、なのかもしれません。

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魔界水滸伝17

ご一行は、いよいよ多一郎さんに再開。
なんか、わけはわからないけれども、正気を取り戻させる一言に対する多一郎さんの反応がせつない。

というか、そうなるわなぁと。

作者が、人間界と魔界を離したいのか混ぜ合わせたいのかが、どんどんわからなくなっていく感じがします。

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エアマスター22

いよいよ、天辺という感じになってきました。
ジョンス・リーが、今のところ最強な感じかなぁ。「ハチワンダイバー」では、最強として出てきた記憶が……あるような、ないような。
読み返さないといけないな。

繋がっていると、こういうところが楽しい。