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キングダム57

ギリギリの戦いばっかりです。
弓の仁と淡に泣かされて、龐煖に戦慄して。

さて、信が示す答えとは。

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きみを死なせないための物語3

16年前の出来事は、呪いのように残された者に影響を及ぼす。
それでも、ジジを見て、それでも、ジジを一人の個人として見て、

「ぼくが恋したひとは祇園さんだけだ」

というルイの正しさというか、自分自身にも向ける厳しさは、切ない。

さて、いろいろと設定が見えてきた感じがします。限定され管理された人間関係。命の価値の「査定」による安楽死。つめこまれたものは、重い。
でも、だれもがだれかにとって特別な「きみ」のはず。

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キャプテン・アメリカ ホワイト

過去を追憶する色シリーズのキャプテン・アメリカ版。
今までのお話は、ほぼ、亡くした恋人の話でしたが、キャップの場合は、亡くした相棒、バッキー。

まあ、バターンといえばそうなんだけれども、お話としてちゃんと終わっているというのは気持ちいいものです。
特に、アメコミって、終わらないことが多いので。

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あだち充本

わたしは、「みゆき」からの読者で、「ナイン」とか「陽あたり良好!」にもどっていった人なんです。それより前の少女マンガも読んだけど、イマイチだなという感想です。
その頃には、もう、「タッチ」で売れっ子になってたしなぁ。

あだち 充って、あの頃、「ナイン」あたりでぽっと出てきた人だと思っていたのですが、けっこう下積み長かったんだと驚きました。
高橋 留美子に並ぶヒットメーカーというイメージしかないです。
そして、「タッチ」のせいで「みゆき」が終わったときには、悲しかったです。「みゆき」の盛り上がりのずらしていくやりかたって、あの頃のワンパターンの少年マンガではなかったもので、ものすごくおもしろかったです。

そして、マンガのかき方も、独特ですねぇ。編集との雑談から、つくっていく。もちろん、少年マンガってけっこう打ち合わせが重要みたいで、どのマンガでもそうなんだけれども、その編集さんとの雑談への比重がえらい高い。
それが、長年続いてきた秘訣なのかもしれないと、ちょっと思った。自分でかきたい「なにもかも」があるわけではなくて、お題を出してもらって、それに肉づけてしていく。
「なにもかも」系の作者って、それが尽きたら終わりだと思うのですが……。

この手の本としては、ほんとうに作者へのインタビューがメインで純度が高いです。おもしろかった。

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ユンボル-JUMBOR-6

いや、やっと6巻目でちゃんとストーリーも動き出して、おもしろくなってきた感じがします。
ちょっと、話的には、暗くて重いか?

ゲンバーと姫。
さて、バルは最終的にはどっち側につくのか。