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星を墜とすボクに降る、ましろの雨

まあ、題名からして、いい感じで中二ですよねぇ。
しかもコレ、感情表現が下手な「ボク」ッ娘の一人称の悲恋小説なんですよ。
刺さる人間には、デキはどうあれとにかく刺さる(笑)手にした時点で負けている。

いや、これはバカにしているのではなくて、こういうは必要なんだと思います。

ラストの選択も好きですよ。
「考え方の違う人の考えを尊重する」というのはきっと、「自分の思う形で幸福にいてもらう」ということとは違うことは多いのです。
「暗闇の速さはどれぐらい」と同じように、読者にとっては違和感を感じるかもしれない。それでもそれは、当人が自分でその時の気持ちを最大限考えて選んだ選択なのです。

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病月1

もちオーレ原作。
もちオーレって、割といろいろ問題があってもラブラブ、ホワホワな雰囲気があるのですが、これは、完全にストーカーになっている感じのヤツです。
まあ、双方がなっとくしていたら恋愛で、「無理」って思ったらストーカーなので、その距離っていうのは、正直リアルでも微妙な感じですよねぇ。

まあ、怖いというのはあるけど、花絵のその場しのぎの対応も、かなり問題だと思います。

でも、それもまた、今までのもち作品でもかかけていめことで、このマンガもしかして、今までの自分のかいてきたものの暗黒面をかこうとしているのかも。

どう着地させるつもりだろう。

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ウィッチャー4 ツバメの塔

「ツバメの塔」と「カモメの塔」があるのね。
最初、混同していて混乱しました。

全6巻としいうことで、この3、4巻ぐらいが、1番盛り上がっておもしろいところかもしれません。
シリの回想とゲラルトパーティの話が同時進行で進んで全体像が見えてきます。1巻全部読んで、話の全貌が見えてくる感じです。

しかし、主人公の(はずの)ゲラルトが、いくら一生懸命行動しても、まったく関係のないところで物語が進んで行って、ゲラルト自身は無力というのが、なかなかに興味深いです。ゲラルト自身は、あくまでウィッチャーで、世界の趨勢に直接に関わる人物ではないという。

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インフェクション18

ながみんを見ていると、昔は、「走狗烹らる」は惨いと思っていましたが、煮られるのもしかたないかもと思えてきます。
平和な時代にもどったとしても、1回全力で戦えうことを覚えたこの人達って、絶対、乱を呼ぶ方向にしか動かなくなるだろうし。

でも、今、この最悪の状況を打開するためには、絶対必要な「異常」だったりもする。

柴田ヨクサル,読書エアマスター,ジェッツコミックス,柴田 ヨクサル,白泉社,

エアマスター8

女子プロ編。
崎山 香織の独壇場ですな。かっこいいわ。勢いだけだけど。

これは、マキじゃなくても、ハートに火がつく。