大野安之,読書Benjanet,はみだしっ子,ファンタジー,マンガ,三原 順,大野 安之,,That’s!イズミコ

That’s!イズミコ4

「バイ・ポーラー」後篇からのスタート。
めちゃくちゃ、おもしろいですよねぇ。今までのAF現代劇コメディから一転して、シリアスな異界ものになります。そして、そんなヒロイックファンタジー的な世界でありながら、本当に、独特の風景を見せてくれます。

「おまけばいぽーらー」を読んでいて、よく似た結末のマンガがあったなぁと思いました。それは、三原 順の「はみだしっ子」で、たしかあれって、「オクトパス・ガーデン」で終わるんですよねぇ。

そう考えると、「おまけばいぽーらー」から、「のぼる ほし」、「An Affair?」、「夜曲」と、どれも、最終回でもいい感じにつくられているなぁと感じたりもします。
天才ですね。

梅田阿比,読書クジラの子らは砂上に歌う,ボニータ・コミックス,梅田 阿比,秋田書店,

クジラの子らは砂上に歌う2

泥クジラが、襲撃をうける巻です。

長老会が知っている真実を、いつ一般人は知らされるのかという問題がありますねぇ。
タイシャは、知っていたのか、知らなかったのか?
スオウが首長になった時点で知らされなかったということは、タイシャも知らなかったということかなぁ。でも、自警団の団長は、いろいろなことを知ってそうです。そう考えると、スオウはただ単に伝える暇がなかったとも考えられるし。

テレビよりも、やっぱりお話が詳しいので、わかりやすいです。

そして、「あとがきまんが」の作者のめんどくささは、健在。これはこれで、1つの物語になっていて、素敵です。

及川徹,読書インフェクション,及川 徹,講談社,週刊少年マガジンコミックス,

インフェクション10

榎並とか、栄太とか、小鳥とか、みんな普通の人だったはずなのに、すごいですねぇ。
極限状態だと、怯えるか、覚醒するかどっちかにいくのかも。

そして、変態も多い。まあ、極限状態だから……。便利な言葉だ。

原泰久,読書キングダム,ジャンプ コミックス,ヤングジャンプ コミックス,原 泰久,集英社,

キングダム52

もう、山の民が、便利な異能集団みたいになっ取りますな。
まあ、荒唐無稽なのですが、それでも、都合良くはいかないというのが、このマンガの凄いところだなぁと思います。
敵にも、異能集団、めちゃくちゃいるしな……。

信が、王騎の矛を使いこなし、メラ族は代替わりし、楊端和とバジオウは大ジャンプ。
ものすごい密度です。

末次由紀,読書ちはやふる,末次 由紀,講談社,,BE LOVE KC

ちはやふる44

今までバラバラに考えていたことが、急に繋がってきて、「世界」というか、ものの背景が、くっきりと見え出す一瞬というのがあります。
目からウロコが落ちるときというか。
その一瞬にたどり着くために、いろんな努力とかはあるのかも。

でも、見えたと思えるのは一瞬で、また、あっという間に見えなくなってしまうのですけどねぇ。