風に羽衣 大正浪漫探偵譚文庫3
「合掌」の文庫版、3巻目です。
おもしろいんですけれど、つめて読むと(といっても、2、3カ月に1冊なのですが)、ちょっとパターン的に苦しいかな。
木原 敏江は、不思議が入っている方が、いい感じだと思う。だから、おまけの「瞬きの劇場」の方に、より惹かれてしまいます。
ミステリーは、不思議が不思議で終わらないのが、寂しいんですよね。もっとも、不思議のまま終わったら、ミステリーにならないんだけれど。
「合掌」の文庫版、3巻目です。
おもしろいんですけれど、つめて読むと(といっても、2、3カ月に1冊なのですが)、ちょっとパターン的に苦しいかな。
木原 敏江は、不思議が入っている方が、いい感じだと思う。だから、おまけの「瞬きの劇場」の方に、より惹かれてしまいます。
ミステリーは、不思議が不思議で終わらないのが、寂しいんですよね。もっとも、不思議のまま終わったら、ミステリーにならないんだけれど。
1年に1冊ぐらいずつ読んでるシャーロック・ホームズです。
安定したおもしろさがありますねぇ。
なんか、思っていた以上に、ホームズとワトソンは、仲良しですね。ちょっと、ホームズは、ワトソンをバカにしているところがあるのかと思っていたけど、ホームズの方が、ワトソンのことを好きなんだとなんか伝わってきました。ラブラブだ。いや、変な意味ではなくね。
最後の事件は、続きがあると知っているのに、しんみりします。コナン・ドイル自身は、続編なしのこれで終わりって思っていたので、ちょっとは、しんみりしたのかなぁ。
でも、モリアーティ教授は、どんな犯罪をおかしたのかは、さっぱりわかんないですねぇ。
時間ものの物語らしい展開になってきました。
次回予告が、なかなか気を持たせます。
「ユフラテの樹」と「日本発狂」の2篇。
多分、初読み。
シリアスがかきたかったのか、スクラップスティックがかきたかったのか、良くわからない作品集。
なんでもつめこんでいって、それでも無難にまとめる手塚治虫って、やっぱりすごい。特に、「日本発狂」なんて、最後、なんかいい話にまとまっていて、ちょっとビックリした。