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風に羽衣 大正浪漫探偵譚文庫3

「合掌」の文庫版、3巻目です。
おもしろいんですけれど、つめて読むと(といっても、2、3カ月に1冊なのですが)、ちょっとパターン的に苦しいかな。

木原 敏江は、不思議が入っている方が、いい感じだと思う。だから、おまけの「瞬きの劇場」の方に、より惹かれてしまいます。

ミステリーは、不思議が不思議で終わらないのが、寂しいんですよね。もっとも、不思議のまま終わったら、ミステリーにならないんだけれど。

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図解 特殊警察 F-Files20

まぁ、地味な仕事がメインで、チームで動くと。当然といえば当然ですが。
でも、映像のリアリティの方に毒されているからなぁ。あれって、どこから来たんだろう?うーん、あれがリアルな時代もあったのかなぁ。

しかし、特殊警察の動きや、ナゴシエートの動きが秘密なのは、世間の非難をそらすという意味もあると思います。これ実際の動きがわかると、けっこう世間の非難ごうごうなんだろうなぁ。

犯人の立場に立ってとか言うと、

「被害者の苦しみは…」

とか、

「甘すぎる…」

とか、自分で対処しない無責任な層は、言うんだろうなぁ。

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シャーロック・ホームズの回想 新訳シャーロック・ホームズ全集

1年に1冊ぐらいずつ読んでるシャーロック・ホームズです。

安定したおもしろさがありますねぇ。

なんか、思っていた以上に、ホームズとワトソンは、仲良しですね。ちょっと、ホームズは、ワトソンをバカにしているところがあるのかと思っていたけど、ホームズの方が、ワトソンのことを好きなんだとなんか伝わってきました。ラブラブだ。いや、変な意味ではなくね。

最後の事件は、続きがあると知っているのに、しんみりします。コナン・ドイル自身は、続編なしのこれで終わりって思っていたので、ちょっとは、しんみりしたのかなぁ。
でも、モリアーティ教授は、どんな犯罪をおかしたのかは、さっぱりわかんないですねぇ。

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機巧童子ULTIMO3

時間ものの物語らしい展開になってきました。

次回予告が、なかなか気を持たせます。

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ユフラテの樹 手塚治虫文庫全集

「ユフラテの樹」と「日本発狂」の2篇。
多分、初読み。
シリアスがかきたかったのか、スクラップスティックがかきたかったのか、良くわからない作品集。

なんでもつめこんでいって、それでも無難にまとめる手塚治虫って、やっぱりすごい。特に、「日本発狂」なんて、最後、なんかいい話にまとまっていて、ちょっとビックリした。