矢沢あい,読書りぼんマスコットコミックス,りぼんマスコットコミックス クッキー,矢沢 あい,集英社,NANA,NANA-ナナ-

NANA-ナナ-8

今までは、モノローグは、奈々のものばかりだったのですが、この巻あたりから、ナナのモノローグも入ってきます。

しかし、ナナのこの奈々に対する執着は、いったいなんなんだろう?
どうも、本人にもみえてないみたいなのですが。

河惣益巳,読書ツーリング・エクスプレス,マンガ,河惣 益巳,白泉社,白泉社文庫

ツーリング・エクスプレス11

少年マンガの恋愛は、キスしたら終わりだったり、結ばれたら終わりだったりします。
それが、いい悪いではなくて、そういう文法でかかれていて、ぼくらはそれに慣れています。

でも、結ばれた後、そこからどうなるというのが、少女マンガの文法のような気がする。
もちろん、そうでもない結婚して終了の少女マンガもたくさんあるんだけど……。

でも、男の恋愛に関する目線と、女の恋愛に関する目線と、ズレがあるとしたら、けっこうこのあたりかもしれないと思います。

結ばれた後も、どんどんストーリーが続いていく「ツーリング・エクスプレス」を読んで、そう思った。

垣野内成美,読書ホラー コミックス スペシャル,吸血姫夕維,吸血姫夕維-香音抄-,垣野内 成美,秋田書店,秘密

吸血姫夕維-香音抄-5

那嵬の紋章にそんな秘密が……。

でも、それではなんで、この人だけ自由に動けているんだろう……。

夕維は、夕維で、この名前を名乗る限り、「シ」としての力はなんか、封印されている感じですねぇ。
なんか、物語を把握しきれていない感じです。

真島ヒロ,読書モンスター ソウル,真島 ヒロ,講談社,講談社コミックス,講談社コミックス ボンボン,FAIRY TAIL

モンスター ソウル

こっちの方が、「FAIRY TAIL」よりも、物語の広がりはありそうなのですが…。

でも、モンスター主人公だと、どうしても、なんでもアリになりすぎちゃうのかな?
まあ、他の作品が、なんでもアリでないかどうかというのは、難しい問題です。

清原なつの,読書サボテン姫とイグアナ王子,本の雑誌社,清原 なつの,清原なつの忘れ物BOX

サボテン姫とイグアナ王子 清原なつの忘れ物BOX1

「清原なつの忘れ物BOX」の第1弾です。
今まで、コミックスには収録されなかった作品が載っています。

え~と、水準的には、そんなに出来はよろしくないかと。

清原なつのの作品自体が、ものすごいドラマチックであったりとかはしないので、けっこう評価的には難しいとは思うのですが、まだ、テーマをうまく昇華しきれていない感じがします。

まあ、だから今まで忘れ物だったのかも。

でも、清原なつの独特の「痛さ」と「諦観」(無常観?)みたいなものは、作品の奥にしっかりと流れています。

サボテン姫とイグアナ王子

清原 なつの / 本の雑誌社(2005/05)