ピアノの森4
いよいよ、コンクールの話です。
このあたり、記憶では、もっと短いエピソードなんだと思っていたのですが、けっこう、丁寧にかいていますねぇ。
再読は、そういう新たな発見もあっていいです。
やっぱり、本捨てちゃダメだな。
王道と覇道。
2人の主人公に託してかいていったこの物語は、わかりやすかったのか!!
ちょっと、そのところは、びっくりしました。
あざといほど単純をしてすら、こうなんですねぇ。時代そのものが、お話をいっぱいはらみすぎているようです。
でも、その大きな物語のうねりと、小さな物語を上手にあわせることができると、けっこうおもしろい作品ができそうな気がします。
わたしは、どっちかというと、「虹色のトロッキー」の方が、そういう部分は、よくできていたと思います。時代の雰囲気というか、気分がつたわってきた気がします。
「日露戦争物語」は、ちょっと、小さな話がないがしろにされすぎています。というか、へんな小さなエピソードの羅列になってい感じがします。
この辺のバランス感覚は、難しいです。
3日ほど、元気ですが入院していました。
病院で、コスプレ用品をレンタルしてくれました。今晩からは、ダースベーダーとしてがんばりたいと思います。
これで、まあ、いろいろ失礼なことがなくなれば、よいですねぇ。
入院中は、ねぇさんと「バトルライン」三昧でした。
きのうまでは、五分と五分だったのに、今日は、負け越しです……。