ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2004年1月MMG,MMGテーブルゲーム会そっとおやすみ,できるかな,クク,ゲーム会,コヨーテ,ドメモ,ブラフ,MMGテーブルゲーム会

コヨーテ

ということで、「コヨーテ」のお話からいたします。

前々から、遊びたいと思っていたゲームです。
しかし、残念ながら、遊ぶ機会が全然なかったんですよねぇ。

ある人は、

「もう、ものゲームがあれば『ブラフ』はいらない」

とまで、言っておられます。

「ブラフ」は、わたしのなかでは、「そっとおやすみ」、「クク」とならんで、ベストゲームの1つですからねぇ。
それは、なかなか聞き捨てならねぇ。
遊ばねば(笑)

いや、ただ単に、まわりでこのゲームが遊ばれていたり、実物をよく見たにもかかわらず、ずっと遊べなかったので、遊びたかっただけという話ですが。

えーと、「コヨーテ」はダイスは使いません(笑)
カードゲームです。

正確に書くと、カードとハチマキが必要。
ハチマキに、カードをさして他のプレーヤーからは自分の札が見えるけど、自分にだけは自分のカードがわからないという、いわゆるインディアンなカードゲームです。

りんが遊んだことがあるインディアンなゲームは、「ピラミッドカード」や、「ラミー」のカードを使って遊んだ「ドメモ」です。
あれは、ドキドキするよいゲームです。
あと、インディアン「クク」というのもあるよと噂では聞いていますが、まだ、実際に遊んだことはないです。

プレーヤーは、全員自分のハチマキにカードを1枚さします。
カードがさせたら、プレー開始です。

カードには、基本的には「数字」が書いてあります。この数字は、ネイティブの人たちの隠れいる数なのだそうです。じっと、イラストを見ると、「5」のカードには、本当に5人隠れているのがわかります。

プレーヤーは、カードの数値すべてを合計して、全部で何人のネイティブが隠れているのかを宣言しなければなりません。ただし、実際にいる数よりも越えてしまってはいけません。

自分のカードは見えません。だから、多少は勘も必要です。
手番のプレーヤーは、宣言の数を釣り上げていくか、前のプレーヤーの宣言を疑って、実際に全員の合計を確かめてみるかのどちらかを選択します。
疑ったプレーヤーがいたら、そのラウンドは終わりで、実際にカードをはずして、計算します。

数が宣言以上だった場合は、宣言したプレーヤーが勝利します。数が宣言より少ない場合は、疑ったプレーヤーが勝ちとなります。

このあたりは、「ブラフ」と同じルールですね。

「ブラフ!」とか「チャレンジ!!」

のかけ声が、

「コヨーテ!」

にかわっただけという感じです。
次は、負けたプレーヤーが、スタートプレーヤーとなってゲームを続けていきます。

えーと、自分のカードが見えなくても、最初のプレーヤーは、見えているプレーヤー全員の合計値を宣言しておけば安全ですって?
いえいえ、そんなに甘くはないのがこのゲームです。

まず、数字のカードですが、プラスのカードだけではありません。「0」はもちろんのこと、なかには「マイナス10」なんてカードも入っています。
またまた、プラスのカードも一筋縄ではいきません。「20」や、「2倍」なんていうとんでもないカードも入っています。

だから、ギリギリ宣言してたつもりが、いきなり数がオーバーしていることもありますし、となりのプレーヤーが、いきなり思いもしないほど大きな数を宣言してきて、

「ええっ、俺の頭の前のカードは、いったいなんだ???」

となっちゃうこともあります。

実際に遊んだ感じでは、たしかに「ブラフ」のドキドキ感、それから、自分のカードが見られないというドキドキ感があって、かなりおもしろいです。

「マイナス10」や、「マイナスMax」などの特殊なカードは、どうしてああも、同じ人ばかりに固まって配られるのでしょうか(笑)
みんなの注目をうけて、

「えー、また俺~」

本来のルールは負け抜けなのだそうですが、今回は、抜けずにそのままプレーしていきました。
その感じでは、「ブラフ」と同じく、けっこう堅いプレーが強そうな感じです。いや、堅いプレーと思わせておいて、要所要所で、ブラフをかけていくのがポイントかな。
ポーカーフェイスも大切ですが、相手を見て、ワザと笑ってみるのも有効かも。
なんと、めずらしいことに、わたしは今回負け知らずでした。

負け抜けルールは遊んだ人によると、1対1になったとき間抜けだそうです。
たしかに、1対1だと、相手のカードしか見るモノがなければ、宣言するのも苦しそうです。というか、勘だけのゲームになってしまいますね。

確かに、「ブラフ」よりも手軽に、同じ様な楽しさを味わうことができると思います。こっちの方が、確率を考えなければならない「ブラフ」よりも、お手軽というところもあります。
小学生の中学年ぐらいなら、充分に遊ぶことができそうな感じです。

ただ、今回遊んでみての唯一の不満点は、

「振りなおしのルールがない。」

でした。
だって、前の人がピッタリに宣言してきたら、もう次の人は、手がなくなっちゃうんですねぇ。
「ブラフ」の場合は、そんなときに自分のカップのなかからダイスをいくつかぬいて振りなおすことができるというルールがあります。

そのあたりを話していると、

「そのあたりも、ちゃんと追加ルールがありまして、チップを使うことで、カードを頭に2枚さしたりできるんですよ」

とのことでした。
今回は、基本ルールだけで遊んだわけです。
なるほど。
次は、追加ルールも入れて遊んでみたいなぁと思います。

そうですねぇ。「コヨーテ」の場合は、どんなに極端な宣言をした場合でも、いつでも失点は1です。「ブラフ」みたいに、

「一気にここで相手を落としてやるぞ」

という大勝負にでられないという部分もありますので((ここがイヤという意見もあって、だから「コヨーテ」の方がいいという意見もあるかな))、よく似ているけど、やつぱり楽しみ方はちょっと違うかな。
両方、いいゲームです。

「2倍」カードとかぬいたら、2年生ぐらいでもできるかな。

遊んでみるか?

ゲーム会レポート,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2004年1月MMG,MMGテーブルゲーム会アラベスク,インコグニト,ゲーム会,コヨーテ,セット,ホットポテト,モダンアート,闇の怪盗,MMGテーブルゲーム会

2004年1月10日(日)。
MMGテーブルゲーム会に参加しました。

2回目の参加です。そして、今年になってはじめてのゲーム会参加です。

そうです。やっと、ゲーム会レポートの方も、新年を迎えることができました。
もう2月だったり、もう1回、MMGテーブルゲーム会が開催されていたりしますが、そんなことは、気にしてはいけません(笑)

ということで、さっそく話をはじめるのですが、1カ月以上前、しかも、今月のMMGももう開催されているということで、だいぶ記憶から、もれ落ちてきています。

遊んだゲームは、

「ジェット・セット」
「コヨーテ」
「インコグニト」
「闇の怪盗」
「ホットポテト」
「モダンアート」
「アラベスク」?
「ラミーデラックス」

と自分で書いているのですが、そのうち、「ジェット・セット」と「アラベスク」?は、どんなゲームだったかすらも、覚えておりません。

2月にMMGに行ったときに、主催の森田さんに、

「『ジェット・セット』って、どんなゲームですか?」

と聞いて、色々説明していただいたのですが、さっぱり、きっぱり、思い出すことすらできませんでした。

ということで、メインのお話は、「インコグニト」と「モダンアート」あたりになるのかなぁと思っています。

大丈夫か?おい。

ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,2003年12月ゆうもあ・大阪忘年会おもちゃ,ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,カルカソンヌ,カルカソンヌ 城,クニツィア,ゲーム会,子ども,森の影

カルカソンヌ 城

クニツィアの作った2人用のカルカソンヌ。「カルカソンヌ 城」。

えーと、今までのカルカソンヌと大きく違うところは、得点ボードが街の外壁になっていて、その内部にタイルをおいていくというところかな。

タイルがつながって、街が広がっていく様子、タイルとタイルの絵が気持ちよく一致するのは、「カルカソンヌ」が1番だと思います。

「城」の場合は、「家」と「塔」を造っていくのですが、この家が屋根の繋がりなんですよ。だから、なんとなく「トスカナ」みたいな感じです。それから、この屋根、どこまでも広げていってもいいけれど、どこで切っちゃってもOKです。切っちゃいけないのは、「道」だけ。
このあたりが、なんか、今ひとつしっくりこなかったです。なんというか、絵がつながってないと、ちょっと気持ち悪い(笑)

あと、ボーナスタイルというのが得点ボードのところどころにおかれていて、そこにピッタリ先に止まったプレーヤーは、ボーナスタイルがもらえます。
けっこう、このボーナスタイルの力は、強力でした。

だから、先行して得点を調節して、タイルをあつめていくというのは、けっこう重要な感じでした。

ほとんど、プレーしながら寝てたので、おもしろいかどうかの判断は、ちょっとできません。
ごめんなさい。

森の影

ずっと、遊び機会のなかった「森の影」です。
今回は、夜に遊ぶということで、持参して遊んでみました。

遊んでみた印象ですが、雰囲気を楽しむゲームで、ゲームというよりも、「おもちゃ」にちかいものなのではないかなぁと感じました。

大人が、真剣勝負をしていたわけですが、そうするには、ルール的に曖昧な部分が多いように感じました。
結果、このゲームだけで、1時間とか、2時間ぐらいしていたような印象なのですが……。
とりあえず、このゲームを終了した頃には、外が明るくなっていたのですが、そんなに長い時間、遊ぶゲームでもないような気がします。

ロウソクの火の光に当たらないように、小人さんたちを木の下の影に集めます。
小人さんは、日からの当たらないところを通れば、どこにでも移動することができます。
ロウソクは、サイコロを振って、出た目の数しか動けません。

ロウソクの光に当たった小人さんは、固まって動けなくなってしまいます。固まった小人さんは、他の小人さんが同じ木陰にやってきて助けてあげるまで動けません。

全ての小人を同じ木の下にあつめれば、小人たちの勝ち、全ての小人を固まらせてしまえば、ロウソクの勝ちです。

ロウソクを動かすとき、小人がどこにいるのか、上から見ると丸見え何ですよ。そうすると、ロウソクは、かなり小人を動かせない状態にすることができます。
そうでなくても、真ん中あたりにいれば、かなり小人の動きを止めちゃうことができます。

あと、小人が動けるのは、光の通ってないところだけなのですが、この判断も、けっこう微妙です。
遊んだ場所が、外の街灯の明かりが入ってくるところでしたので、本当にもっと真っ暗なところで遊べば、これは、もっとしっかりしたのかもしれません。

「全部集める」、「全部固める」が終了条件で、小人さん復活するときは、一気にいっぱい復活するので、なんか、均衡状態みたいになって、終わらない、終わらない。

子どもと遊ぶ場合は、「火」を動かすのは、必ず大人の役ということになります。
だから多分、そんなにゲームに勝つことを考えないで、ちょっと子どもをドキドキさせて遊ぶというのが、正しい遊び方なのかもしれません。

こうして、朝になりました。

ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2003年12月ゆうもあ・大阪忘年会ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会,七つの印,五色百人一首,子ども

七つの印

これは、けっこうお気に入り、オススメ。購入希望のリストにも入っています。ということで、インストして遊びました。
ただし、あのインストが、正確だったかどうかは、わかりません。一緒に遊んだ方は、自分が遊ぶときに、もう1回ルールの確認をお願いします。

今回のプレイでは、だれも「妨害者」をやりませんでした。3人という少ない人数でのプレイということもあったかな。
いや、ここは、率先して経験者のわたしが、「妨害者」をするべきだったのかもしれませんが、「妨害者」、どうプレイしていいのか、どんなときプレイすれば効果的なのか、さっぱりわかりません(笑)

わたしは、カードを見て確実にとれそうな分だけチップを取る感じで今までプレーしていました。
前回は、まわりのプレーヤーも、みんなそんな感じだったのですが、今回は、メチャクチャたくさんチップをとっている方がいたので、ビックリしました。

それは、無理やろうと思うぐらいチップをとって、しかも、ゲームをしてみるとけっこうトリックを取ってチップをかえされていました。

よく考えるとでも、たしかに、相手が少ないトリックしか取らないことを宣言していたら、自分はたくさんトリックをとるように宣言しても、共存できるのかも。かえって、相手と同じように少ないトリックを宣言すると、押し付け合いになってしまうので、あぶないのかもしれません。

こういうゲームは、やっぱりいろんな人とやると勉強になります。
うーむ。おもしろい。ということで、ますます気に入りました。

子どもとできるかというと、ちょっと難しいかな。
まず、「ハーツ」とか、ごく普通のトリックテイキングからはじめないと1

七つの印


五色百人一首

このサイトで、ちゃんと紹介したのははじめてですが、近所の子どもたちとは、けっこう遊んでいる「五色百人一首」です。
ただし、わたしは、読み手専門です。

「五色百人一首」というのは、普通の「小倉百人一首」を20枚ずつ5色に色分けした百人一首です。
「百人一首」のカルタをするときに、100枚全部で遊んでいては、初心者では、さがすのが大変で、時間がかかりすぎます。
だから、20枚だけを取り出して遊べるようになっているわけです。

「百人一首」の遊び方ですが、基本的に源平戦という1人が読み手、2人で対戦という形で遊びます。
字札さえたくさんあれば、2人組を作って、20組40人ぐらいでも遊ぶことができます。
ということで、この「五色百人一首」ですが、字札と絵札が別売りで売っています。読み手は、全体で1人でいいので、絵札の方は1つだけ購入したらいいわけです。

20枚で、源平戦をすると、慣れてきたらだいたい2分ぐらいでゲームが終わるようになります。
はじめての時でも、10分はかからないと思います。

いろいろな色のカードをやっているうちに、どんどん歌を覚えていくようになりますし、そうすると100枚で遊んでも、それほど時間がかからないようになってきます。

ただし、百人一首は、経験の差がモロに出るゲームです。だから、同じ実力ぐらいの人と遊ばないと、おもしろくないというのはあります。強い人は、ほとんど「上の句」だけで全部のカードをとってきますから(笑)

お正月には、いいと思います。けっこう、オススメです。

五色百人一首 豪華愛蔵版

(2006-12-01)


  1. でも、よく考えると、「ハーツ」は、トリックを取らない方がいいゲームなんですよね []

ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2003年12月ゆうもあ・大阪忘年会ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,イエローストーン,ゲーム会,スー,トゥー・メニー・クックス,ノイ,子ども

トゥー・メニー・クックス

トリックテイキングと「ノイ」をあわせたような感じのゲーム。
手の中にある限り、前の人が出したのと同じ種類のカードを出していかなければなりません。同じ種類のカードがないときは、好きなカードを出すことが出来ます。ただし、このとき「チリ」のカードを誰かが出したら、後は好きなカードを出すことが出来るようになります。
そして、カードを出すときに、カードの数字をどんどん足していきます。

10以上になったら、その人が、そのトリックをとります。
カードがなくなったら、1ゲーム終了。

最初に自分がどんな種類のスープを作るか決めておいて、そのメニューにあったものはプラスの得点、あわないものはマイナスの得点になります。

メニューカードが5枚あるので、5ゲームして、全部の得点の合計で勝敗をきめます。

このゲームはちょっと評判がわるかったです。
わたしも、トリックテイキングみたいな部分とと「ノイ」みたいにカウントアップしていく部分が、イマイチ、しっくりあっているような感じがしませんでした。

これは、遊んだプレーヤー全員が、このゲームを始めてプレイしたからかもしれません。ルールとかが、けっこう手探りだったので、そのあたりは大目に見た方がいいのかも。

ただ、このルールは複雑すぎて、ちょっと子どもとプレーするのは、難しそうです。

イエローストーン

なんか、ルールはわかりやすかったのですが、すごくイジワルなゲームという印象か残っているのですが……。

でも、わたし以外の人には、ウケはけっこうよかったかな。

わたしも、子どもと一緒で、自分が大量失点になるというのがわかっていて、自分で選んだカードを出すのは、ものすごく抵抗があります。

後半は、みんな失点が加算されてきて、それほど気にならなくなるのですが、序盤の特にはじめてゲームのときは、そんなことわからないじゃないですか。

自分が、大量失点したときは、もう、絶望的かと思いました。
↑ 多分、1番最初に失点(しかも大量失点)になって、その印象が残っちゃったのだと思います。

イエローストーン


  

リストラの朝(仮名)

ゆうもあ会員であり、「卓上遊技創造館」の管理人でもあるSt.Elmosさんの試作中のゲームのテストプレイ。

まだ、試作中ということで、詳細はここには書きませんが、カードを整理していくシンプルなゲームでした。

実は、今日紹介した3つのゲームのなかで、1番好きかも。

1回目のプレーの時は、なんと全員が同点という展開で、ビックリしました。
けっこう、ドキドキして楽しかったです。

改善案がいろいろ出されていましたので、そのうちに、よりおもしろくなって紹介されると思います。

「『リストラ』じゃなくって、子どもも一緒に遊べるテーマだといいなぁ」