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HUNTER×HUNTER19

GI編から一転してこのNGL編ですから、ちょっとその落差にビックリですね。

衝撃のラストシーンへの持っていき方は、なんというか、やっぱり一流の仕事だと思います。

あと、連載の時より、絵、増えてますよね(笑)

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モンテローラ

セレクタの新しいゲームも、いくつか遊んできました。
その1つ目が、「モンテローラ」です。

これは、なかなかに斬新なアイデアのスゴロクです。

なんとボードが、山のかたちの傾斜になっています。
その山の形のボードを、ビー玉のコマを動かしていくスゴロクです。
坂道になったところを、ビー玉が動いていくのですから、なかなかにコロコロと大変なことになります。

自分のビー玉のコマは、2つずつあります。
サイコロをふって、出た目の数だけコマを動かせたり、「6」が出るともう1度サイコロがふれたりするのは、ごく自然なルールです。
ビー玉を2個ともゴールさせた人が勝ちます。

さて、このゲーム、ボードが坂になっていますので、ビー玉のコマがとまるマスの部分は、溝になっています。
「安全地帯」という2つコマが入る大きな溝以外には、ビー玉のコマは、1つずつしか入りません。

それから、ゲームボード上には、「川」が流れています。
この「川」は、ものすごく大きな溝です。この「川」の部分にも、マス目の部分があります。このマス目の部分は、「川」の川岸の部分にちょっとビー玉がかろうじて止まるぐらいの切れ込みが入っているだけです。

さて、こんなボードですから、同じマスにコマが止まると、困ってしまいます。
ということで、誰かが同じマスに入ったら、前にそのマスにいたビー玉のコマは、1番近い川に落とされてしまいます。

「川」は、一種のワープゾーンです。
落とされると、一気に戻ってしまったり、ゴールに近づいたりします。
そして、落とされていく道筋で、川岸に止まっている他のビー玉を巻き込んで落としていってしまったりと派手に動きます。
もちろん、巻き添えをくったコマも、もどったり、進んだりするわけです。

さて、実際に遊んでみると、子ども用ゲームなのですが、ちょっと川岸の部分の切れ込みが微妙すぎて止まらなかったり、ちょっと坂が急すぎて、川を流れたビー玉が、そのままボードから飛び出していったりと、けっこうゲーム以外のところで大変でした(笑)

もうちょっと、坂を緩やかにした方が、楽しめると思います。

ゲームは、この「川」での移動がすごく大きいので、けっこう大味なスゴロクになっていました。
スタート直後は、だれも全然進めなくて、スタートまで戻ってばっかりです。そして、その山を越えると、一転して一気に進めてしまいます。

ゴール付近は、どっちかというと、後戻りの方が盛りあがると思うのですが、なぜか、一気にゴール近くまで飛んでいってしまうという……。

うーむ。大人にとっては、見た目ほどおもしろいゲームではないような感じです。
アイデアで、子どもたちは、1回は遊びたがると思いますが……。

自分のコマが後に戻っていくというのが、あんまり続いたために、ゲーム中にちょっと泣いてしまっている子もいました。
↑ こまあたりは、「ザップゼラップ」の追い越しルールと同じく、ちょっと子どもにはストレスかもしれませんねぇ。

ベンガベンガ

さて、セレクタのかわった新しいゲームをもう1つ。
「ベンガベンガ」。
動物たちをつかまえて、獣医さんに診察してもらうゲームです。

獣医さんに見てもらうのですから、プレーヤーはそれぞれ、問診票なんてものを持っています。問診票には、6種類の動物が描いてあって、つかまえた動物は、そこにチェックするわけです。
6種類のうち、4種類を速くつかまえた人が勝ちです。

問診票に、チェック。ここがポイントです。
動物コマに、秘密があります。
なんと、動物コマですが、シッポの部分がぬけるようになっています。そして、ぬいたその先が、スタンプになっているのですよ。

だから、問診票にチェックは、鉛筆で×をかくとか、そんなつまらないものではなくって、つかまえた動物のシッポのスタンプで、ポチッとおすわけです。

すごい、卑怯ともいえるギミックですな(笑)

ゲーム自体は、サイコロを2つ振って、動物と自分の動かすという単純なものです。
サイコロは、動物の絵のかいたサイコロと普通のサイコロがあります。
まずは、動物を動かします。動物の絵のかいたサイコロは、動物移動用のサイコロです。出た目の動物だけを動かすことができます。動物は、それぞれに色がきまっていて、その色のマスにしか移動できません。
それから、自分のコマを動かします。自分のコマは、もう1つのサイコロの出た目と同じだけ動かすことが出来ます。

自分のコマが、動物コマに追いつくと、問診できたということで、問診票にスタンプをポチッと押します。
スタンプを押された動物は、おしたプレーヤーが、その動物の色のマスの好きなところにおくことが出来ます。

えーと、動物同士が、お互いに飛び越えて進めなかったり、自分のコマも動物を飛び交えることが出来なかったりするので、移動はけっこう窮屈です。
見えているのに、牛が邪魔で進めないとかいうのは、けっこうあります。
また、自分がスタンプを押した後、好きなところにとばせるので、人の邪魔になるところに飛ばしたりということもできます。

バランス的には、そんなによいゲームではないと思いましたが、普通に遊べることが出来たらもうそれだけで、あとは、スタンプ、ポチッの魅力爆発です(笑)
けっこう、小さい子でも、楽しんで遊んでいました。

もちろん、ゲームが終わったあとは、押せなかった動物のスタンプも、全部問診票に押して、集めて、大喜びです。

問題点があるとすれば、問診票とスタンプのインクが、消耗品だということですね。

インクの方は普通のスタンプ台でなんとかなりそうですが、あのかっこいい問診票は……別売り1??

さて、そのあたりをクリアーして、定番ゲームになるかな。

  1. 問診票は、バインタータイプで、新しい紙を挟み込めば、OKというです。 []

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第5回「ゆうもあゲーム会・大阪」が、12月28日(日)に開催されました。
11月の「ゆうもあゲーム会・大阪」は、一身上の都合で行けなかったので、2カ月ぶりの「ゆうもあゲーム会・大阪」ということになります。

「ゆうもあゲーム会・大阪」の前身である「うつぼゲーム会」にわたしがはじめて参加したのが12月ですから、これでちょうど1年「ゆうもあ」の活動にかかわったわけになるわけです。

そして、この日が2003年の最後をしめくくるゲーム会の日となりました。

生き残りゲーム

最初に遊んだゲームは、「生き残りゲーム」です。

思えば、2003年は、日本でボードゲームが見直された年だったといえると思います。いろいろな会社から過去の復刻版ゲームが売り出されました。
人生ゲームは、今年歴代1番の売り上げだったそうで、このあたりがリバイバルブームのきっかけになっているのかと思います。
タカラのアメリカンゲームも、「手さぐりゲーム」などは、「ゆうもあゲーム会」でも定番のゲームになっています。

「生き残りゲーム」も、そんなリバイバルブームの1つです。
「生き残りゲーム」というゲームを遊んだことがある方も、おられるのではないでしょうか。
わたしは、一目見たときは「知らない」と思ったのですが、やってみると、かすかにやったことがあるような気がします。
多分、自分の家にはなくて、だれか友だちの家で遊んだ記憶があるのだと思います。
30年前にヒットしたという話ですから、さすがにその頃は、わたしも子ども過ぎて記憶が定かでありません。

ゲームボードは、8×8の格子のようになっています。その8×8のボードの上に1つずつ自分の色の玉を置いていきます。
ただし、なかには、穴があいている場所もあります。勝ちたいなら、そういうところには置きません。

全員がボード上に玉を置いたら、ゲームスタートです。

あとは、順番にボードの周りにあるレバーを押したり引いたりするだけです。
レバーを動かすと、ボード上の穴の位置が変わっていきます。次々に、あのプレーヤーの玉を落としていって、最後に残った玉の色のプレーヤーが勝利します。

ようするに、レバーが、所々穴のあいた定規みたいなもので、それを動かすと穴も動くわけです。それだけだと単純なので、そのレバーは、縦と横に組み合わさっています。
だから、玉をおとそうと思うと、縦の穴も、横の穴もあわせなけれればならないわけです。

やり始めて、遊んだ記憶はかすかに蘇ったのですが、戦略とかは、あまりわかりません。
というか、多分、当時は戦略とか、そんなのなんにも考えなく遊んでいたと思います。

よく考えると、縦の穴と横の穴の2つの穴があわさらなければ、玉は落ちません。
だから、今、穴があいているところを元に考えたりすると、ある程度はわかります。

それから、上に配置されているレバーは、よく見てみると穴の部分がへこんで見えますから、それを元にしても考えることはできます。

でもまあ、最初のうちは、そんな細かいことを考えずに、適当にレバーを引っぱっておくのが吉かな。
上に乗っている玉の数も多いので、適当にしても、けっこう派手にどんどん玉が落ちていきます。

思惑違いで、自分のも一緒に落ちていくことも多いのですが(笑)

後半、落ちにくくなると、楽しさが半減してしまうのでちょっと辛かったような気がします。
こうなると、大人は、計算したり、斜めからのぞいてみたり。

「整理」といかいわれて、数の少ない人から集中的に落とされてしまいます。

最後生き残るとけっこううれしいんですが、何回も、何回もするほど楽しいかといわれると、ちょっと微妙ですね。

えーと、このゲームの「売り」なのですが、なんとこのレバーの部分は、分解して組み替えることが出来ます。
組み替えると、穴の位置が変化します。
その置き方の種類が、なんと16億2570万2400通り!!

でも、やることは、一緒です。
レバーをスコン。
全部、試した人はいますか?

手探りゲーム

すっかり定番ですね。
これは、リバイバルゲームのなかでは、元ネタ的にも、かなり出来のいいほうだと思います。
箱のなかで、手を握ったり楽しいです。

おっちゃんの手は、入れると箱をつぶさずに出すことが出来ないことが判明したので、もう、あんまり一緒に遊ばないんですけどね。

実は、プラスチック版は、やっぱりあったそうです。
お話をきいていると、自分の記憶と同じ形をしていました。

ということで、このゲームは、プラスチックのデラックス版が出て欲しいなぁと思っています。
プラスチック版が出たら、買いですね。

レーダー作戦ゲーム

2人用のゲームって、ゲーム会ではなかなか遊ばれにくい部分があります。

いろいろ理由はあるのだと思います。
1つは、せっかくゲーム会にきたんだから、たくさんの人と遊べるゲームをしたいというのがあります。
それから、もう1つとしては、2人用のゲームというのは、アブストラクトなゲームが多くて、けっこう経験のさというか、実力差がでちゃって、おもしろさが伝わりにくいのではないかということです。

だから、「バルーン・カップ」や、「ギプフ」のシリーズなど、いろいろ楽しそうな2人用のゲームはあるのですが、なかなか実際のところ遊べていないのが現状です。

「レーダー作戦ゲーム」は、そんな2人用ゲームのなかで、「ゆうもあゲーム会・大阪」では、けっこう遊ばれているゲームです。

あと、遊ばれている2人用ゲームとしては、「ガイスター」とか、時々、大人同士で「ロストシティ」とか遊んでいる風景はみるような気がしますが……。
「九路盤囲碁」とかするのは、かなり決まった子という感じがしますねぇ。

「レーダー作戦ゲーム」は、大人と子どもが対戦しても、それほど差がでないところが、よく遊ばれている理由かもしれません。

その分、若干、物足りなさも感じるんですけどね。マップの大きさ半分でいいやとか(笑)

リバイバルブームで、いろいろ昔のゲームが復活するのはとってもうれしいのですが、なんか、微妙に復活しているゲームで注目を浴びているゲームが、ちょっと、今、自分が遊びたい、子どもたちにオススメしたいゲームとはずれているよなぁと思ったりんでした。

懐かしいから、これはこれで、いいんだけどね。
これとか、人生ゲームとか、アメリカンゲームにふれて、

「ゲームって……」

っていう感想をもたれるのが、ちょっとコワイです。
いろいろなゲームを積極的にこっちからオススメしていこう。

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リトルゲーム・ジュニア・ポーカー

最後のゲームは、「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」です。

そうですねぇ。幼稚園ぐらいの子が複数いる場合は、最初は、カード集めの簡単ルールで遊ぶと思います。
でも、今回みたいに、周りがすぐに理解できて、1人の子をフォローするだけなら、難しいルールでも遊べます。

ルールさえ理解できれば、この子もフルハウスとかも、けっこう狙っていましたよ。
フルハウス以上は、なかなか勝てないポーカーです(笑)

もしかすると、ペットのルールも理解できるぐらいかもしれません。
ということで、12月の「ころぽっくるの家テーブルゲーム会」は、終了です。

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まるまーる

初挑戦のカードゲーム「まるまーる」です。

子どもの時、背中に字を書いてあてるゲームをしたことないですか?
「まるまーる」は、ソレです(笑)
以上説明終わり。

………
……

えーと、簡単な線で描いてある絵のカードを6枚めくって、その中1枚を内緒で決めます。そして、となりの人の背中にその絵を描きます。
となりの人は、自分の背中に描かれたカードが、6枚のうちどのカードなのかを当てます。

当てたら、カードをもらえます。

子どもが1人いるとわいうものの大人3人が、お互いの背中にモゾモゾと絵を描いている様は、なかなかにいとおかし。

でも、はっきりいって、大人はほとんど絶対に正解すると思います。
子どもが、なんでわからないのかが不思議だ。
そのあたり、まだ充分、感覚とかが発達していないのかもしれませんね。

あと、大人だと、「わかると相手の点数」になるので、わざと下手に描いたり……。
いや、なんというか、お母さんと子どもが、背中をモゾモゾさわって、スキンシップを取るゲームなのだと思います。

幼稚園とかなら、おもしろいかもしれません。