ハイブ
日本には輸入されていないゲームだそうです。
これからも、入ってくる可能性も少ないのだそうです。
当然、訳もなし。
でも、
「このゲーム、しょう」
と言ったのは、小学校5年生の子です。
前回、「うつぼゲーム会」でプレイしてみて、ルールを覚えて、おもしろかったようです。
「ハイブ」の意味は、どうやら教えていただいたところによると、「蜜蜂」とか、「蜜蜂の巣」とかいう意味なのだそうです。
虫の絵のシールのはられた六角形の木製コマを使って遊ぶ、二人対戦型のゲームです。
六角形のところが、たしかに蜂の巣っぽいです。
雰囲気的には、将棋とかチェスに似たような雰囲気をもっていると思います。
ゲームのコマには、女王バチ、バッタ、クモ、軍隊アリ、クワガタなどの種類があります。
女王アリは、このゲームでは将棋の王将に似た役割です。この女王アリのまわりをすべて囲んでしまえば、勝利します。
虫の違いは、それぞれコマの動き方の違いになります。バッタは一直線に複数のコマを飛び越えて移動することができますし、クモは他のコマの角を3つ分進めます。クワガタは他のコマの上に乗ることができ乗られたコマの動きを制しますし、軍隊アリは外周ならばどこにでも進むことができます。
手番は、交互。自分の手番では、コマを置くか、コマを動かすかのどちらかをします。
コマは、自分のコマに1辺が接するように置かなければなりません。また、コマを動かすには、自分の女王アリを場に出していなければなりません。
交互に詰みになるまで続けます。
プレーしてみました。
明らかにある程度の定石というか、良い手・悪い手というのが存在するようです。
1番注意が必要なのは、いきなり思わぬところから攻めてくる軍隊アリです。
これをおそえて動けなくするのが肝心だということに、3回ぐらいした後に気づきました。
相手の手筋を見ていると、こっちが軍隊アリを出した瞬間に、めちゃくちや上手に対処して、こちらの軍隊アリの動きを封じていました。
むむ。勝てないわけだ。
女王バチを出さなければ、置いた自分のコマを動かすことはできません。でも、早い時点で女王バチを出してしまうと、ねらわれやすくなるというジレンマもあります。
何回かやって、1回だけまぐれのように勝てたもののその後は、また警戒されてしまって勝てなくなってしまいました。
何回も2人でやっていたのでわかるように、けっこう短い時間で決着のつく、そして、考えさせられるいいゲームでした。
日本に輸入されたら買いたいと思います。
どっかのお店、輸入しないかな~~。