泡のようにきえてゆく

北崎拓,読書

さくらんぼシンドローム6 クピドの悪戯2

なんか、けっこーグタグタ感がねぇ。
そういえば、「虹玉」では、病気が主人公の属性で、しかも男性だったので逼迫感があったのだけれど、今回は、病気が主人公の属性でないので、あんまり深刻に感じないのかも。

実は、今回の方が、状況としては深刻なハズなんですけどねぇ。別に、「紅玉」が出たところで死ぬわけではないし……実際、そうやって活きていく話だったし。

こっちの方の「消える」恐怖の方が、深刻であるべきだと思うんだが。所詮、他人事ということなのかも。