大人たちはわかってくれない

石井いさみ,読書

750ライダー4

もう、熊田先生が、丸くなること、丸くなること。
このあたりのシリアスから、コメディタッチへの変化は、この頃の少年チャンピオンでは、ごく自然に行われていたようですね。あすな ひろしの「青い空を、白い雲がかけてった」を読んでいても、感じたことです。
このあたりは、長期連載していくにあたっては、けっこうこの時代、重要だったのかもしれません。

作者自身も、年をとっていって、いつまでも、

「大人たちはわかってくれない」

とは、言っていられなくなっているという問題も、あるのかもしれません。