犬神明5 ウルフガイ14
ついに、ビーとキムが出会います。
で、いいところで、次巻に続く。
うーん、たしかに、キムのロケットって、どうやって手に入れたのか怪しいのだが。キムがそういう罠だというのは、けっこう意外でした。
そして、キムの正体、思っていたのとは違うのかな。
かなり、女の子たちが強い、この頃(わたしが読んだのがこの頃)のウルフガイです。まあ、後でもっと女の子が強い「月光魔術團」っていうのが出るけどもねぇ。
いろいろな要素やグループが集まってきて、やっと1回目のドンパチが始まった感じ。
まあ、まだ決定的な対立や再会はかかれていないし、キムの一行はまだ、関わっていないようです。
まあ、平井 和正は、SFの中ではオカルト寄りということで、主人公グループのエリーが使うのは、振り子。
それを、狼人間の犬神 明が、思いっきり否定したりしているところが、おもしろいというか不思議なテイストになっています。
ポヘイが、どうやら犬神 明の一部らしい(逆かな。犬神 明がポペイというトリックスターの一部らしい)ということで、やっぱり、アダルトでない「ウルフガイ」も、天使の時代に入ったんだなぁと。
アダルト・ウルフガイの時代よりは、直線的ではないけれど、そういうことなんだろうなぁと感じさせるものがあります。
キムは、ずっと虎4の分身だと思っていたのだけれど、ここにきて、もしかして違うのかもという感じもしてきた。
さて、スッキリと完結してくれるのでしょうか。