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そっとおやすみ

プロジェクトコア高槻店、ゲームウォークのお話その3です。
でも、「モダンタイム」とか、結構新しいゲームのルールは、うろ覚えで書いていて、しかも、ネットで確かめようと思っても、なかなか、載っていなかったりします。

だから、

「これが、ルールだ」

と真剣に受け止めて、あとから、

「ちがうじゃないか!!」

とおこらないようにお願いします。
あくまで、ゲームするときは、ルールをしっかりと確かめてくださいね。

もう、この時点で、「モダンタイム」って、お金あったっけ?なかったっけ?とわかんなくなっているわたしです。多分、なかったと思うけど……。
わかんないところは、適当にぼかして書いてありますから。

多分、やったのは、「モダンタイム」の方が先です。
でも、この「そっとおやすみ」を先にもってきます。もう、書いている人間の特権で、もってきます。
なぜか?

このゲームを、わたしがめちゃくちゃ気に入ったからです。

もー、気に入った、気に入ったとけっこう言って、それをみかねた持ち主の白紙さんが親切にも、

「そっとおやすみ」ですが、ご入用でしたら買っておきますが?

と「ゲーム雑談部屋」の掲示板No.174に書き込みしてくださったぐらい気に入りました。
2つゲームを紹介するときは、先に書くというほどの気に入りぶりです。

さて、どんなゲームかというと、カードゲームです。
ゲームは、とっても簡単です。子どもたちとも、一緒にできそうな感じです。これが、気に入った理由の第1です。

最初、ゲームをする人数分、カードを調節します。
カードは、何種類かの顔がかかれたカード、ジョーカーのカード、それから、おねむちゃんカード(おねむちゃん。なんてすてきなひびきでしょう。気に入った理由の第2です)があります。
カードの絵は、全部、ふわふわしていて、かわいいのです。これが、気に入った理由の第3です。
顔カードは、プレイする人数と同じだけの種類のカードを使います。4人でするときは、4種類の顔カードを使います。
そして、ジョーカーは、プレイする人数と同じ枚数だけ使います。4人でするときは、4枚です。
そして、顔カードとジョーカーをまぜて、シャッフルします。
おねむちゃんカードは、まぜずに別にしておいておきます。

1人5枚のカードを配ります。顔のカードは、1種類4枚。それにジョーカーが1枚ですから、何人でしてもかならず手札は、5枚になります。

スタートプレーヤーは、自分の手札のなかから、1枚<b>好きなカード</b>を出して隣の人に渡します(いらないカードと書こうと思って、書けなかった……)。
となりの人は、そのカードを手札に加えて、自分の手札から1枚、さらにとなりの人に渡します。

手札のカードの絵柄か、4枚そろったらあがることができます。ジョーカーは、ワイルドカードなので、どの絵柄にもなります。
また、複数あるジョーカーを何枚使ってそろえても、かまいません。

さて、あがれる状態になったら、その人は自分の好きなときにいつでも、「そっと」カードをふせておくことができます。「そっと」。いい言葉だ。気に入った理由の第4です。

あがった人が「そっと」カードにふせると、まわりの人も、自分のカードが集まっていなくても「そっと」カードをふせなくてはなりません。
一番ふせるのがおくれた人は、おねむちゃんカードがもらえます。一番おくれたのに、かわいいカードがもらえるんですよ(笑)。もちろん、気に入った理由の第5です。

そして、次のゲームは、おねむちゃんカードをもらった人からスタートになります。

たしか、トランプで「うすのろのばか」という激しい名前のゲームがあって、それにちょっと似ているのですが、雰囲気は全然ちがうのですよ。その雰囲気、気に入った理由の第6です。

今回は、大人ばっかりの4人でやって、けっこうシビアに遊びました。でも、これ、わいわいがやがやと関係ないことをしゃべりながらやっても、絶対おもしろいと思います。いろんな楽しみ方があるところ、気に入った理由の第7です。

多分、いろんなことを話しながらやったら、自分のカードを見てどれをすてようかと考えたりしているあいだに、みんなが「そっと」カードをふせていて気づかなかったってこともおこりそうです。

わたしは、存在自体が「おねむちゃん」なので(もちろん、これも気に入った理由の第8です)、今回のゲーム会では、一番たくさんおねむちゃんカードをもらっていました。
子どもにはもちろん、大人にも勧めてみたくなるゲームでした。気に入った理由の第9です。

カードが入っている箱が、四角い缶なんです。これが、ポケットにすっと入っちゃうぐらいの大きさで、しかもかわいいんです。クラウンのチップも、かわいいんです。まとめて、気に入った理由の第10です。
「あ・そ・ぼ」には、写真がいっさいないので、わかんないと思いますが、ぜひ、検索をかけて、その箱や、カードや、チップのかわいさを確かめてみてください。

ごめんなさい。取り乱しました。
おっちゃんも、たいがいな年なんですが、顔に似合わずかわいいものにはメチャクチャ弱いのです。はずかしいから、内緒です。じかに顔をあわせたときに、

 「あー、あれ。かわいいもの好きの…」

とか言っても、知らんぷりしますのであしからず。

土曜日。ゲームウォークから帰った後、夜地元の左議長祭(どんど祭です)に行きました。たいまつの用意。
そして、次の日の早朝5時から、たいまつに火をつける。
火が消えて、家に帰って、朝から昼にかけてちょっとねて、昼から。
tsukaさんのページで知ったおもちゃ屋さんに電話をかける。

「あのー、そちらのお店でハバゲームは、あつかっておられるでしょうか?」

げ、元気じゃねえか……。

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ボーネルンド草津

子ども用のゲームがほしいよう。
ということで、「tsukaのおもちゃ箱」というWebサイトを教えていただいたことは、以前このページにも書きました。
滋賀県のお店も、何件か載っていて、

近々、行こう。すぐ行こう(笑)

と思ったわけです。

そこで、新年があけてすぐに、一番手頃なこのお店に行ってまいりました。
「ボーネルンド草津」です。

まず、なぜこの店が1番手頃かというと、地理的にすごく近くて、場所がしっかりとわかっているというのがあります。

なんせ、草津近鉄百貨店のなか。草津近鉄百貨店なら、仕事しているときも、何度かお昼ご飯を食べに行ってるところです。

おお、こんな近くに!!

それから、お手頃なもう一つの理由。
それは、「ボーネルンド草津」に行こうと思い立ったのが、正月も正月、ど正月の真っ最中だったので、他のおもちゃ屋さんが開店してないかもしれないなか、まあ、近鉄が開いていたら、なかのお店も開いてるだろうてな思いもありました。

なぜかその時、実家に帰っていたのですが……、そして、どう考えても下宿に帰ってから行った方が、場所的に効率が良かったのですが……。
思い立ったら吉日。
すぐに車を走らせて、行ってきました草津近鉄。

ボーネルンド草津は、近鉄百貨店のなかにあるごく普通のおもちゃ屋さんでした。
テレビゲームも売っているし、ミニカーや、プラモデル、ぬいぐるみなんかもおいてあります。

でも、そんななかで、ちょっとだけ他のおもちゃ屋さんと違う一画が。
そこは、木のおもちゃや、外国のおもちゃのおいてあるスペースです。
大きさ的には、棚2、3個分ぐらいでしょうか。おもちゃ屋さん全体の1/3から、1/4ぐらいのスペースでした。
たくさんあるのは、積み木とか、バランス系のゲーム、かたちをあてはめて遊ぶようなパズルがあったと思います。
りんのめざしているボードゲームや、カードゲームのスペースは、さらに少なくて、棚ひとつ分ぐらいです。

でも、感動しました。
ラベンズバーガーのゲームが、普通の百貨店のおもちゃ屋さんにおいてあったのですから。

カードゲームとかは全然なくって、あったのは、ラベンズバーガーのボードゲームが3つほどありました。
メビウスさんとかであつかっているゲームよりも、より子ども向けのゲームがおいてあるという感じでした。
どれも、外国のゲームにルール訳がついて販売されていました。
多分、全部、英語の題名だったと思います。

その棚のあたりを眺めていると、店のお姉さんが、

「なにかお探しですか?」

と話しかけてきてくれました。

わたし、今まで、いろいろなおもちゃ屋さんに行きましたが、話しかけられたのはけっこうはじめてです。
というか、テレビゲームの棚とかにいれば、絶対に話しかけられることってないですよねぇ。

ビビった。

「いや、なんか、楽しくて簡単なボードゲームがないかと思ってさがしているんです」

と言うと、

「うちであつかっているので、お勧めは、これです」

と、ラベンズバーガーの「Snails Pace Race」というゲームを勧めてくれました。
えーと、全て日本語訳のルールがついていて、日本語名がついていたのですが、忘れてしまいました。
おそらくすべて、英語の題がついていたと思います。この題名は、家に帰ってから、Webで調べたものです。

「これは、カタツムリのレースなんですよ。それで、サイコロが2つついていまして、サイコロの目が色になっています。サイコロを振って、出た目の色のカタツムリが進めるんです」

おお。くわしい。

けっこう、しっかりとしたゲームの説明に、感動してしまいました。
こういった外国のゲームが、一般のお店で売られているとき、やっぱりお店の人が、そのゲームの内容についてお客さんから聞かれたときに、しっかりと答えられるというのは、すごく大切なことです。
でも、ゲーム的には、ランダムな要素がなくて、運だけのゲームのような感じです。

「ちょっと、幼いかなぁ。これは、どんなゲームなん?」

わたしが手にとってはのは、大きな家とその中の部屋の絵が描いてあるゲームです。
部屋はタイルになっていて、ならべかえが出来そうです。原題は、「Race To The Roof」。

「そうですねぇ。こちらは、すごろくゲームなんです。さっきのカタツムリのやつよりは、大きいお子さんも楽しめると思いますよ。
なかのお部屋を自由に変えて、いろいろなコースをつくることが出来ます。この赤い○に止まるとですねぇ、カードを引いてもらって、カードで出たお部屋までなぜかとんでいっちゃうんです」

これも、考えるというよりも、ランダムな要素を楽しむゲームです。カタツムリよりは、スリリングそうですし、1回説明したら子どもたちだけでも遊べそうな感じのところはよさそうです。

ボードゲームは、もう1つあって、それが、「つなげていこう」でした。原題は、「Rivers, Roads & Rails」。
原題と日本語名の示すとおり、「川」と「道」と「線路」のかかれたタイルをつなげていくゲームでした。
見たときは、ちょっと「カルカソンヌ」みたいな感じで、4方にのびていくゲームだと思いましたが、つながるところはタイルの両端の2つだけで、かなり簡単そうです。でも、考えるところがありそうです。

「Race To The Roof」を買うか、「つなげていこう」を買うか、かなり迷ったのですが、ちょっと考える要素もほしいなぁということで、今回は、「つなげていこう」をゲットしました。

カードゲームとか、ハバのゲームも見たかったので、お店の方にちょっと質問。

「あー、うちの場合は、木のおもちゃとかが中心になっていますので、そういった外国のカードのゲームとかはないんです。あつかっているのは、日本のトレンディング・カードぐらいなんです」

カードはないのか。残念。ハバは?

「ハバというと、海外の大きい百貨店の名前かなにかですよねぇ。ちょっと、わかりかねるのですけど」

そういうハバもあるのでしょうか。りんにも、ちょっとわかりかねますが、多分、そのハバとわたしのさがしているハバは、違うと思います。

でも、なんだか、「自分があつかっているおもちゃを愛しているな」という感じがして、とってもうれしく感じました。

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ワードバスケット

なぜか、新年を迎えてから、小学1年生がよく来てくれます。
1年生は、なぜか集団で来ます。すくなくとも、5人ぐらいです。
これぐらいの人数で楽しめて、ルールが簡単なやつ。

「6ニムト」は、出したカードのならべ方のルールが難しいです。
ときどき、大人でも間違えてしまいますから、1年生、しかも、集団だった場合は不可能です。
2、3人ぐらいだったら何とかなって、ルールを教えながら、コツを教えながらするということは可能だと思いますが、まあ、4人以上いたら、ちょっと無理ですね。
まあ、2、3人の人数なら、「ザップゼラップ」とか、「穴掘りモグラ」なんかが出来るので、「6ニムト」はしてないかもしれませんが。

「ヒューゴー」という手もあるのですが、やっぱり大人数だと自分の順番がまわってくるまで時間があります。そうすると、それに絶えられなくなっちゃう子もけっこういます。
というわけで、今までは1年生が来てくれても、なかなか楽しませることが出来なかったのですが、いろいろなゲーム会などに出席して、簡単でたくさんの人でできるゲームをいろいろと仕入れてきました。
だから、これからは、安心です。

その第1弾は、「ワードバスケット」です。

12月の「うつぼゲーム会」の帰りに、大阪の旭屋書店で手に入れたゲームです。
結局どこにあるのかわからなかったので、書店のカウンタのお姉さんに聞いて、もってきてもらいました。
うーむ。なにコーナーにおいていたのだろう。

ゲームは、しりとりです。
いろいろなひらがなの書いたカードをプレイヤーは、それぞれ5枚ずつもちます。
中央には、そのカードを入れるためのバスケットがあります。
最初の1枚は、山札からめくってバスケットのなかに入れます。
各プレイヤーは、いっせいにバスケットのなかの文字から始まり、自分の手札のなかの文字で終わる名詞を考えます。
思いついた人は、その名詞を声に出して言いながら、そのカードをバスケットに投げ込みます。
そうすると、そのカードが次の言葉の最初の文字になります。
はやく手札の5枚のカードを出し切った人が勝ちになります。

50音のひらがなが書かれたカードの他に、いろいろな特殊なカードもあります。
ひととつは、「ワイルド5」などのカードです。これは、前の人の言葉に続く言葉で、その字数の言葉であれば、どんな言葉でも出すことができます。
また、1枚のカードに「あ・い・う・え・お」など、あ行や、か行などその行の文字がすべて書かれている「ワイルドライン」カードというのもあります。こちらは、前の人に続く言葉で、その行のどれかの言葉で終わる言葉を続けていきます。

しりとりですので、「ん」を言ったらお手つきになります。
ただし、同じ人が連続で使うのでなければ、前に出た言葉も使ってOKです。

あと、どうしても言葉が思いつかない場合は、リセットというルールがあります。
これは、持っているカードをすべてバスケットにほうりこんで、放り込んだ分のカード枚数+1枚分のカードを山札からとります。

シンプルなルールで、誰にでもわかりやすいと思います。
あのことがあって以来、ゲームには一切手を出そうとしていないわたしの妹ですが、ルールを説明すると、

「それぐらいやったら出来そうやし、おもしろそう」

と言っていました。
お正月に子どもたちが家に遊びにきていたら、一緒にやっていたかもしれないということで、かなり残念です。

実際に、遊んでみるには、まずバスケットを組み立てなければなりません。
書店で、書籍形式で売っているものですので、非常にコンパクトです。
カードをほうりこむバスケットは、ビニール製で組み立て式です。
このゲームの試作バージョンの写真をネットで見たことがあるのですが、なんとこのときのバスケットは、どんぶりでした。
箱が大きくなってしまうので、現在の折りたたみ式も、しかたないかなぁというところもありますが、ちょっと、どんぶりのバスケットもいいなあと思います。
組み立てがいりませんからねぇ。そうなとると、書籍で流通しなくなってしまいますが。

あとは、カードを配るだけ。準備も簡単です。

ルールは、1年生ということで、さらに簡単なルールにしました。
最初に配るカードは、今回、1人3枚ずつ。言葉も、3文字以上の言葉でないといけないというルールがありますが、今回は、2文字でもOK。「ワイルドカード」は、その文字数の言葉なら、「しりとり」になっていなくてもいいというルールです。

ゲームスタート。
じつは、わたしは、ボキャブラリが少ないので、しりとり苦手かも。
最初は、「け」。

けんか…けいさつ…けいさつかん(は、「ん」だからダメで)…けいじ…けいむしょ……

いろんな言葉が、ぶつぶつとつぶやかれます。
自分のカードと見比べて見ますが、「しりとり」でその文字に続く言葉を考えるというのは、比較的簡単なのですが、言葉の最後を特定の文字で終わらせるというのは、なかなか難しいです。
というか、ほぼ、わたしでも不可能です。
だから、とりあえず頭に「け」が言葉をたくさん考えます。

けんだま…けんけん(これも「ん」でおわるなぁ)

「けんちん汁!」

と言って、「る」のカードをほうりこんだら、子どもたちから、

「けんちんじるって何?」

「そんな言葉ない!!」

との非難がとびます。

「けんちん汁というのはね…」

ひとしきり、けんちん汁とは何かという説明をします。

「る、る、る」

「ルビー」

「お、きみ、『い』があるから、『ルビー』で出せるぞ」

とりあえず、ルールを覚えるという意味もあるので、人のカードも、見ちゃって、あったらドンドン入れていく(笑)。
それでも、けっこうな時間は、

「うーん」

とつまってしまいます。
これって、でも、大人とやってもそうなると思うのですが、どうでしょう。
でも、他のことをはじめちゃうようなものではなく、真剣に集中して考えています。

まあ、それでも3枚ですし、わたしは大人なので、一番にあがり。
子どもたちの様子をみてみます。

「ねこ」「こま」「まり」

とやっぱり、2文字は、思いつきやすいようでした。
逆に、こまっていたのが、「ワイルド5」、「ワイルド6」などの「ワイルドカード」系です。
その文字数なら、「しりとりになっていなくてもいい」というルールなのに、5文字とか、6文字の言葉って、なかなか出てこないんです。

うーんと、全員がつまったところで、リセットのルールを教えました。

そうしたら、リセットする。リセットする。
リセットって、1枚ずつ増えていくから、どう考えも損なんですけど…。

結局、リセットを最後までしなかった2人があがって、山札がなくなっちゃったので、そこで終了。

さて、君たち、手元にカード何枚残った?

数えてみると6枚残った子がいました。
2倍にふえてるではないですか(笑)

でも、楽しかったーということで、また、やりたいと言っておりました。

はじめの札をへらすというハンデは、選択肢をせばめてしまうかな?
うーむ。

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ジャンボグランプリ

これは、題名を忘れていました。
でも、後ろから見ていた子どもの

「K1のゲームやってる!」

とのかけ声が印象的で、ゲームの内容だけは、しっかりと覚えていました。

題名を見せてもらって、「なんとかグランプリ」と覚えて帰って、家で「グランプリ」と「カードゲーム」で検索かければなんとかなるだろうと思っていました。
でもなぜか、家で検索をかけていた言葉は、「フォーミュラ」と「カードゲーム」でしたので、まあ、わたしも、その子のことをあんまり言えたもんでもありません。

「ダイナマイト」が、ゲーム名も、内容も忘れていて、このゲームは、名前を忘れる。みごとに、時間順に前のことを忘れています。

F1グランプリのカードゲームです。
プレーヤーは、レーサー……ではなくて、どっちかというとメカニック担当という感じです。
「車体」、「エンジン」、「タイヤ」、「ドライバー」の4種類のカードがあって、それを集めて、強いレーシングカーを作ります。

「ドライバー」まで、面倒見るので、メカニックでもないかもしれません。ハッ、まさか強化人間?(最近は、コーディネーターとかよばれているらしいですね)。
チューンナップするというよりも、部品を選んでいる感じですから、競馬の馬主みたいなものでしょうか?F1のオーナーも、ドライバーとか、エンジンとか決めたりする権限をもっているのでしょうか?

4種類のカードには、それぞれ「1」~「7」までの数字がかいてあります。
「車体」、「エンジン」、「タイヤ」、「ドライバー」の4枚のカードの合計が、そのマシーンの性能になります。
ただし、同じ数字のカードを集めるとボーナス得点がもらえます。
「車体」、「エンジン」、「タイヤ」のマシーン関係のカードの数字が、すべて同じ場合は、3枚で21点になります。
4種類の数字がすべて同じだった場合は、28点の最高得点になります。

バラバラでも大きな点数のカードを集めていくのか?
点数が小さくても同じ数字のカードを集めていくのか?
作戦が必要です。

最初、カードをそれぞれ4枚ずつ配ります。

レーシングカーのカードとは別に、ゲームの得点となるポイントカードをプレイヤーと同じ数だけめくります。

1番目のプレーヤーは、山札から1枚か、2枚のカードをとります。
1枚だけとった場合は、そのカードを手札に加えて終わりです。
2枚のカードをとった場合は、そのカードを手札に加えて、手札の中からいらないカードを1枚捨て札にします。
捨て札は、「車体」、「エンジン」、「タイヤ」、「ドライバー」の4種類にわけて、表向きに重ねていきます。
次の人からは、山札の一番上のカードをとるか、捨て札の一番上にあるカードをとるか選択することが出来ます。
どちらからでも、1枚か、2枚とって、2枚とった場合は、手札の中から1枚すてます。そうして、手札を整えていって、手番が4周して手札が8枚になったら、レーススタートです。

今まで集めたカードの中から、「車体」、「エンジン」、「タイヤ」、「ドライバー」を1枚ずつそろえて、4枚のカードを公開します。
この時点で、4種類のカードがなければ、レースには、参加できません。0点です。

レースは、数字の合計の大きい人が勝ちます。ただし、4枚とも同じ数字のカードだった人は、28点になります。
順位が決まれば、その順位と同じ順番で、ポイントカードをとっていきます。

1レースが終わると、レースに出さなかった4枚のカードは手札として残してつぎのゲームのスタートの札になります。
捨て札、レースに出したカードをシャッフルしなおして、ポイントカードをめくって、また、ゲームを続けていきます。

ポイントカードがなくなったら、ゲーム終了です。
ポイントカードのポイントの合計が多い順に順位がつきます。

まず、4種類のカードがそろわなくて、レースに出場できないということは、よっぽどのことがないかぎりないと思います。
捨て札をとることが出来ますし、捨て札も4種類のものが別々にならべられているので、ただ走るだけというのなら、簡単です。
でも、勝つとなると……。
このゲーム、けっこう同じカードを4枚そろえるのが、簡単です。特に小さい数字のカードは、他に集めている人がいなければ、けっこう簡単に集まります。
でも、そう思ってそればっかりにこだわっていると、車体「1」、エンジン「1」、タイヤ「4」、ドライバ「1」の「7点車」(「1」あとひとつ集めそこねた)とかで走らなければならないはめになります。
そうかといって、点数大きいのばかり適当に集めても、4枚揃いにあっさり負けてしまいます。

そして、それ以上に大切だと今思ったのが、ポイントカードの駆け引きです。
わたしは、今のレースに、出せる限り最速のマシンをつくって出場させるということをしていました。
でも、ここのレースの順位は、勝敗にはそれほど関係しません。
大切なのは、ポイントカードの点数です。
あまり、点数差が少ないポイントカードが出されているときは、レースには適当なカードをあつめて出場して、あえて手札を温存して、点数差の多いレースに賭けるというのが、いい作戦かもしれません。

そんな、りんのプレーの様子を。

「あ、それ、エンジンが2つ入ってるで。出場できないよ」

アワワ。ごめんなさい。

もう、一発。

「だからー、残った4枚は、次にも使えるから、混ぜたらダメです」

あ、また、やってもた。

ルールをしっかりと覚えてから作戦を考えよう。

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ダイナマイト

最初にやったゲームが何かあったはずなのに……。
全然、思い出せない。
カードゲームだったか、ボードゲームだったか、それも思い出せない……。

と考えていたら、教えていただきました。
そのゲームは、「ダイナマイト」でした。

題名を教えてもらって、少しずつ思い出してきました。
カードゲームでした。
ゲームがスタートすると、いきなり爆発20秒前なのです。
プレーヤーは、手札のなかからカードを1枚選んで場に出していきます。1枚場に出して、1枚山札から補給します。
カードに書かれた数字の秒数だけ、どんどん時間は少なくなっていきます。
どんどん少なくなっていって、0になっちゃった人、0を超えちゃった人は、爆発してしまいます。
つまり、負けってことです。

カードは、数字のカードだけでなく、特殊な力をもつカードが存在します。
「30秒カード」は、なんとどんな状況でも、残り時間を30秒前にしてくれます。
「バックカード」は、時間を5秒もどしてくれます。
「スイッチカード」は、プレイする順番を逆回りさせます。

とりあえず、大きな数を残してはいけないということは、理解しました。
「1」とか、「2」とか、小さいカードを出来るだけ手元において、プレーします。

ドッカーン。ドッカーン。

りん、爆発しまくり。

ん?ん?ん?
小さい数字よりも、強くて大切なカードがあることに気づきました。少し気づくのが遅かったけれど。
それは、「特殊カード」。
数字カードは、「1」とか、「2」でも、必ず時間を減らさなければなりません。でも、「特殊カード」があれば、たとえ爆発1秒前でも、自分のところで爆発することはありません。
あ、あと「0」という数字カードもあったと思いますが、これも、残しておく方がいいですね。

ドーン。ドーン。

ま、まだなにかコツがあるのかもしれません。
た、多分、今までこのゲームのことを忘れてたのは、この爆風の影響と思われます……。
簡単なのですが、けっこうドキドキハラハラします。
わたしは、何回も、

「ほら、これで終わりや、あと1秒」

とか言って出したカードが、「スイッチカード」で自分にもどってきたりしていました。
簡単な引き算が出来たら、子どもたちともやれそうな感じです。
けっこう、低学年の子たちは、引き算が苦手ですが、楽しく勉強できるかもしれません(笑)。

お子様の算数能力のアップにいかがでしょう。

ドッカーン。