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クク

あと、「クク」でちょっと追加したいことがあるので、少しだけ。
自分で「クク」を購入して遊んでいるときは、なんでこんなルールがあるんだろうと思っていたルールがあって、それが、今回、京都ドイツゲームサークルで、ゲームさせていただくことによって、クリアーになりました。

その1つ目は、「ククのカード」のルール。

ゲーム中最強のカードである「ククのカード」は、

いつでも、「クク宣言」をして、ゲームの決着をつけることができます。

という特徴と、

自分が「ククのカード」を持っているとき、右隣の人に「チェンジ」と言われたら、カードを交換しなければならなりません。

という特徴を持っている

というルールがあって、このルールは、お互いに矛盾するのではない?
というか、「クク宣言」のルールがあったら、絶対自分にカードがきた時点で、宣言するはずだから、2番目のルールは、意味がないじゃないか?と思っていたのです。

これが、今回、出来るだけクク宣言を遅らせて、「人間」の効果などでの脱落者を出してから「クク宣言」をして、1人でもライバルを減らすという作戦もあることを教えてもらいました。

「まあ、でも、普通は、『どうぞ』の次にすぐククと言うことが多いけどね。これを、『どうぞクク』という」

だそうです。

まだ、自分の順番まで間があると思っていても、「家」や、「馬」などの特殊効果で、いっきに自分の順番になってしまうこともありますので、要注意です。

もうひとつの疑問は、どうしてわざわざルールに

「親が『どうぞ』と言ったらスタートします」

と明記してあるのかということでした。

これは、子どもたちとするときは、結構、いい加減にプレーしていました。
でも、「クク宣言」にそういった作戦があるとすると、しっかりと「どうぞ」と言ってからスタートするのは、充分に意味のあることです。
なんせ、今までは、「クク宣言」をカードが配られた瞬間ぐらいにしていましたのでそういったことはなかったのですが、しっかりと「どうぞ」のルールを加えると、ちょっと、ボーッとしていて、ククとのカードをチェンジされてしまうこともありえます。

これから、よりエキサイティングに遊べるようになりました。

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クク

トランプのような、タロットカードのような44枚のカード。
それが、「クク」です。
カードは、22種類あります。同じカードは2枚ずつで、カードの右下には小さな数字が書かれています。

ゲームは、このカードを1人1枚ずつ配って、この大きさのくらべっこをするだけです。一番小さなカードだった人が負けになります。
でも、それだと配ってもらったカードが弱ければ負けてしまいます。おもしろいの?
そこで、カードは1回だけ自分の右の人と取りかえっこが出来ます。自分のカードがみんなの中で最弱だと思えば、

「チェンジ」

と言ってかえっこします。
でも、かえっこしたカードが前持っていたカードよりも必ずしも強いとはいえません。
大まかなゲームは、これだけ。単純でしょう。

強いカード5枚には、クク(22)、人間(21)、馬(20)、猫(19)、家(18)などの絵が描いてあって、特殊な効果があります。

「クク」を手にしている人は、いつでも、クク宣言が出来ます。左隣の人に、

「チェンジ」

と言われる前に、

「クク」

と宣言すれば、その場でお互いのカードを見せ合って、強さを比べなければなりません。
ただし相手に先に、

「チェンジ」

と言われると、この最強のカードを手放さなければならなくなるので要注意です。

「人間」は、

「チェンジ」

といわれても、カードをチェンジする必要はありません。それどころか、チェンジといった人を失格にしてしまえます。

「馬」と「家」は、

「チェンジ」

と言われたら、

「パス」

と言って、自分のカードをチェンジしなくてもいいのです。チェンジと言った人は、パスした右隣の人とカードを交換します。

「猫」もチェンジしなくていいカードです。

「チェンジ」

と言われたら、

「ニヤー」

と言います。そうすると、そのチェンジしようとしていたカードを最初に持っていた人が失格になります。

弱いカード4枚も絵札になっています。桶(4)、仮面(3)、獅子(2)、道化(1)です。

桶、仮面、獅子には、なんの特殊効果もありません。ただし、最弱のカードである道化だけは、特殊効果があります。
それは、「道化」をチェンジで手に入れると、手に入れたプレーヤーは、その場で失格になってしまうのです。
自分が、

「チェンジ」

と言って受け取っても、左隣の人に、

「チェンジ」

と言われて渡されても、その場で失格になります。

あと、これにチップをかけて、チップの取り合いがメインになります。

これは、小学校高学年の子どもに教えたら、ものすごく気に入りました。

そして、「京都ドイツゲームサークル」も、一気に、戦いの鉄火場に!!
いいえ、お金は、賭けていません(笑)。
やりとりするのは、あくまでも、チップです。
今回は、チップ1人10枚。8人ぐらい(覚えていませんがかなりたくさんでした)の人でやりました。

ククというゲームは、ボットに全員がチップを放り込んでするゲームです。
ボットに放り込まれたお金は、最後まで生き残ったたった1人しか、ゲットすることが出来ません。
負けたら、ゲームに参加できなくて、指をくわえてみているだけです。

でも、ゲームが単純で、展開がはやいので、指をくわえている時間は、そう長くありません。
新しいゲームが、始まれば、またまた、ボットにチップを放り込んで、

「今度こそは!もう1回!!」

とっても、麻薬性が強いゲームだと思います。
これは、不思議と飽きないです。

今回は、「猫」のカードが2回もわたしのところに来ました。もう、2回も、

「ニャー」

と鳴けるだけでも、大感激です。
しかも、そのうち1回は、1番手からまわってきたカードを6番目ぐらいで鳴いてやっつけちゃいましたからねぇ。
すげー、気持ちいい。

はじめは破産しかけましたが、ボットも1回とれました。

さてこれで、今日のところは、6/10です。
あと、報告終了まで1日……2日かかるかな?

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ボーナンザ

きのうも、書いたのですが、わたしのゲームのやり方は、こんな感じです。

  1. 「リプレイなどの記事」
  2. 「購入」
  3. 「ルールを理解するために一人でやってみる」
  4. 「子どもにルールを説明して実際にプレイ」

「ボーナンザ」は、マンガの「アクア・ステップ・アップ」を読んで、楽しそうだなぁと購入したゲームです。
交渉ゲームということで、普段あんまりしゃべらない子どもとかが、それを通してしゃべってくれたら楽しいなというような思いもありました。
まあ、「1」、「2」とここまでは、順調にきたわけですが……。
そこで、はたと困りました。

交渉は、一人ではできない……

カプコン版の「カタン」を買ったときもそうだったんです。
「ロード・オブ・ザ・リング」や、「ニューエントデッカー」など、けっこう重たいゲームでも、1人でコマを動かすことができるゲームというのは、なんとかルールを理解することができます。

でも、「ボーナンザ」や、「カタン」、「クーハンデル」、「操り人形」など、交渉が絡んだり、相手になにか隠しておくことが重要なゲームというのは、1人で何役もするのは、無理なのでした。

もちろん、「N.Y.チェイス」や、「6ニムト」なども、1人でできるゲームではないのですが、こういったゲームは、比較的簡単なルールです。

そして、「ボーナンザ」は、ルールを読んだだけでは、想像もつかないゲーム(笑)として、おもしろそうなにおいだけさせつつ、お蔵入りになっていたのでした。

バラックさんは、いぜんわたしが、ゲーム日記に「おもしろそうだけどやったことがない」と書いていたのを読んでいてくださっていて、

「ボーナンザやってみましょうか」

と言ってくださいました。

ボーナンザは、カードを使った交渉のゲームです。

カードには、お豆の絵とそのお豆のカードが何枚あるかを表す数字が書いてあります。たとえば、「18豆」のカードは、全部で18枚あるわけです。
それから、下には何枚集めたらいくらになるかが絵と数字で表されています。「18豆」の場合は、「3枚カードを集めれば1ターラー」、「6枚カードを集めれば2ターラー」、「8枚カードを集めれば3ターラー」、「9枚カードを集めれば4ターラー」というふうにかいてあれます。ターラーというのは、この世界でのお金の単位です。
少ないカードほど貴重ですから、少ない枚数で稼げます。「14豆」の場合は、「3枚集めれば1ターラー」は一緒ですが、「5枚で2ターラー」、「6枚で3ターラー」、「7枚で4ターラー」になります。

そう、ゲームの目的は、できる限り同じ種類(番号)の豆を集めて、たくさんのお金をゲットすることです。
ここまでは、簡単。普通のゲームです。

さて、お豆をお金に換えるにはどうするか?
そう、畑にお豆を植えて育てなければなりません。
でも、畑は最初、1人に2つずつしかありません。お金が貯まれば、2ターラーで3つ目の畑を買うことができますが(今回は、4人でしたのでこのルール。5人の場合は3ターラーかかります)、最高でも3つまでしかもてません。
そして、このお豆、贅沢なことに、1つの畑に1種類のお豆しか植えられないのです。

お豆の種類は、「空豆」、「紅花インゲン」、「そらまめ」、「いんげん豆」、「大豆」、「ささげ」、「赤豆」、「ゴガツササゲ」の8種類。はい。わたしは、今、ルールブックをカンニングしながら書いています。聞いたこともないようなお豆もありますが、普段は、「18豆」とか数字でよぶから平気です(笑)。

手札のカードは、最初は5枚。そして、これがこのゲームの味噌。配られたカードは、絶対に順番を変えてはいけない。
同じ種類のカードを集めるゲームですから、ついつい、「同じカードは近くにおいとこ」と思うのですが、このゲームでは、それは御法度です。

別に、「手札の並び替えをすると、対戦相手に自分の持っているカードがばれてしまうから」とかいう、上級者同士の胃が痛くなるような麻雀みたいな理由で、並びを変えるのが禁止されているのではありません。

「手札のお豆のカードは、絶対に配られた順番にしか畑にまくことができない」という、このゲーム独特のルールがあるからなのです。

自分の手番の最初。プレイヤーは、手札の最初のカードを絶対に畑に植えなければなりません。

たとえば、「16豆」、「14豆」、「18豆」、「20豆」、「16豆」と5枚のカードをこの順番に持っていたとします。

このプレイヤーは、最初に絶対に「16豆」を畑に植えなければなりません。

もし今、2つの畑のうち、どちらかが開いていたら、そこにこの「16豆」を植えることになります。
もし、2つの畑のうち、どちらかが「16豆」の畑だった場合は、その畑にこの「16豆」もプラスして植えることができます。

でも、今もし、2つの畑のどちらともに「16豆」以外のお豆が植えられていたら?そして、3つ目の畑をもっていなかったとしたら?
その場合は、今、植えられているお豆のうちどれか1つを換金して、無理矢理空けた畑に「16豆」を植えなければなりません。

換金して、ちゃんとお金が入ってくればいいですよ。でも、畑に植えてあるのが、

「18豆」×2
「14豆」×4

とかだった場合、「18豆」は、3枚集めないとお金にならない。「14豆」は、せっかく4枚まで集めてあと1枚あつめれば2ターラーになるのに、今、売っちゃうと1ターラーにしかならない。
どっちをすてるにしても、とっても、悩ましいことになります。

そして、さらに手番のプレイヤーは、山札から、2枚カードを引いてきて、このカードを処理しなければなりません。このカードは、自分の手番で、どこかの畑に植えてしまわなければならないのです。

一番簡単なこの後からめくった2枚のカードの処理方法は、「自分の畑に植える」です。でも、こんなことしていたら、いくら畑があっても足りないのは、目に見えています。

そこで出てくるのが、「交渉」です。

手番のプレイヤーが、1枚ないし2枚のカードを畑に植えて、山札から2枚のカードをめくったら交渉スタートです。

「めくったカード」が、「自分の畑」に植えてあったら、ラッキーです。そのまま、自分の畑に植えることができます。

でも、「自分の畑」が埋まっていて、しかも、植えてあるお豆が「めくったカード」と違う場合は、どうする?自分の畑を1つ空けるか?

その前に、まわりを見まわすんだ。
だれか、この「めくったカード」をほしがっている人にあげればいいんだ。
そして、もしその人が、自分の畑に植えられるカードを持っていれば、ついでにそれと交換しよう。

交渉のときだけは、手札のどの位置からでも、カードを出していいのです。

だから、さっきのプレイヤーは、自分のカードの一番最初の「16豆」を畑におけなくて困っていましたが、自分の手番がくる前に、この「16豆」を交渉で他のプレイヤーに渡していたら、次の「14豆」は、畑にそのまま植えることができて、ちゃんと無駄なくお金に換金できたのです。

「交渉」ですから、相手も自分もなっとくしないと成立しません。
複数の人から、

「このカードほしい」

とお声がかかれば、条件のいい方と取引することができますし、相手にとってどうしても邪魔なカードは、

「えーい、ただでもってけ」

てなことにもなります。

でも、「相手もニコニコ」、「自分もニコニコ」。
これが、ボーナンザの交渉なのです。

交渉が終われば、交渉で得られた全てのカードは、すぐに畑に植えられます。
そして、手番プレイヤーは、山札から3枚カードを引いて、手札にくわえて、自分の手番を終わります。

こうして、山札が、3回なくなるまでプレーして、なくなった時点でゲーム終了。
ターラーを一番稼いだ人が勝ちです。

ルール読んでもわからないのに、やったことない人は、絶対にこの文読んだだけでは、理解できないな。

うーむ。
まあ、やったことある人に教えてもらいながら、1回プレーすると、思ったほど複雑じゃなくてビックリすると思います(笑)。

りんは、もう理解したぞ。多分……。

で、実際のプレーですが、4人で遊びました。
「ボーナンザ」の交渉は、不思議と「だまされた」という感じがなくて、本当に、みんなニコニコの交渉です。
なんせ、目先の自分のいらないカードがなくなったら、うれしいですからねぇ。
はじめは、自分の手札に少ないカードをできるだけ交渉の場に出していました。

でも、少しずつ交渉がしにくくなってきた。
交渉がしにくいというのは、交渉の余地が少なくなってきたという意味です。
なんでだ?

よく見ると、わたしと同じお豆を植えている人が複数人。
ほしいお豆が競合しているんですねぇ。
そうすると、その競合している「お豆」を植えてない人は強いです。

A:「このカードほしい人」

と言えば、

B:「きみの畑のお豆を2枚あげます」

C:「こっちは、3枚だすよ」

てな感じになって、

A:「じゃあ、これ3枚の方に渡すね」

となっても、

B:「あーでも、もっててもしゃあない、ただでもらって!」

と、人が勝手に、自分の畑を大きくしてくれます。

こう気づいた後も、なんか、どうしても、自分の手札にあるカードの数ばっかり数えて、人の畑なんて見ちゃいない(笑)。

あー、3人も植えてるお豆を自分の畑に植えてしまった!!

てなことばっかりやってました。
で、結果は、ビリッケツ。

強制的に、話さなければ成り立たないゲームだし、交渉がメチャクチャシビアな感じのゲームでもないので、はじめてあった人とかとすると、結構、しゃべるきっかけになって、場が和むのではないでしょうか?

「子どもには、ちょっと難しいかな?」

とゲームを終わったあとにしゃべっていたのですが、ルールを理解している人が、1人ついていたら、できそうな感じもします。

機会があったら、子どもたちとも挑戦してみたいゲームです。

あれ?1/3のつもりが、4/10でした(笑)。
ということで、また、続きます。

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パワープレイ

「パワープレイ」のリプレイを読んだことがあったんですよ。
あれ?おそらく、「バンプレス」か、「ノイエ」で読んだと思ったはずなのですが、今、さがしてみると見つけられない。なにで読んだんだろう?ネットかな??(お心あたりがあれば、教えてください)

ゲームを知らずに読むリプレイというのは、けっこう流れがわからずに難しいものです(その意味では、このサイトのこの「ゲーム日記」も、ゲームを知らない人にとっては、難しいし、知っている人にとっては、説明多すぎるかもしれませんね)。
もちろん、そのゲームを経験して、もう1回リプレイを読んだりすると、盛り上がりどころや、笑いどころが、とてもよくわかって楽しめるのですが。

わたしの場合は、リプレイなどの記事→購入→ルールを理解するために一人でやってみる→子どもにルールを説明して実際にプレイするというかたちですので、リプレイなどの記事は、とても、大切な情報源なのですが、それでもやっぱり、おもしろさが伝わりにくい部分があります。

でも、以前読んだこの「パワープレイ」のリプレイは、メチャクチャ面白そうな雰囲気が伝わってきたのです。
だから、ゴールキーパー「スモー」とかも、覚えていたのです。

バラックさんが、持ってきたときから、ゲームのタイトルは覚えてなかったのですが、
「お、もしかして、あれかな?スモー
とか思っていました。

ということで、期待の「パワープレイ」でした。

ホッケーの試合をやります。
カードは、3種類あります。
「オフェンス」、「ディフェンス」、「キーパー」です。
各チーム、「オフェンス3枚」、「ディフェンス3枚」、「キーパー1枚」の7枚のカードを使ってプレイします。

各プレイヤーに、7枚ずつカードを配ります。
残ったカードは、種類別に裏向けの山にしておきます。

プレイヤーは、自分の手番で次の3つのアクションができます。

  • だれかと、試合をする。
  • ドラフトする。
  • トレードする。

 

  • ドラフトする。

自分のカードのなかから、いらないカードを1枚山ふだの一番下に入れて、その山ふだの1枚上のカードをめくります。
まあ、弱い選手をすてて、

「強い選手でろ!!」

と念じて、カードを引くわけです。
ここまでだけ聞くと、

「なーんだ。ただのトランプの『戦争』のバリエーションじゃん」

と思うでしょう?
まあ、キーパーをどこに出すかとか、心理作戦はあるけど、結局数が大きい、引きの強い方が勝ちじゃん。
でも、このゲームは、それだけでは終わらない「トレード」というおそろしい罠があるのです。

  •  トレードする。

このゲームのすごいところ。
1人の人を指名して、「オフェンス」、「ディフェンス」、「キーパー」を指定して、相手のカードを引いて、そのポジションの自分のカードと交換します。
申し込まれた側は、トレードを拒否できない上に、申し込む側が出すカードは申し込む側で決めることができます。
これによって、試合をして勝ったチームがあると、そして、そこに強いカードが集中していると、試合後ドラフトの申し込みが殺到します。
はっと気づくと、自分の主力選手が、全部、相手の弱い選手と入れ替わってしまっているという……お、おそろしい。
しかも、「キーパー」は、各チームに1人しかいませんから、絶対に1対1の交換になるのです。
そして、「キーパー」で最強の選手が、「スモー」なのです。

思わず、わたしは、「スモー」を見た瞬間に、言ってしまいました。

「キーパー、トレード(笑)」

はじめは、バラックさんが独走状態で3勝ぐらいされていたのですが、トレードされまくりで、弱体化されたり、試合を申し込んでもらえなかったりで、最終的には、みんな、なかなか僅差のいいゲームとなりました。

今回は、5人でやったのですが、もっと人数が多いと、「弱い」とばれたチームは、試合を申し込みまくられたりするそうです。
負けても、相手に勝利点がつくだけで、こっちには別に害はないんですけどね。

リプレイどおりの軽くて、ノリのいい楽しいゲームでした。
何回も、連続でするゲームではないですけどね。
たまにすると、楽しい。そんなゲームかな?

最強のキーパー「スモー」は、やっぱり、太っているから「相撲」なんでしょうか?

と、これで、1/3ほどです。
それでは、また次回。

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新年。2003年1月5日。
京都に新しいボードゲームのサークルが誕生しました。
その名も、「京都ドイツゲームサークル」
立命館大学在学中のバラックさんが、主催されるゲーム会です。

りんも、お声をかけていただき、その記念すべき第1回のサークルに行って来ました。
では、その様子をレポートです。

「京都ドイツゲームサークル」は、月に1回、JR京都駅前の京都キャンパスプラザにて開かれています。今回の会場は、その第一演習室です。
京都キャンパスプラザは、京都駅で電車を降りて、京都の駅ビルの方へどんどん階段を上っていくと見えてくる京都中央郵便局の隣にあります。えーと、多分、地下におり行くと多分、着きません。階段をみたらのぼってください(笑)。

この日は、1時スタートということで、りんは、京都キャンパスプラザに12時45分ぐらいに着きました。
手には、「エルフェンランド」と「ワードバスケット」です。

京都キャンパスプラザは、大学における学術研究の成果その他の知的資産を活用することにより豊かな地域社会の形成に資するため、大学相互の間及び大学と産業界、地域社会等の間の連携及び交流を促進する活動その他の活動の用に供するために設置(設置者:京都市)された建物だそうです。
とても、きれいで近代的な建物です。1階に入ると、コンピュータがならんでいて、学生らしき人たちが、熱心に利用されています。

5階へエレベータでのぼって。
まだ、少し時間が早いかなぁと思いつつも、5階におりたって部屋をさがします。どれぐらい人が来ているのかな?
第一講義室は、エレベータをおりたすぐ目の前の部屋です。ここか?
印象からいうと、なんか、ホテルの結婚式場みたいな感じですか?
なんと、ドアのなかから、次から次へと人が出てきます。学生らしき人たちです。10数人はいます。

おお、すごいぞ「京都ドイツゲームサークル」!!

でも、なんか、いかにも、今終わったーー。という顔をしています。
まるで、授業が終わった後のような顔です。
もしや、「京都ドイツサークル」の前に、違う団体が使っていて、今、終わったところとか?

まあ、ということで、そのドアは、なんとなく素通りして、5階をぐるりと1周。

すると、エレベータの裏っかわにある部屋に「京都ドイツゲームサークル」の貼り紙。部屋には、「第一演習室」の文字が!!

??

また、何となく素通りして、ぐるりとまわってさっきの結婚式場みたいな部屋の前に。
「第一講義室」
「演習室」 ○
「講義室」 ×

なっとく。

で、「演習室」のドアをあけて、京都ゲームサークルの部屋に入りました。

なかには、バラックさんとスタッフをしてくださるバラックさんのお友達がおられました。

この日1日で、りんは、なんと10ゲームもしてしまいました。
子ども時代から考えても、こんなに長時間、こんなにいろいろなゲームをしたのは、はじめてでした。
いつもは、わたしの相手は、子どもばっかりなのですが、大人が相手というのもはじめてでした。

バラックさんは、会が楽しくなるように、すごく気を配ってくださっていました。
また、普段は、ネットをとおしてでしか知らない、たくさんの方に出会って、一緒に遊ぶことができました。
半日、楽しく過ごせました。

それでは、記憶が曖昧で順番や内容などが間違っているところもあるかもしれませんが、遊んだゲームのレポートをしてみたいと思います。