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こぶたのレース

「こぶたのレース」も、「ミッドナイトパーティ」をやったのと同じご家族と。あと、そこに2年生の女の子が入って遊びました。
子どもたちは、最初は家族で遊んでいることも多いのですが、慣れてくると、こうやって自分の好きなゲームのところに自分で動いてきたり、ヒマそうにしているスタッフが誘ったりして、いろいろな子どもや、家族とも交流します。
なかには、子どもたちだけでグイグイとゲームを進めていく頼もしいグループもいます。
さて、今回もわたしが、インストを。

「コブタたちのレースゲームです。コブタたちが、タイルの上の道をレースします。でも、道はとってもせまいのです。
普通のコブタたちなら、道がせまくて追い越したりできないのですが、このコブタたちは、なんと、サーカスのコブタたちなんです。
うしろから、追い越そうとしてきたコブタは、ジャンプして、前のコブタの上に乗れるのです」

と説明して、コブタのコマの上にコブタを乗せます。

「下のコブタもサーカスのコブタです。上に誰が乗っていようが、乗せたままどんどん走ることができます」

木でつくられた色とりどりのコブタのコマが、なんともかわいいゲームです。

「このゲームは、どこの国のゲームなんですか?」

と、コマを手に取りながらお父さん。うん、これも、好感触です。でも、わたしは、それほどくわしくないんだよ。ゲームを始めたのが最近だから。

「おそらく、これもドイツだと思います。ドイツでは、こういった子ども用のゲームも、大人用のゲームも、すごく盛んなんだそうです」

うーん。箱についてる青いポーンのマークは、多分、子どものゲーム大賞かなにかのマークだったと思うけど、そこまでは解説できない。
今度までに、勉強しておこう。

さて、ゲームスタートです。
サイコロの目は、1~4までだけです。「1」と「3」に黒い目があって、これが出た場合、自分がしんがりならばもう1度サイコロを振ることができます。
だからレースは、ダンゴ状態、乗りつ乗られつのけっこう混戦状態になります。

これだけですと、サイコロ運だけのゲームなのですが、ちょっと考えるところは、コースを延長するルールです。
自分の手番に1回だけ、もう走りきったコースを道の最後につけ足して延長することができます。でも、もし自分がトップだったりしたら、つけ足さなくてもいいのです。
コブタたちの足は、けっこうゆっくりです。だから、一気にタイル1つ分を走りきってしまうということは少ないです。でも、そう思って安心していると、いつの間にか自分の上にたくさんコブタが乗っていて追い越されたりします。
自分がトップのときは、道をのばそうか、そのままにしておこうか、けっこう考えます。
大人は、道を全部のばしました。
そして、トップは2年生の女の子。そして、その上にわたし。
ゴールは、あと少し。

「うーんと、ゴールできなかったら、道をのばすね」

作戦、考えています。
コロコロ。
4。
ゴールまで走り抜けました。

ということで、今回は女の子とりんの同率首位でした。

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回数を重ねるごとに、スタッフ、参加されるご家族ともに、増加しております。

きょう、わたしが子どもたちと遊んだゲームは、

「3Dパイプビルダー」
「ミッドナイトパーティ」
「クラウン」
「ファンタスミ」
「Hive」
「ワードバスケット」
「ソロ」
「ココタキ」
「九路盤囲碁」
「こぶたのレース」
「ボーナンザ」
「メトロ」
「てんとう虫のパーティ」
「りこうなバウワー」

ぐらいだったかな。
忘れないうちにメモメモです。

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こぶたのレース

今日も、元気な4年生です。
どうも、最近来なかったのは、風邪で学級閉鎖になっていて学校が休みになっていたからのようです。

「風邪?きみたちが?」

「わたしは、風邪ひいてへんねんけどな、学校休みやし遊びに行けへんかってん」

あいかわらず、元気いっぱいの4年生たちです。
来てくれたのは、3人。

「今日は、カードじゃないやつが、したいなー」

とのリクエストです。
1回やってみようということで、「こぶたのレース」を選びました。
サーカスのコブタくんたち。なんて、この子たちにピッタリなテーマだ。サーカスの元気いっぱいさもピッタリなら、コブタのかわいらしさ(太ってるってわけではありません)もピッタリです。

「こぶたのレース」以外にも、いろいろな名前で発売されているゲームです。
今、Webで調べてみましたが、「すすめコブタくん」、「こぶたのかけっこ」、「ラッセルバンデ」等々、いろいろな名前が出てきます。
いろいろな邦題があるのは、たくさんの人がこのゲームを楽しいと認めていて、いろいろな会社で輸入されている証拠みたいなものです。

ブタのコマがとってもかわいいレースゲームです。
コブタたちは、ただ者ではなくてなんとサーカスのコブタだそうです。
その華麗な技の数々は、ドイツ語の説明書にたくさん載っています。
ただし、華麗すぎる技は、レースをしてないときにしかできません(笑)
それを知ったときは、ちょっとだけショックでした。いや、なんとなく、そういう気はしていたんですが。

レースするコースは細い一本道です。
だから、前のコブタを追い越すときは、ヒラリと前のコブタの背中の上にのって追い越します。
ときには、背中に何びきもコブタを乗せたそのまま走ったりします。
これぐらいなら、走りながらでもお茶の子さいさいでできるのです。

まずは、8枚のコースの描かれたゲームボードをつなげて並べます。つなげ方は自由。だから、毎回、いろいろなバリエーションのコースが遊べます。(実はゴールまでのマスの数が変わるだけで、コースのカーブとかには全然意味がないって?それは、言わない約束です)

プレーヤーは自分の色のコブタを選んで、コブタのコマとチップを取ります。
コブタのコマは、道の切れているスタート地点におきます。

サイコロを振って、出た目だけ進めます。でも、このサイコロ、「1」から「4」までしか目がありません。4面ダイス?いえいえ、ちゃんとした6面ダイスです。黒い「1」の目が2つと「3」の目が1つ。赤い「2」と「3」と「4」の目が1つずつです。

黒い目を出したときは、サイコロをもう1回振ることができます。ただしこれは、自分の順番が、1番うしろにいるときだけです。

さて、道は細い一本道です。前にいるコブタは、飛び越えて進みます。でも、同じところに止まったら?これが、このゲームのおもしろいところ。なんとコブタは、そのマスに止まっているコブタの上に乗っかるのです。
これは、いくらでも重なって乗っかることができます。そして、下になっているコブタの順番が来て進むときは、上に乗せているコブタたちも一緒に運んであげます。

コースは8枚のタイルでできていますが、自分の手番の時に1回だけ、走り終わったコースのボードを1番最後のボードにつなげて、コースを長くすることができます。

コースを通り抜けた人が、ゴールです。

「コブタさんのレースです。サイコロの分だけ進みます。道はとっても細いので、同じマスになると背中におんぶされます」

4人分のコマを、背中にトントンと積み上げてあげると、

「おおー。きれい」

の声が。やりがいあるなぁ(笑)
この子たちの本当のサーカスしてるところ見せたら、もっと喜んでもらえるかもしれません。

「そして、下のコマが進むときは……」

「わかってるー。上も一緒に連れていくんやろー」

なんて、理解しやすいルールだ(笑)

「あと、最後の道を駆け抜けたらゴールです。でも、最期の道は、1回だけこうやってのばすことができます」

とこれぐらいのルールを説明して、スタートです。

最初このゲームを見たときは、なんでこんなサイコロを使うのだろうと思っていたのですが、理由が理解できました。
このサイコロを使うと、否が応でも、レースが団子状態になります。そして、自然にコブタたち、上に下にの大混戦になるんですねぇ。
乗ってなんぼ、乗られてなんぼのゲームです。

ちょっと、こまったのは、道がけっこう思わぬ方向に曲がっていって、スペースをけっこう取ることでした。机の上とかだと場所的に苦しいかもしれません。
わたしたちは、地べたでしてるのでしていたので、これは何とかなりました。

レースは、なかなかに盛り上がりました。

コースのつけ足しも全員ほぼ終えた終盤戦。
ゴールまで後2マス。3以上を出せばゴールです。
黒の「1」の目は、もう1回続けて振れますから、赤の「2」が出ない限りは次の手番でゴール確実です。

そのわたしのコブタの上に、後ろから乗ってくる乗ってくる。4ひき全員が合体してしまいました。

「うわー。これは、おっちやんの番で、全員、一緒にゴールやなぁ」

はじめてやったゲームで、爽やかに全員ゴールイン。
なかなか、おいしい展開です。
神様は、このゲームのレポートをこんなに美しいものにしようとはじめから考えておられたようです。

コロコロ。

「2!」

2?

せっかくの美しい展開が……。

全員一緒に、ゴール手前に。

「次はだれ?」

わたしの上に乗っているコブタさん。

もしかして、わたしだけが取り残されて、後全員がゴールというパターンですか?

………
……

そのパターンでした(笑)

やってくれるわ。神様。
こんな展開、だれも信じてもらえへんぞー。
しかも、なんで、最後にはまるのが、りんなんやーー

4年生、大爆笑。
ドラマを生みつつ、幕を閉じました。

最近、負け癖がついております。